あさねぼう

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忠誠と反逆─転形期日本の精神史的位相

2019-09-08 21:03:07 | 日記
開国の時期における、自我の原則と所属する集団・制度への忠誠との相剋を描き、忠誠と反逆という概念を思想史的に位置づけた表題作のほか、幕藩体制の解体期から明治国家の完成に至る時代を対象とした思想史論を集大成。『古事記伝』のなかに、近代にいたる歴史意識の展開を探る「歴史意識の『古層』」を付す。

この本の目次

忠誠と反逆
幕末における視座の変革―佐久間象山の場合
開国
近代日本思想史における国家理性の問題
日本思想史における問答体の系譜―中江兆民『三酔人経綸問答』の位置づけ
福沢・岡倉・内村―西欧化と知識人
歴史意識の「古層」
思想史の考え方について―類型・範囲・対象


☆ 日本の転換期は三回あるといいます、戦国時代の下剋上、「開国」の幕末から維新、明治時代、そして昭和20年8月15日です。(つかさ)

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