大刀洗平和記念館を見学しました。場所は筑前町で町立の施設ですが、大刀洗町に隣接しています。戦前、この地に東洋一といわれた大刀洗飛行場があり、多い時には数千人の兵士や飛行学校の生徒がいました。しかし昭和20年3月に二度にわたる大空襲を受け、飛行場は壊滅します。
記念館には当時の飛行場や人々の生活、大空襲と特攻隊の資料などが展示されています。また館内には南方の島で発見された零式戦闘機と博多湾で引 . . . 本文を読む
昨日、孫息子を連れて八女方面へ食事に行きました。その帰り、八女伝統工芸館に寄りました。祖父としては教育的な配慮もあるのですが、反応はいま一つです。
伝統工芸館は、昭和60年に廃止された矢部線の筑後福島駅跡にあります。八女は伝統工芸の盛んな土地柄で、右の石灯籠は高さが10メートルあります。
先月の豪雨災害で小石原焼の窯元も被害を受けました。いま各地の道の駅や公共施設に、支援 . . . 本文を読む
毎年、この時期になると各地で平和に関する催しが行われます。久留米では六ツ門図書館で平和資料展が開催されています。久留米市は明治時代から軍都として発展してきました。資料展では明治以降の資料が展示されていますが、昭和の戦時下の資料を少しご紹介します。
襖の破れは演出でしょうか。この部屋は常設で、先般は「昔のくらし展」にも使われました。その時とは調度類が違うようです。
当時のラジオです。 . . . 本文を読む
久留米市美術館で「生誕140年 吉田博展」が開催されています。昨秋、石橋美術館から引き継いで2回目の特別展になります。私はこの美術展で初めて彼の名前を知りました。もちろん彼の絵は初見です。
彼は明治9年に久留米市京町で生まれました。同郷の坂本繁二郎や青木繁の6歳年上になります。生家も近くです。23歳の時に渡米。展覧会が大成功して、ヨーロッパを経由して帰国します。彼は日本ではあまり知られていま . . . 本文を読む
先月まで九州国立博物館で「京都 高山寺と明恵上人 鳥獣戯画」展が開催されていました。鳥獣戯画は教科書で見たことがあります。実物を拝観できるということで勇んで出掛けました。
いつもの博物館です。今では大宰府の自然の中に溶け込んでいます。
博物館に入ると幾重にも列が出来ていて驚きました。九博のホームページに係員が観覧者に移動を促すことがあると書いてありましたが、こんなに多いとは思いません . . . 本文を読む