小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

一発に沈むものの意地は見せた

2011-05-22 22:54:06 | 千葉ロッテマリーンズ
今日の俊介の出来だったら、なんとか勝ちをつけてやりたかったですが…。

広島の栗原が決勝3ラン=プロ野球・広島―ロッテ(時事通信) - goo ニュース
広島が連勝した。六回にトレーシーの適時二塁打で追い付き、八回2死一、二塁から栗原が1号3ランを放って勝ち越した。2番手で1回を3人で抑えた上野が今季初白星。ロッテは前田健に10三振を喫し、引き分けを挟んで5連敗。


[ニッカン式スコア]

○ 上野の次は博物館動物園 1勝1敗
S ♪さわやかサファテ~ 1勝10S
● ロザ 2敗
HR 「ようやく、ようやく、ようやく出た栗原」1号(by小野塚アナ@NHK)

先々週土曜日の楽天戦に勝利して以来、昨日土曜日の横浜戦の延長12回引き分けを挟んで4連敗中のマリーンズ。
加えて今月から復活したナイター開催でもまだ一度も勝利を収めておらず、更に日曜日も今年は未だ未勝利。
そして今日は移動日無しで広島でのナイター。日曜日。そしてマエケン。
かたやこちらは所沢とマリンで無残に打ち砕かれてしまった俊介。「今日こそは」の意気のマウンドとなることを期待してのプレイボールに、どこにでも行くロッテ馬鹿の皆さんは、明日が三次開催ということも相まって、飛行機で、夜行バスで、新幹線で続々と広島に集結。
交流戦といえば人それぞれ、普段はセリーグ球場へ行かないと見られないお目当てのチームの選手を見ることであったり、或いはマスコットバカが「負けられない戦い」と称して中日戦に全てを託したり(笑)、或いは広島戦での応援合戦であったり。個人的にはやはり広島戦の応援合戦は「譲れない戦い」になってございます(笑)。

そんなマエケンと俊介の投げあいは締まった展開に。
マエケンが初回から全力投球で三者三振に斬って取れば、俊介は本来のブレーキが利いた球で相手打線を翻弄。打たせて取るいつもの俊介らしい内容。
先制したのはマリーンズ。
井口、福浦と続いて無死1、3塁。里崎の犠牲フライで井口生還。

…思えば、ここでもう1点、2点と畳み掛けられなかったのが、やはり苦しい台所事情というべきか、低調な打線の状態を表しているのではなかったか。
清田が続いて1死1、2塁。このイニング3安打で畳み掛けたいところだったが、今江の打球はセンター方向を意識したもののセカンドライナー、飛び出していた福浦帰れず。
まあ、逆に考えれば相手とてエースマエケンたるもの、最大のピンチを1点で凌いだのだ。
でもなあ…。
相手からそうそう点が取れない状態のマリーンズ打線というのは分かっている。だからこそ、取れるチャンスの時に取っておかないと、後で1点がじわじわ重たくなってしまうということなのか。

俊介も打たせて取るピッチングで相手を翻弄しつつも、6回裏にトレーシーの2ベースで同点に追いつかれる。
追いつかれると苦しくなるのが今のマリーンズの胸の内。
7回表1死後、今江のセカンドゴロを東出がトンネルを貫通させてしまい1死1塁。
打順は8番ほっしゃん。
中日戦ではホームランを打っているものの、その後が全くヒットが出ず苦しい状況。
それでもオギタカの離脱で突然転がり込んできたチャンスに、今日もしゃにむに食らいつき、ヒットこそ出ないものの、守備では再三の好プレーを見せる。5回裏には無死1塁から石原のセンター前という当たりを回り込み2封し、直後にレフト前という当たりをジャンプ一番のファインプレイ。
この流れなら、或いはチャンスを繋げる打撃も期待できるとおいらは腕を撫していたのだが、フルカウントまで持ってきたものの残念ながら三振。自動スタートの今江は2進。
同点に追いつかれた以上、ここは勝負に行かねばならぬ。俊介に替えて代打神戸勝負。
その神戸がまあよく粘る粘る。暴投で今江が3進。ここはなんとしてもランナーを返したい。
ファウルファウルで粘ったものの、最後は強烈なファーストゴロ。栗原が弾いたか取り損ねたボールをセカンド東出がバックアップ、神戸はアタマから突っ込んだものの間に合わず…。。。

まあ、仕方ないよ…。
ここまで神戸が頑張って粘って粘ってマエケンに食らいついて、そして最後はアタマから突っ込む気持ちを見せてくれたのだから、それでアウトならしょうがない。
アタマから突っ込んで、アウトを告げられるとグラウンドを拳で叩いて悔しがった神戸。
その気持ちさえあれば、今は苦しいかもしれないけれど、明日は絶対に開けるはず。
今日の悔しさを、俺はしかと受け止めたぜ。俺は絶対に忘れねえからな。

神戸のこのヘッドスライディングに関しては賛否両論あろうかと思う。怪我したらどうするのかという御指摘は至極ご尤も。

でもさあ…。
ヤボなことは言いなさんな。
今やってきているチャンスに、がむしゃらに食らいつく男の意気込みなんだぜ。
男なら分かってやれよ。いや分かってくれ。

こんな展開だからこそ、取りたかったよなあ…・゜・(つД`)・゜・

8回のロサは誤算だったが、これまで貢献もしてくれているから、まあ仕方ないといえば仕方ないが、敢えていうなら、投げたくて投げたスライダーがすっぽ抜けて、直球勝負しなきゃいかん状況であのコースに放ったらそりゃ打たれるっぺよ。
8回、栗原に痛恨の一発を浴びた状況は、配球云々以前の問題。
その前の丸とトレーシーには変化球を多用していて、トレーシーの打席では変化球が抜けて入らなくなっていた。サトのリードに2度首を振り、選択したボールがスライダー。それが全く変化していなかったりトレーシーに当たったり。
こんな状況では、いくらサトでも変化球勝負は行きづらい。
ストレートでコースを突く他ないと思っていたら…。
ああ、せめてもう少し高めか低目へ行っていれば…と思ったが、思いっきりインコースよりのベルトの高さに行ってしまい万事休す。

こうなったらもう仕方ないよ…。

でも、打つ方でなかなか結果が出ないほっしゃんは華麗なグラブ捌きを見せているし、神戸は目の前のチャンスに食らいつく気持ちを見せてくれた。
その気持ちを見せてくれる限り、ファンが折れることはないです。絶対。
たとえ交流戦、ナイター、日曜日に勝てないと言われようとも。

しっかし、毎年毎年広島カープには感謝してもしきれないくらい。
必ずといっていいほどどちらか一試合は地方開催を織り込んでくれるから、我ら旅好きにはたまらんのですよ。
明日は三次開催で、どうやら三次のホテルはどこも満室状態ですと。
宿無しの人はレンタカーかな…。三次発の広島行きの芸備線終列車(「終電」ではない!!)は21時36分だからなあ…(・・;)

こうした旅の組み立てを考えるのも、遠征の大きな楽しみなのであります。


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