川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

大潟村・男鹿半島 羽州花の旅(中)

2009-05-07 05:19:12 | 出会いの旅
 萩原くんの同学年・みゆきさんから「見ました」というメールとともに近影が届きました。大津にお嫁に行って?十年。中年を楽しんでいるようです。千葉の美緒子さんからはキヌサヤが届きました。食べたいなあと妻に言ったばかりだったからびっくり。菜園でとれたのをきれいなお菓子の箱に入れて送ってくれました。今年も忘れないでいてくれてありがとう。
 昨日で忙しい日々も過ぎたので、今日は妻が鯵のダシで食べさせてくれるでしょう。

 先日の旅のメモの続きです。 


  4月27日(月)曇り
 
 ◎秋田城跡 大潟村に向かう途中、地図を見ると土崎港の近くに高清水公園があり、そこに「秋田城跡」と書いてあるのでなんだろうかと寄って見る。立派な護国神社の駐車場の近くに外郭東門などが復元され、今なお発掘調査中のようだ。
 散歩中の女性が「出土品収蔵庫」の所在をを教えてくれたので、見学しているとボランティアの女性が丁寧に説明してくれる。
 多賀城や胆沢城と同じように古代王権が出羽の国を支配するための拠点。渤海との交流の拠点でもあったらしく水洗厠舎(かわや)跡が復元されている。878年には蝦夷(えみし)の反乱があったというが詳しいことはわからない。
 
 秋田城跡http://www.city.akita.akita.jp/city/ed/ac/Default.htm

 広大な史跡公園を歩いていると雉の鳴き声がする。やがて美しい雄の姿が見える。おおいに興味をそそるところ。他日再訪を期す。


 ◎ 大潟村干拓博物館

 広大な八郎潟干拓地を貫通する「菜の花ロード」をどこまでも走るとこの博物館に行き当たる。
 http://cs.ogata.or.jp/~museum/

 ぼくは「埋め立て」と「干拓」の違いも理解していなかった。このHPは良くできている。興味のある方は勉強して訪ねてみてください。まさに「百聞は一見に如かず」。でも、この世紀の大事業、後世の人はどう評価するのか?
 排水や塩害防止に未来永劫にカネもかかるだろう。素人ながら心配にもなった。

 疲れてきたので早めに国民宿舎・男鹿に向かう。

 
  4月28日(火)晴れ

 朝から晴れ上がる。起き抜けに近くの漁港に散歩。

 ◎入道崎http://www.oganavi.com/data/048.htm

 ◎赤神神社五社堂http://www.kensoudan.com/firu-naka-e/oga/aka.html
 なまはげ伝説の地。鬼が作ったという999段の自然石の石段を登る。カタクリなど季節の花も見られて充実した時間を楽しむ。五社堂のたたずまいはちょっと怖い。

 ◎大潟村桜並木  男鹿半島の海岸を一周したあと、大潟村の桜並木を通って八郎潟駅に向かう。どこまでつづくかわからない桜の道。こんな風景は此処だけだろう。
http://www3.ocn.ne.jp/~kmitoh/gensou/nanohana2.html


  昭和・男鹿半島ICから秋田道に乗り協和ICまで。ここからは雄物川の景観を楽しみながら今宵の宿・大仙市仙北町の「柵の湯」へ。