ロンドンのTUBEに大興奮! - デイリーポータルZ portal.nifty.com/kiji/160513196… @dailyportalzさんから
ジョン・バンヴィル『コペルニクス博士』読了。古本で一気読み。世界の真実を探求する科学者は、今目の前にある世界と折り合いをつけながらも自らの理論体系を言葉に記そうとするがその執筆と出版の過程も現実の行為にまみれる。世界をどう見るか、一生を賭けても分からないからこそ賭ける値する。
世界をどう理解するかは誰にとっても一生の仕事だけど、自分はこんな風に世界を見ていると表現することは一生ではきっと成しえないもの。誤解曲解されながら時代の要請に応じて辛うじて大勢を占める価値観が自分の一生にどう関わってくるのか、己は時代にどう沿うのか、答えは体が知ってるのかな。
国境の意味が弱まる世界を想定するなら、代わりの組織は市場関係か宗教関係。自分は宗教に執着はないから、市場に関わるのは企業を通じてになるけど、どこかの会社というよりか、自分が組織人としてなし得る仕事の価値を通じて世界と繋がりたい。事業体が社会に貢献できる価値とその中での己の役割。