FIFA女子ワールドカップ中国2007・予選プレーオフ大戦
2007.03.10(Sat)14:00K.O Att.10,107人
日本女子代表 2(1-0)0 メキシコ女子代表@国立競技場
”クイーン澤、国立へ降臨”
ワールドカップへの出場権を賭けたメキシコとの一騎打ち。初戦はホーム国立。次週(3/17)のアウェイ戦はメキシコの高地トルーカ、標高2600メートル。
初戦ホームで勝利しなければワールドカップ出場が遠のく、「絶対に勝たなければいけない」試合。「負けられない戦い」ではなく、「勝つしかない」戦い。
この大一番に、国立に集まった観衆は1万人を越えた。
私は、19:00キックオフ@三ツ沢の横浜ダービーまで充分に時間があったので、国立に観戦に来れた(14:00K.Oの大宮vs東京@埼スタは断念。東京の皆様、ゴメンナサイ)。けれども、時間的都合で国立へ足を運べなかった各Jクラブのファンも多かったと思う。Jリーグのキックオフ時間を調整できれば良かったろうけど、色々あって難しかったのだろう。そんな中でも1万人を越えるファンが集まったのは、うれしい光景だった。
キックオフ前、選手がピッチ上で円陣を囲んで気合を入れる。その直後、澤の”行くぞー(と言ったか?、ヨッシャーと言ったか?詳細は不明だけど)”とバックスタンド上段まで聞こえたほど気合の入った声が響く。澤は本当にハートの熱いフットボーラーだ。日の丸が胸に輝く。U-23の代表選手たちにも、この姿勢を見習って欲しいと思う。
試合は序盤から日本が優勢に進めるものの、なかなかゴールが決まらない。ストレスが溜まりそうな展開の中、20分に中盤でMF5・宮本がミスからボールを奪われて、メキシコの高速カウンターを食らう。エースのFW9・ドミンゲスにパスが通り、GK・福元と1対1の大ピンチ。ドミンゲスの左足から強烈なシュートが放たれ、日本ゴールを襲う。誰もが目を覆った瞬間、福元が積極的な飛び出しからシュートをブロック、気合のセーブで日本を救う。ナイス、福元。ありがとう!
ピンチを防いだ後もしばらくはメキシコの時間。そこを凌いで迎えた38分。左サイドを深く切り裂いた宇津木が左足でメキシコゴール前にファイン・クロスを上げる。メキシコDFに競り勝った澤の渾身ヘッダーがメキシコゴールの右隅に決まって、ゴォォォッォォォーール、日本が待望の先制点。1-0。
その後も日本が押し気味に進めたが、このまま1-0で前半終了。
55分、宮本out、柳田in。
65分、メキシコ選手のループシュートが福元の頭上を抜けて、日本ゴールへ放物線を描く。ヤバイと心臓が止まり掛けた瞬間、ボールが”ゴンっ!”とバーを叩く。今度はゴール・バーが日本を救った。ホッ。。。
67分、前線で奮闘していたFW11・大野out、18永里in。
69分、追加点が欲しいが、なかなか奪えずに苦しい時間が続いていた日本を、再び澤が救う。メキシコ陣内深くの左サイドでボールを受けた澤は、冷静な足技でメキシコDFを抜き去った後、ゴールライン付近まで切り込み左足でスーパークロスを放つ。ドンピシャで合わせたのが見山のヘッド。メキシコゴールをブチ破ったヘッダーが決まって、喉から手が出るほど欲しかった2点目を奪う。2-0。
79分、柳田が左サイドから上げたクロスに飛び込んできたのが、澤。ジャンピング・ダイレクト・ボレーを右足から放ったが、ボールはわずかにバーの上を通過。ゴールならず。しかし、子供の頃に”ダイヤモンドサッカー”で観たフライングダッチマンのような美しいスーパーボレーだった。
このまま、その後は危なげなく、2-0で試合終了。
試合後、なでしこの選手たちが場内を一周して観衆の応援に応えた。
みんなタフでイイ顔をしていた。メキシコの高地でも、彼女たちならばきっと勝って帰ってくると確信できた。それくらい充実した表情だった。
日章旗が舞い、”ニッポン・コール”が止まない国立には、熱いハートがビシビシ伝わってくる日本代表がいた。U-23代表の男子も刺激を受けて欲しい。
クイーン・澤、女にしておくには、余りにも勿体無いフットボーラーだ。
「キング・澤が日本代表にいたら、、、」と想う。
2007.03.10(Sat)14:00K.O Att.10,107人
日本女子代表 2(1-0)0 メキシコ女子代表@国立競技場
”クイーン澤、国立へ降臨”
ワールドカップへの出場権を賭けたメキシコとの一騎打ち。初戦はホーム国立。次週(3/17)のアウェイ戦はメキシコの高地トルーカ、標高2600メートル。
初戦ホームで勝利しなければワールドカップ出場が遠のく、「絶対に勝たなければいけない」試合。「負けられない戦い」ではなく、「勝つしかない」戦い。
この大一番に、国立に集まった観衆は1万人を越えた。
私は、19:00キックオフ@三ツ沢の横浜ダービーまで充分に時間があったので、国立に観戦に来れた(14:00K.Oの大宮vs東京@埼スタは断念。東京の皆様、ゴメンナサイ)。けれども、時間的都合で国立へ足を運べなかった各Jクラブのファンも多かったと思う。Jリーグのキックオフ時間を調整できれば良かったろうけど、色々あって難しかったのだろう。そんな中でも1万人を越えるファンが集まったのは、うれしい光景だった。
キックオフ前、選手がピッチ上で円陣を囲んで気合を入れる。その直後、澤の”行くぞー(と言ったか?、ヨッシャーと言ったか?詳細は不明だけど)”とバックスタンド上段まで聞こえたほど気合の入った声が響く。澤は本当にハートの熱いフットボーラーだ。日の丸が胸に輝く。U-23の代表選手たちにも、この姿勢を見習って欲しいと思う。
試合は序盤から日本が優勢に進めるものの、なかなかゴールが決まらない。ストレスが溜まりそうな展開の中、20分に中盤でMF5・宮本がミスからボールを奪われて、メキシコの高速カウンターを食らう。エースのFW9・ドミンゲスにパスが通り、GK・福元と1対1の大ピンチ。ドミンゲスの左足から強烈なシュートが放たれ、日本ゴールを襲う。誰もが目を覆った瞬間、福元が積極的な飛び出しからシュートをブロック、気合のセーブで日本を救う。ナイス、福元。ありがとう!
ピンチを防いだ後もしばらくはメキシコの時間。そこを凌いで迎えた38分。左サイドを深く切り裂いた宇津木が左足でメキシコゴール前にファイン・クロスを上げる。メキシコDFに競り勝った澤の渾身ヘッダーがメキシコゴールの右隅に決まって、ゴォォォッォォォーール、日本が待望の先制点。1-0。
その後も日本が押し気味に進めたが、このまま1-0で前半終了。
55分、宮本out、柳田in。
65分、メキシコ選手のループシュートが福元の頭上を抜けて、日本ゴールへ放物線を描く。ヤバイと心臓が止まり掛けた瞬間、ボールが”ゴンっ!”とバーを叩く。今度はゴール・バーが日本を救った。ホッ。。。
67分、前線で奮闘していたFW11・大野out、18永里in。
69分、追加点が欲しいが、なかなか奪えずに苦しい時間が続いていた日本を、再び澤が救う。メキシコ陣内深くの左サイドでボールを受けた澤は、冷静な足技でメキシコDFを抜き去った後、ゴールライン付近まで切り込み左足でスーパークロスを放つ。ドンピシャで合わせたのが見山のヘッド。メキシコゴールをブチ破ったヘッダーが決まって、喉から手が出るほど欲しかった2点目を奪う。2-0。
79分、柳田が左サイドから上げたクロスに飛び込んできたのが、澤。ジャンピング・ダイレクト・ボレーを右足から放ったが、ボールはわずかにバーの上を通過。ゴールならず。しかし、子供の頃に”ダイヤモンドサッカー”で観たフライングダッチマンのような美しいスーパーボレーだった。
このまま、その後は危なげなく、2-0で試合終了。
試合後、なでしこの選手たちが場内を一周して観衆の応援に応えた。
みんなタフでイイ顔をしていた。メキシコの高地でも、彼女たちならばきっと勝って帰ってくると確信できた。それくらい充実した表情だった。
日章旗が舞い、”ニッポン・コール”が止まない国立には、熱いハートがビシビシ伝わってくる日本代表がいた。U-23代表の男子も刺激を受けて欲しい。
クイーン・澤、女にしておくには、余りにも勿体無いフットボーラーだ。
「キング・澤が日本代表にいたら、、、」と想う。
J2リーグ・第1節 2007.03.04(Sun) 13:00K.O 観衆10,275人
V東京 5(1-0)0 草津 @国立競技場
『全緑疾走、今年のヴェルディには期待出来そう』
今日はとても天気の良い一日でしたね。快晴の国立はもう初夏のような陽気で、ボクはTシャツ姿でした。ジーンズ+ソックス+スニーカーでは暑くて、短パン+素足+サンダルの方が快適だったなぁとちょっと後悔するほどでした。
試合は、開始直後に新戦力・フッキが右サイドを速攻切り裂いて、マイナス気味のグラウンダークロスを送り、これを船越が右足でシュート。DFにブロックされた跳ね返りを左足で押し込んで、ヴェルディが幸先の良い先制ゴール。1-0。かつての未完の大器・新戦力の船越優蔵が先発の期待に応えた見事な一発。その時、キックオフからわずか「たったの52秒」。電光石火の先制点に国立は沸きに沸き、電線マンもびっくりの秒殺ゴールでした。
その後もヴェルディが、新戦力の名波やディエゴを中心に攻め立てるものの、2点目を奪えずに前半が終了。追加点を奪えそうで奪えない、ちょっとだけイヤな雰囲気が漂うハーフタイムでした。
しかし、後半開始直後の49分。左45度、35mの位置でヴェルディがFKを獲得。「えっ?ここから狙うの?、まさかなぁ???」とバックスタンドから声が聞こえる中で、フッキの左足が一閃。弾丸以上の、ロケットのようなシュートが草津ゴールに突き刺さり、2-0。バックスタンド中段からみたボールの軌跡は美しいというよりは凄まじいというほどに一直線で、こんなFK&シュートは見たことがないモノでした。このFKを観ただけでも、観衆は国立に足を運んだ価値があったと言えるほど、お釣りが来るくらいにね。
待望の追加点を後半開始早々に奪って、気持ちが楽になったヴェルディ。ココからはもうやりたいホーダイ。73分にCKのこぼれ玉を土屋が押し込み、3-0。83分にディエゴが決めて、4-0。とどめは89分に再びフッキで、5-0。「もう次節に取っておけば」って言うくらいの圧倒振り。ここまでイケイケだと、逆に次戦が心配になっちゃうくらいの得点ショーでした。
今季のヴェルディは、フッキ、ディエゴのドリブル突破、名波のキラーパスとリズムのある攻撃が特徴。昨年までのように中盤でコネクリ回すようなこともなく、観ていて判りやすいので、観客も見ていて楽しい。今日のお客さんも満足だったはず。ボク的には「去年にコレをやらていたら、横浜FCの昇格は危なかったんじゃないかい?」感じたのが素直なキモチ。
まだ初戦だけど、今季のヴェルディは注目ですよ!
来年は東京ダービー復活かな。
観衆は10,275人かぁ。もっといた気がするけどなぁ。。。
V東京 5(1-0)0 草津 @国立競技場
『全緑疾走、今年のヴェルディには期待出来そう』
今日はとても天気の良い一日でしたね。快晴の国立はもう初夏のような陽気で、ボクはTシャツ姿でした。ジーンズ+ソックス+スニーカーでは暑くて、短パン+素足+サンダルの方が快適だったなぁとちょっと後悔するほどでした。
試合は、開始直後に新戦力・フッキが右サイドを速攻切り裂いて、マイナス気味のグラウンダークロスを送り、これを船越が右足でシュート。DFにブロックされた跳ね返りを左足で押し込んで、ヴェルディが幸先の良い先制ゴール。1-0。かつての未完の大器・新戦力の船越優蔵が先発の期待に応えた見事な一発。その時、キックオフからわずか「たったの52秒」。電光石火の先制点に国立は沸きに沸き、電線マンもびっくりの秒殺ゴールでした。
その後もヴェルディが、新戦力の名波やディエゴを中心に攻め立てるものの、2点目を奪えずに前半が終了。追加点を奪えそうで奪えない、ちょっとだけイヤな雰囲気が漂うハーフタイムでした。
しかし、後半開始直後の49分。左45度、35mの位置でヴェルディがFKを獲得。「えっ?ここから狙うの?、まさかなぁ???」とバックスタンドから声が聞こえる中で、フッキの左足が一閃。弾丸以上の、ロケットのようなシュートが草津ゴールに突き刺さり、2-0。バックスタンド中段からみたボールの軌跡は美しいというよりは凄まじいというほどに一直線で、こんなFK&シュートは見たことがないモノでした。このFKを観ただけでも、観衆は国立に足を運んだ価値があったと言えるほど、お釣りが来るくらいにね。
待望の追加点を後半開始早々に奪って、気持ちが楽になったヴェルディ。ココからはもうやりたいホーダイ。73分にCKのこぼれ玉を土屋が押し込み、3-0。83分にディエゴが決めて、4-0。とどめは89分に再びフッキで、5-0。「もう次節に取っておけば」って言うくらいの圧倒振り。ここまでイケイケだと、逆に次戦が心配になっちゃうくらいの得点ショーでした。
今季のヴェルディは、フッキ、ディエゴのドリブル突破、名波のキラーパスとリズムのある攻撃が特徴。昨年までのように中盤でコネクリ回すようなこともなく、観ていて判りやすいので、観客も見ていて楽しい。今日のお客さんも満足だったはず。ボク的には「去年にコレをやらていたら、横浜FCの昇格は危なかったんじゃないかい?」感じたのが素直なキモチ。
まだ初戦だけど、今季のヴェルディは注目ですよ!
来年は東京ダービー復活かな。
観衆は10,275人かぁ。もっといた気がするけどなぁ。。。
久々に自宅最寄り駅のキオスクでエルゴラを購入。
店員のおばちゃんから「いよいよ明日から、また始まりますね」と声を掛けられる。こういう何気ない一言ってのは、気持ちが良いし、ウレシイ。
これで、朝からハッピーな気分。
エルゴラのメンバー予想は、
浦和
GK 山岸
DF 坪井、闘利王、ネネ
MF 鈴木、阿部
小野、山田、ポンテ、平川
FW ワシントン
横浜
GK 菅野
DF 和田、小村、早川、小野
MF 山口
滝澤、ヨンデ、奥、薮田
FW 久保
チケットは前売り完売。観衆は満員の6万人?
アウェイ横浜用ゴール裏席は2000人分くらいだろうから、
浦和:58000人 vs 横浜:2000人 = 24 : 1 。。。
まぁ、ゴール裏以外にも横浜ファンはいるだろうし、収容人数フルということも
しないだろうから、
仮に 浦和:50000人 vs 横浜:3000人としても、それでも17 : 1。
概算によるホームvsアウェイの応援人数比率は、「20人 対 1人」。
まさに、横浜ファンは劇団ひとり状態。
少ないけど、勝ってハマに帰ろうぜ!
店員のおばちゃんから「いよいよ明日から、また始まりますね」と声を掛けられる。こういう何気ない一言ってのは、気持ちが良いし、ウレシイ。
これで、朝からハッピーな気分。
エルゴラのメンバー予想は、
浦和
GK 山岸
DF 坪井、闘利王、ネネ
MF 鈴木、阿部
小野、山田、ポンテ、平川
FW ワシントン
横浜
GK 菅野
DF 和田、小村、早川、小野
MF 山口
滝澤、ヨンデ、奥、薮田
FW 久保
チケットは前売り完売。観衆は満員の6万人?
アウェイ横浜用ゴール裏席は2000人分くらいだろうから、
浦和:58000人 vs 横浜:2000人 = 24 : 1 。。。
まぁ、ゴール裏以外にも横浜ファンはいるだろうし、収容人数フルということも
しないだろうから、
仮に 浦和:50000人 vs 横浜:3000人としても、それでも17 : 1。
概算によるホームvsアウェイの応援人数比率は、「20人 対 1人」。
まさに、横浜ファンは劇団ひとり状態。
少ないけど、勝ってハマに帰ろうぜ!