九州芸文館で「髙島野十郎展」が開催されています。昨年、福岡市にある県立美術館でも同様の展覧会がありました。
九州芸文館です。田園地帯の中にあり、いつ来ても静かです。
展覧会の入り口です。
髙島野十郎は明治23年、久留米市の酒造家に生まれました。野十郎は孤高の画家ともいわれ、既存の画壇に背を向けて独学で絵を学びます。私は彼の静物画と月の連作が好きです。月の絵 . . . 本文を読む
久し振りに八女の伝統工芸館に行きました。入ってみると1階の展示場は少しがらんとしています。職員さんが2階で常設展示があっている事を教えてくれました。
2階の常設展示場です。以前はイベント会場でした。
八女には伝統工芸品が色々あります。有名なのは仏壇と提灯、それに和紙です。それぞれ職人の手作りです。
これは赤坂人形です。赤坂は地名ですが、この . . . 本文を読む
九州芸文館で筑後七国匠のアート展があっていました。アートといっても鑑賞用の工芸品ではなく、身近な日用品です。地味な展覧会ですが見に行きました。色々あった中から数点紹介します。
久留米絣の反物です。絵絣ではなく、大きな模様を織り出しています。私は絵よりも単純な文様の方が好きです。
畳表です。国内で藺草の最大生産地は熊本県の八代地方です。筑後地方も昔は藺草栽培が盛ん . . . 本文を読む
「石橋美術館物語ー1956久留米からはじまる」展を観てきました。さよなら特別展シリーズの掉尾を飾る展覧会です。出品作は石橋美術館コレクションに、ブリヂストン美術館所蔵の作品を加えた120点ほどです。展示品の中で5点が重要文化財ですが、4点は石橋美術館所蔵です。
本展はタイトルにもあるように、石橋美術館の誕生から今日までの60年に及ぶ歴史とその活動がテーマとなっています。展示構成の . . . 本文を読む
佐賀県立美術館で開催されている「ピカソ展」に行きました。ピカソ展とはいってもドイツのルートヴィヒ美術館のコレクション展です。
佐賀県立美術館です。ここを訪れるのは2回目です。
美術館内です。受付は左手にあり、展覧会は前回来た時には閉まっていた展示室で行われていました。
130点余りが展示されていましたが、油彩は7、8点ほどで、あとはエッチングなどの版画、陶器の絵皿、彫 . . . 本文を読む