柳川市中山地区の熊野神社境内に、樹齢300年ほどの大藤があります。昨年に続き今年もまつりは中止になりましたが、見学は自由でした。行ったのは今月半ば。隣接する駐車場から神社までは藤のアーケードが続いており、ここだけ一部に白藤があります。
いつもだと、まつり期間中は藤棚の下にテーブルや茣蓙が置かれていて、観覧客がのんびりと談笑しながら藤を観賞する光景が見られます。今年は何もなく、がらんとしていて人が少ないですね。藤は満開近しでした。
参道にかかる太鼓橋の上にも藤棚があります。
人と藤との距離が近いです。向こうに一の鳥居が見えます。地元の人は普段、この参道を歩いて参詣します。
太鼓橋の下には川が流れており、垂れ下がる房を橋の上から見ることが出来ます。
川に下りて太鼓橋を見上げたところです。
川の対岸から見た藤棚。
参道の突き当りは拝殿です。例年、軒を並べている露店は今年はありません。さっぱりとしたものです。私の地方では、藤の名所といえばほとんどが神社の境内です。
紫が流れ落ちているような錯覚を覚えます。中山地区は田園地帯にある小さな農村集落です。でもここの大藤は花巡りのルートに入っているようで、毎年、外国人団体のバスツアーがやって来ます。今年は人もまばらで静かです。
長居はせず、帰ることにしました。先ほど通った藤のトンネルへと歩きます。
数日後には黒木町にある素戔嗚神社の大藤へも行きました。今年の藤見物はこの2か所です。
知りませんでした
合併前は三橋町中山地区でした。
ここは他の藤の名所と違い、
藤棚の下に白い丸テーブルと椅子が並べられていて、
座ってお喋りをしながら藤を観賞できます。
ここはスケールが違うようです。
途中は何処にも立ち寄らず、
こそっと出かけてみたくなりますね。
黒木の藤は山の中、中山の藤は田園地帯にあります。
どちらも自宅から半時間の距離です。
藤棚の下にいると甘い香りが漂ってきます。
見事な藤棚風景、満喫させていただきました。新型コロナ禍、かの大国の観光客の姿無しで ゆったり見物出来ること、ある意味、歓迎ですね。
今年は人も少なく、静かな花見でした。
長居するような雰囲気ではなく、一抹の寂しさはありましたが、漂ってくる藤の香りに満足しました。
コメント有難うございました。