8月5日、池ふくろう展最終日。照りつける太陽が肌をこがす。じりじり・じりじり・・・・・。
いやあ、実際にかなり日焼けをしてしまった。気温35度。
A子からメールがくる。
「出展おめでとうございます!〇〇さんにとって素敵な一日になりますように・・・・」
なんという上品なメールなんだろう。
すかさず返信。
「メール、ありがとう!今日は素敵な一日になると思うよ。最後にあなたがきてくれればね・・・・」
なんというすばらしい回答!!
これでべたぼれ間違いなし!!
16時ちょっと前にA子がきた!!
「こんにちわー!」
「おお、良く来たなー!」
人陰がふたつ。あれ?もうひとりいる。
今は別の保険会社でがんばっている〇子さんだった。
「こんにちわー!」
「お・おお。ひさしぶり」
「〇〇さん、すごーい!!絵、うまいね!」
A子、私にそっと耳打ち。
「ごめんね、お昼に一緒にお茶飲んでたんだけど〇〇さんが絵を出展するっていったらついて来ちゃった」
「ま・まあ、いいんじゃない?ひさしぶりだし」
ちょっとがっかり。まあ、いいか!
テーブルにはワインとお菓子が置いてある。ワインは一杯300円。とてもうまい!
私が来る前に見に来たF子が遠慮なくお菓子を平らげて帰っていったそうだ。
恐るべきF子!!
「ますますうまくなってるわね。前と全然うまくなってるね。」とA子。
「そりゃあ、美術館に行って一般公募の作品の写真を撮ってブログで解説してるからね。」
「すごーい!!」
「12月のボヘミアン展、出展してみる?」
「出したい!たのしみだなあ」
A子は絵も描く。こういうときに趣味が同じだといい。
私の作品。絵画3点、Tシャツ1点、木箱(真ん中の赤い箱)1点です・・・・。
のちほどアップして解説します。
結局、A子は17時まで残っていてくれた。
「次回はワインで乾杯しようね」
「うん」
A子の黒い瞳が大きくなっている。これは私に興味を持っているサイン。
私にしかわからない。
「じゃあ、かえるね」
「ああ、気をつけてね」
A子は二度振り返り帰っていった。