あさねぼう

記録のように・備忘録のように、時間をみつけ、思いつくまま、気ままにブログをしたい。

ゆとり教育

2019-12-04 20:51:26 | 日記
ゆとり教育(文部科学省が指定した正式な名称でない)は、1980年代から始まった教育方針であり、この方針について文部科学省の出版する『学制百二十年史』では、各教科の指導内容大幅精選と思い切った授業時間削減が大きな特色とある。

ゆとり教育は、「詰め込み教育」と言われる知識量偏重型の教育方針を是正し、思考力を鍛える学習に重きを置いた経験重視型の教育方針をもって、学習時間と内容を減らしてゆとりある学校を目指した教育であり、1980年度、1992年度、2002年度の改定で徐々に内容の厳選が行われた。

ゆとり教育は、詰め込み教育に反対していた有識者から支持されていたが、学力低下の指摘から学習指導要領の見直しが起き、2011年度以降に、これまでのゆとり教育の流れとは逆の内容を増加させる学習指導要領が施行された。

☆ 話題となるゆとり教育は、実態はどうであったのか。方針は正しかったが、実践時に、教育者、保護者、関係者の間での、誤解や不安があって、真の改革に生かされなかったという。小中高の教育は、長い人生では、「モチベーション」と「コミュニケーション」力が培われぼ、具体的な学びはいつでも追いつけるとのことだが。(つかさ)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿