3足わらじのバーボン

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久々の「我が愛しのバーボン」

2016-11-30 00:52:23 | 日記
久しぶりに「バーボン」のロックを飲んだ。思えば、30年も折々に嗜んでいた「I.W ハーパー」。

飲み会や友人たちと「酒」を飲むときには絶対に口にしない、私「1人」でショットバーで飲む「愛用」の酒。

昨年の秋以降の「極度のストレス」からくる「歯茎の腫れ」による手術などにより、バーボンはおろかビールもほとんど飲まずに1年が過ぎた。

酒というものは、飲まなきゃ飲まないでも「支障」もなく、また、飲みたいともやがて思わなくなる。

古くからの女友達が、今月誕生日だった私に、「誕生日プレゼント」として、バーボンも持参してきた。

この彼女は、兵庫県の財閥の名家の娘として生を受け、お嬢様としてすくすくと育ってきた。

私との出会いは、「神戸の東灘区」のとある「バーのカウンター」だった。それももう25年ほど前のこと。

当時、私は、最初の家内と長男を「不慮の事件」で亡くしていて、生活は荒れに荒れて、毎日、飲んだくれては、街のヤクザたちと喧嘩ばかりして警察にも随分世話になったりしていた。

とある日、例によって、飲んだくれて「道に横になっていた私」を拾って車に乗せて自分の自宅に連れ帰ったのが、この彼女だった。

私はこの彼女とはこの時には初対面だと思っていたのだが、一方の彼女は、「神戸の東灘区」のバーのカウンターで、1人、殺気だった目付きで「ラーク」の煙草を燻らせて、「バーボンのロック」を口にしていた私の後ろ姿を何回となく見ていたそうだ。

「あんな飲み方してたら身体を壊す」と彼女は心配に思って私を見ていたのだと。
また、何故だか「私がこの人を助けなきゃ」とも思っていたと。

沢山、いろんな話を、まだ少女だったこの彼女と話をした。
やがて、それをきっかけに私は、「飲んだくれ」から立ち直ることになる。

つまり、この彼女に助けられたわけだった。

この時から、毎年、私の誕生日近辺に、二人で「ショットバー」に出向き「バーボン」を飲むことにしている。

昨年は私の体調不良から、見送った「バーボン」。を2年ぶりに二人で口にする。
「飲んだくれてた」私をかばって助けたために、両親の激怒を買い、名家から「勘当された」彼女は、のちに芸能界では皆が名前を知る「大女優」になる。

家から勘当されたから、今の私があるのだと、彼女は私に感謝の意を話す。

私も彼女に会わなければ、今の自分は存在しないはず。

女房でも彼女でもないし、一度も恋仲になったこともないのだが、間違いなく私の一生に大きな節目をくれた彼女。

男と女ってのは、単なるオスとメスではないと確信を持って語れるのも私と彼女の関係性があるからこそ。

我々お得意の「ツーフィンガー」の「バーボンのロック」。

お互いに胸が痛くなるような「記憶」の中での、この二人の「乾杯」が来年も、いや、毎年、未来永劫続くことを
願って。

じんわりと「しみわたる」バーボンの香りでした。








買い物はいつも・・・。

2016-11-21 11:55:49 | 日記
昨日、家内の妹が新潟に遊びにきた。
最近1ヶ月の週末、色々と忙しくて東京町田の自宅に帰っていなかったので私の体調を心配したのと、「新潟の瓢湖の白鳥」を見にやってきた。という。

いつもなら、「大型バイク」にまたがって、神奈川県平塚からやってくるのだけれど、今回は「膝が少し痛い」と車でやってきた。なので、果物や野菜などの食べ物を沢山積んできた。
野菜の値段が高騰しているので、ありがたいもの。
いつもながら、「臨時の女房役」が板についてる。

この義妹と、「瓢湖の白鳥」を見に出かけ、その瓢湖から車で15分くらいのところにある、「村杉温泉」で日帰り入浴をする。入浴場所は、毎年、1回は訪れる「旅館」なので、融通がきいて「貸し切り家族風呂」を二時間貸し切り、二人でゆっくりと少々ヌルメの湯を満喫する。

5年ほど前までは、温泉に行く回数は少なかったが、次第に回数が増えて、今年は、日帰りと宿泊の両方を合わせて50回くらい。温泉というものの良さがわかってきたんだろうと思う。

新潟への帰り道、いつも買い物は「アピタ新潟亀田店」。
なぜだろうか、「イオン」などの超大型店よりも、「アピタ」が私や私の友人たちにはお気に入りで、なんだか落ち着いて買い物ができる雰囲気が「アピタ」にはあるんです。

もともと、若い頃から、また今でも、川崎市の「ユニー」でよく買い物をしていたことが多分影響していて、店内の商品の陳列方法が、「アピタ」は「ユニー」の雰囲気なんですね。

キラビヤカな高価な品物を見に行くんなら、「三越」や「伊勢丹」もたまにはいいのだけれど、やはり、いつもの買い物は、「アピタ」や「イトーヨーカ堂丸大」が私たちにはとても良いです。

なんだか、「恋人」と「女房」との違いに似ているような気もします。

「瓢湖」で沢山の「鴨」を観たからというわけではないものの、この日、「アピタ」で買った食材は、「鴨鍋」でした。
早いものでもうすぐ「冬」ですね。


雨降りの「スーパームーン」

2016-11-15 22:18:28 | 日記
先週あたりから、テレビなどのニュースでは「スーパームーン」の話題で持ちきりでした。
「スーパームーン」といわれた昨日は、あいにくの雨降りの新潟市でした。


一昨日に見た「月」が天候も良かったので、とてもきれいに大きく見えて、実際の「スーパームーン」に近い大きさのものが見えたと思っています。

子どもの頃から、天体が割りと好きで、「天の川」や「流れ星」を探してあちこち旅行したりもしていました。

考えれば考えるほど不可思議な「天体」というもの。
なぜ地球上に「生物」がいるのかも考え始めると明確な答えは出てきません。

先だって、「赤倉温泉」の先にある「関、つばめ温泉」に行ってきました。弘法大師がその昔に開いたと有名な「混浴野天風呂」ですが、私はいつも夜8時くらいの真っ暗闇の中で「ランタン」の明かりだけで入浴します。入浴料金は必要ありません。

目的は「天の川」を観るため。夜の湯船につかりながら、夜空を見上げる。
「天の川」を無数の流れ星が横切る。この世のものとは思えないような「絶景」。
毎年、空気の澄んだ秋の今頃になるとこの景色をどうしても見たくなって、この温泉を訪れます。

思えば、この温泉に初めて訪れたのは今から30年前。当時、付き合い始めたばかりの家内と一緒にこの地に来たのがこの絶景との「出会い」でした。

家内が亡くなった後も、毎年毎年、訪れているものの、一緒に湯船に入る女性は、この10年で何人も代わってしまいそれはそれ少々残念ではありますけれども。

雪が積もり始めたら、もうこの温泉は翌年の春まで閉鎖になってしまうようです。

このブログをご覧の方もぜひ一度、「天の川」などの天体を見に「関 燕温泉」に行ってみてはどうでしょう。







誕生日プレゼントは?

2016-11-10 22:41:25 | 日記
私の誕生月は、11月です。
このブログに時々登場している「23才の彼女?」も11月の生まれ。つまり今月「24才」になる。

なんの因果か二人とも「蠍座のO型」というあまり感心しない「星座と血液型」。

先週、多忙な彼女がスケジュールの空きを作って、東京から新潟にやってきた。

「ねぇ、誕生日プレゼント何がいいの?」、「俺は、何もいらないよ。」「おまえは何がいいのかな?」、「私は何もいらないよ。」とこんな会話のやりとりを10回ほど繰り返して、結局、今年の春に二人で遊びに行った「新潟県の赤倉温泉に旅行に行こう」と彼女が言い出してきた。
折しも、「肩や腰が痛い」状況が続いていた「オッサンの私」は、温泉につかるのもよいだろうと、この旅行が「お互いの誕生日プレゼント」ということになった。




女性というのは不思議なものだとかねてから思っているのだが、最近のこの彼女を見ていると「色気と艶」が日増しに目立つようになってきた。

数多く恋愛をしてきて「女性にかなりの免疫」のある私からもはっきりわかるほどに「女らしさ」を増してきている。

当然といえば当然だろうが、こんな彼女を他の男性からみてもやはり「かなり魅力的」に見えるわけで、よくある「彼女がいる男性を好きになる女性」やこの反対のパターンの男性の心境は充分に理解ができるもの。

私の友人や知人の男性たちの8割くらいが、自分の彼女や女房を「家政婦」のように考え、自分の身の回りの世話をさせている。だから、次第に「女性の側がやつれてくる」。

自分の身の回りのことは「すべて自分でやる」主義の私には「自分の彼女や女房」が魅力的に見えるのが何より「男として」一番嬉しいものだと思う。

話が少し脱線するが、最近の国際結婚事情を見ていると、「自分の老後の介護」役として、中国人妻を持とうとする日本人男性が多すぎるように感じる。

60才の日本人男性に20才台から30才前半の年齢の中国人女性の国際結婚。

私が夫である日本人男性と話をしていると、「老後の介護」という言葉が必ずと言っていいくらい出てくる。
この言葉を聞くとなんだか「ガッカリ」してしまう私。

国際結婚をして、自分の祖国を捨てて、日本に希望を持ってやってくる中国人女性たちの心境を考えてみると「日本人夫から逃げ出したくなる」気持ちも理解できる。

日本人同士の夫婦とて、離婚率がかなり高くなっているのだから、国際結婚なら尚更なのは当然。

先週、新潟県の粟島に住む日本人男性と結婚して2年経過していた中国人女性が突然、行方不明になったとこの日本人男性から私に電話がきた。

召し使いのように妻を扱っていた彼は「中国人女性はやっぱりダメだ❗つかえない❗」と不平不満ばかり並べたてる。

この日本人男性は63才。相手の中国人女性は、28才。

問題は「年齢差」ではない。とこの男性に説教したい衝動にかられた私ではあるが、無駄のように感じたので「奥さんを探してみましょうか?」ときりだしてみると、「いいです❗すぐに離婚して、また別の中国人女性と見合いして再婚します❗」という。

男と女って、そんな簡単なものじゃないってのが、63年も男をやってきたこの男性にはわかってないようです。

「誕生日プレゼントは何がいい❓」、「私は何もいらないよ。あなたとこうして一緒に居れる時間がいつまでも長く続けばそれでいいから。他はなにもいらない。」

きっと、こんな当たり前の男と女の会話の意味すら、この63才の男にはわからないのだろうと哀れに感じた1日でした。

遅かれ、早かれ。

2016-11-09 13:25:00 | 日記
私の知り合いが今年の夏頃に「行方不明」になった。この知り合いの年齢は72才だ。
昨年の秋ころから体調を崩し始めていたようだが、「微熱がある」とか「足が動かない」とか「下痢と便秘」を繰り返しているとかと、自身の体調不良を何かにつけて訴えていた。

行方不明になった当初は、私自身もこの彼が体調が良くなかったことから、「どこかで行き倒れている?」とか「
体調不良を苦にして」とか良からぬ心配をしていた。

ずっと、固い仕事をコツコツ続けてきた彼を、皆は「融通は聞かない」が真面目一辺倒の人物として良い意味で評価していたし、私とて同様の見方をしていた。

一昨年、彼が70才になったときに私と二人で「居酒屋」にいき、色々と語り合ったのだが、彼は「死ぬときは皆に看取られて死にたい。」と言っていた。それに反し、私は、「死ぬときの顔は誰にも見せたくない。老人として死ぬのではなく死ぬときも1人の男として死んで行きたい。」と譲らなかった。

そんな話をして、友人や家族を大切にしているんだろうと私に思わせていた彼が、行方不明になれば、友人、知人、家族が心配して騒ぐだろうと思っていたら、思ってもなかった方向に進展してゆくことになる。

行方不明になり1ヶ月経過したころから、彼の友人等から、「彼に仕事を頼んで費用を先払いしたのだが、頼んだ仕事ができてないばかりか、電話連絡が一切とれない。金をとられた。」のだという、同じような電話が私の事務所に相次ぐ。

次第にこの時に、彼の身の回りで起きていた出来ごとの子細が少しずつわかり始めた。

結果、要するに「夜逃げ」だったわけであった。

後にわかったこととして、彼の親戚や家族などからは、「借金をして踏み倒す」を若い頃から繰り返し自己破産もしていたし、絶縁されていた。過去に生活保護も受けて仕事をせずに遊んでいたことも露見する。借金については、友人、知人においても同様であった。いわする「贅沢こき」であったのは私も感じてはいたものの、日頃の彼とは人格が違うのではないかと思うほどの「悪人ぶり」をあちこちで発揮してそれぞれに絶縁されていた。

今年の初頭に体調を悪くして「入院」して「死にぞこなった」彼は、その「入院費用」も支払わず「夜逃げ」していた。

そんな体調だし、痴呆もあった彼。もし、今年の初頭に「死んでいた」なら、こんな「夜逃げ」をして友人知人などから見棄てられなくとも、「真面目な」人物として「葬儀」の後にメンツを保ったまま死んでいけたはずだった。

人間、遅かれ早かれ、必ず死んでいく。ただ、死んでいく時に「その人間の一生の生き方」が、表れてくるはず。

最後の審判のときに、「皆に看取られて死にたい」と話していた彼。
そんなあり得もしない、「虚言」を私に話していた彼。

現在の彼は、遠い土地にて「老人虐待されひどい目にあった」、また、それに関して、あらゆる「虚言」を区役所で「吐き」、「保護」を願い出た。
実際には動くはずの「身体」を「動かない」とこれまた「虚言」を吐き、まんまと「区役所の福祉課」を騙して「介護認定」を受け、施設に入り込んだ。

彼の「統合失調症」の病歴と、彼の悪い行いについて、「区役所の福祉課」へ通報をすることにしている。

昨日、「還暦を迎えた友人」が新潟に来たので、私と二人で「人間、往生際の悪いやつは一番みっともないなぁ。男じゃないみたいだ。」と、話しておりました。
「還暦を迎えたこの友人」も若い頃は、色々と失敗も数多くて、何回も私に助けられていた。

「俺は、わがままでバカで何でもやり過ぎて失敗してきた。でも、同じ失敗は二度と繰り返さないし、自分を助けてくれた友人や家族などを絶対に裏切ることはないし、ましてや悪く言うことなどあり得ない。」

この「還暦を迎えた私の友人」が言ったことを、「夜逃げした知人」はどう聞くのだろうか。きっと他人事のように、軽々しく聞き流すに違いないだろう。

人間、他人を欺き、長生きなどしてもやがて死んでいくもの。

「天罰」が「夜逃げした知人」に下るのも時間の問題だろう。