筑後市にある九州芸文館で手塚治虫展が開催中です。開館5周年記念ということですが、手塚治虫生誕90周年事業の一環のようです。観覧者は年配の方が多かったです。日曜日なのに子どもの姿はまばらでした。
会場入り口のここだけが撮影スポットでした。
入り口手前には机や道具、セル画を描く机などが置かれていました。会場内には漫画の原稿やアニメーション原画など200点余りが展示されてい . . . 本文を読む
久留米市美術館で「岸田劉生と椿貞雄」展が開催されています。
岸田劉生は私の好きな画家ですが、椿貞雄の名前は初めて知りました。椿は山形県米沢市の出身で、18歳の時に上京して自画像を岸田に見てもらい激賞されました。それ以来、椿は岸田とともに行動し、岸田に深く傾倒していきます。
展覧会では二人の作品が160点ほど展示されています。椿は生涯を岸田に師事しましたが、展示作品を観ているとモチーフや画 . . . 本文を読む
「鞠子 名物茶店」
鞠子は丸子とも。ここの名物はとろろ汁です。私は九州に住んでいるので、東海道の地理やこの辺りの名所旧跡に疎いです。関東や東海地方の方には馴染深い地名でしょう。この画に描かれた茶店は老舗として現存しているそうです。
「嶋田 大井川駿岸」
越すに越されぬと詠われた大井川の渡し。両岸にあった宿場の島田の方の風景です。大 . . . 本文を読む
九州芸文館で「広重展ー雨、雪、夜 風景版画の魅力をひもとく」が開催中です。歌川広重は1797年生まれ、生誕220年になるそうです。名前を見て最初は安藤広重とは別人かと思いました。昔の教科書では安藤広重の名前で教わりました。
本展では150点近くの版画が出品されています。広重は五拾三次を幾つもの版で出しています。会場にはそれらの版や後年の木曽街道、江戸・諸国・伊勢などの名所図絵が展示されていま . . . 本文を読む
いま九州国立博物館で表題の特別展が開催されています。鉄砲伝来から江戸初期に鎖国するまでの約百年間のアジア・ヨーロッパとの交流を、美術の面から辿ろうとするものです。
いつもは天満宮の方から来ますが、この日は反対の博物館駐車場に車をとめました。
展覧会では織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三代にわたる南蛮文化やキリスト教の影響を内外の美術品で見ていきます。しかし特別展のテーマが桃山展とあ . . . 本文を読む