11月4日(火)曇晴
昼から思いがけず晴れたので公園の林を散歩しました。久しぶりなので大事業のようです。それでも一周すると楽になって気持ちよくなります。
帰りにコンビニで「東京新聞」を買ってきました。僕の思いと重なる論説を読んで心強く感じました。そのとおりだ!
「傍観の悲劇」胸に刻む 「東京新聞」東京本社論説主幹 山田哲夫
(略)
大震災と福島原発事故は、政治への傍観や行政や専門家への「お任せ」が生存をも脅かす重大過失につながってしまうことを骨身にしみさせました。私たち一人ひとりが民主主義の主体的参加者、国や社会のあり方は考えても考えすぎることはない、と教えました。
総選挙でまず問いたいのは原発、エネルギー政策。福島事故が一年九ヵ月後の今も収束から遠く、十六万人に避難生活を強いている現状や事故は二度と起こしてはならず、高レベル放射性廃棄物の十万年の汚染の制御不能性から、脱原発は論理的必然、倫理的な要請でもあります。
それは私たちに内なる成長信仰やエネルギー多消費型生活の変更を迫るものです。受け入れの勇気があるかどうか、脱原発を掲げる各党、各候補の本気度を見定めつつ、同時に自らに問わなければなりません。
(以下・略)
原発安全神話の醸成に加担してきた新聞やTVに重大な責任があることは言うまでもありません。政党で言えば何より自民党です。
「東京新聞」以外の新聞はどういう紙面を作っているのでしょう?自民党にいたっては言語道断です。何もなかったように開き直ってフクシマと向き合うことを避けています。
プルサーマル推進のコマーシャルで稼いだ星野仙一さんはどうしているのでしょう?どんな顔をして「東北」楽天の監督を続けているのか?
星野仙一「関電コマーシャル」●http://www.youtube.com/watch?v=f4qvRlE0YJU&feature=player_detailpage
フクシマからはじめての総選挙です。社会を見つめ、自分を見つめ、鎮魂と怒りの一票を投じたいと切に思います。