ホトトギス;時鳥草;油点草(ユリ科)花言葉は、永遠にあなたのもの。秋百合を小さくしたような、内側に濃い赤紫の斑点が密にある花を開く。山地の半日蔭や湿り気の多い所に生える。葉は互生し、笹の葉に似て先が少し曲がる。斑点が時鳥の胸毛の模様に似ているので、この名がつけられた。「墓の辺や風あれば揺れ杜鵑草 河野友人」「殉教の土の暗さに時鳥草 後藤比奈夫」「さなぎだに湖尻はさびし時鳥草 上田五千石」「林中に雨の音満つ油点草 清崎敏郎」。(蓼科の 時鳥草に 夕日さす ケイスケ)台風は北海道や東北に初雪を降らし、関東周辺は気温を下げて、冬の訪れを感じ、慌てて着衣を冬物に替える。(道端に 黄葉の落ちて 秋をしる ケイスケ)