11月30日(金)曇
日が差さない寒い一日。午後、コタツに入ったままでNHKラジオの「党首討論」を聞いた。日本記者クラブの主催。
この4年近くの日本の政治過程は小沢一郎が領導する「政権交代」という民主主義革命を検察庁と記者クラブマスコミが先頭に立って貶め、失敗に終わらせる過程であったといえる。
彼らは勝利し、凱歌を挙げたつもりだろう。安倍自民党総裁は「率直に言って野田さんは好きだ」とまで公言し、民主党を解体し、自民党青年部に変質させた同志にエールを送った。野田は恥ずかしげもなく、今は選挙戦を前にしているから自民党との差異を強調して有権者に判断してもらう時だなどという始末だ。これが一国の総理大臣と野党第一党党首のやり取りだから笑わせる。主人にこびるポチの姿ではないか。
記者クラブ・マスコミの腐り果てた記者の攻撃に応えた嘉田由紀子さんの発言はすごい。
出典●http://www.asahi.com/politics/update/1130/TKY201211300517.html
検察庁も裁判所もマスコミも小沢一郎を犯罪者にするたくらみに失敗した。彼らが恐れた小沢一郎の政治力は健在である。今それは「脱原発」を目指す草の根市民と結託して民自公・霞ヶ関の屋台骨を揺さぶろうとしている。
嘉田さんの言葉は痛快である。この将を得て、100数十年来の霞ヶ関支配に立ち向かう私たちの闘いは間違いなく鼓舞されるだろう。