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気力と体力のバランス

2017-10-19 21:23:37 | 日記
先般より、このブログでご紹介していた「美容室」の開店日を来月1日と当初の予定を下方修正し変更決定しました。

賃貸物件の賃貸契約に添付されていた店舗の面積に記載間違いがありました。むろん、それは「仲介の不動産屋のちょっとした確認不足」。
どういう事かと言えば、美容室の開業には「保健所への届け出」という開業申請業務が必須なのですが、店舗面積表示の間違いから申請書類訂正の後に再度の修正申請となったわけです。

この2ヶ月、体調が不安定のなかでの「美容室の開業準備」。
気力としては充分にあると思っていたのだが、「手に余ってしまった」ようで、進める業務に「細かいミス」が連続し始めた。あきらかに「気力と体力のバランスが崩れている」のは明白。

従来の私なら、なんでもないような簡単な部分でミスが連続発生する。
自分でも、「何で?」と思う。

これが、この美容室の開業準備だけではなく、長年従事し手慣れているはずの「国際法務」の業務にも「ミスが連続発生」してしまう。

思えば、二年ほど前からこうした傾向が出始めたようで、私を含めて複数で「分業」のように長年やってきた業務を、一人で行うようになってから、こうした傾向が出始めたようです。

二年前というのは他でもなく、20年以上一緒に仕事をしてきた、当事務所の最古参行政書士の突然の「痴呆の発症」とそれにともなう業務の大混乱と
その後始末。

一年ほど前から、自律神経の失調症状が私に発生しはじめてきた。
慢性的な頭痛と身体の痛み。

それでも従来からの「顧客第一」のポリシーで、「良心的」に仕事をしていたのだが、とうとう「回らなくなってきた」。とても残念です。

いろいろな仕事を自分の能力が年齢的にも落ちてきているのを見て見ぬふりして引き受けていたのが、その原因の大部分。

美容室が開業したあとは、意図的にしばらく仕事量を減らすことにしている。

友人の医師から「おまえ、そんなに自分の身体や精神力をすり減らして良心的に仕事をしてたって、顧客側はそんなにありがたく思ってる人なんか今の時代、誰もいないんだよ。少しは自分の事を考えたほうがいいね。」と何年か前から言われ続けている。

以前は、それに対する反対意見を強気でのべ続けてきた私だけれど、今年に入ってから、「それも一理ある」と思うような出来事が続いた。

この友人が「気分転換」に「焼き肉食いに行こうか?」というのを気が進まず断り続けて2ヶ月。
いよいよ断りきれなくなって、「焼き肉」に付き合ってみると、「全く身体が受け付けなくなっていた」。
喉を通っていかない、なんとも言えない気分の悪さがある。

いよいよ、恐れていた仕事をセーブしなきゃならない時がきたようである。

私の友人の中にも、私と同様の理由で「気力と体力のバランス」が安定しなくなってきた者も数人いる。

「優しさや根性良し」では、いまの「大クレーム時代」は乗りきれないのだろう。

もともと我々、自営業や会社役員などに「決まった定年退職」などない。

それは、自分で「定年退職」の時期を見極めろということだろうと思う。

あと、10年仕事を続けるためには、ここで、仕事をセーブし、小休止も必要ということなのかも知れない。と切に思う。








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