goo blog サービス終了のお知らせ 

誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

アシタバ

2013-10-03 05:58:13 | 日記
アシタバ(せり科;シシウド属)花言葉は、旺盛な活動力。房総半島、三浦半島、伊豆半島、伊豆諸島、小笠原諸島など、主として関東から中部地方の暖かい海岸に多く自生している特産の海岸植物である。高さは1m内外、葉は大きく、二回羽状複葉をなして広がり、同じ海岸植物で同類のハマウドに似ているが、茎や葉を切るとハマウドよりもはるかに美しいレモン色の汁がしみ出てくるのが何よりの特徴である。葉面の色や光沢もハマウドよりも薄い。そして若葉の色や光沢はとりわけ美しい。葉柄の下の方が白い袋のようにふっくらとしてふくれているのも見て面白い。指先でちょっと触れて見たいような気もする。秋になって茎の頂端に大きな散形花序をだし、多数の淡黄色をした小さい花を密集して開く。花弁は五枚、内側に曲がっている。もちろん実もできるが、アシタバは花よりも実よりも若葉が食用になることがいちばんの魅力であろう。そのため若葉を今日摘んで食べても、明日またそれが出てくるというタフな意味で明日葉という名ができた。伊豆や大島や八丈島など観光客の多く行くところでは、若葉の佃煮を土産用に売っており、そのために「ハチジョウソウ」ともいつている。「芹よりも明日葉匂い売られけり 石塚友二」。同属に、ハマウド;アマニユ;エゾニウがある。(色といい 味も優れし 明日葉は たぐいまれなる 野菜の王者 ケイスケ)