たゆとう小舟の・・・☆

近所の美しい場所、日本の美しい場所をいっぱい見て歩きたい♪

忘れてる話・・・♪忘れられないこと。

2013年12月05日 | 日々!
内田樹先生のどのご著書か忘れちゃったけど
中島敦の『名人伝』というお話を引用して書いてらっしゃる文があった・・・。
う~~ん♪一度読んでみなければ・・・と思っていたら
タイムリーに
林修先生の『今読みたい日本文学講座』って本の中に・・・
入っていた♪(・・・ので読んでみた)

あらすじは以下♪(ウィッキペディアより)

「名人伝」(めいじんでん)は、中島敦の短編小説。

趙の都・邯鄲に住む紀昌(きしょう)が、天下第一の弓の名人に
なろうと志を立て、当今弓矢をとっては及ぶ者がないと思われる
名手・飛衛(ひえい)、次いで飛衛をしておのが技は児戯に等し
いと言わしめる仙人・甘蠅(かんよう)に師事して「不射の射」
を体得する。真の名人となった紀昌の心は弓への執着からも離れ、
ついには弓そのものを忘れ去るに至る。

ひ~~~~~っ!!
『忘れちゃう』話だよ・・・っ!!
・・・と、目がテン!!目からうろこ・・・!!

・・・この間から(・・というか随分以前から・・)
BUMPファンのお友達に
「『Ever lasting lie』とか、あの『星の鳥の
絵本』の中に出てくる王様とか・・・
なんで肝心なことを『忘れちゃう』話にしてるんだろう?
そこに意味はあるのかい??」
・・・不思議や~~不思議や~~と
しつこく言ってたら
「そこには何も感じない」という方もいらっしゃれば
「そこはどうでもいいやん」という人もいらっしゃり
「そんなにしつこく思ってんなら
ファンレターに書いたらいいやんっっ!」と言われたり・・・(笑)

不思議で謎・・・な部分があるから
今も尚・・・惹きつけられる♪・・・って
もんなんですけどね~~♪
いや~~・・・しかし・・・藤君はなんで
『忘れさせちゃった・・』のかしら?!(←しつこい!(笑))
もちろん、『名人伝』も謎な不思議なお話だった・・・!!

・・・・・で、
内田先生のご著書にはどういう内容でこの本の話を
引用されてたんだっけ??
そして・・どのご著書だったっけ?!
・・・と、すっかり『忘れちゃってる!!』


『名人伝』より素敵な一文♪
  至為は為す無く、至言は言を去り、至射は射ることなしと
行為の究極は何もせずにすること、言葉の究極は話さずに話すこと、
弓矢の究極は射らずに射ること。

いぶし銀の役者さんなんかこの域に達するような方が
いらっしゃるんじゃないかな?・・なんて思いながら・・・
そこにいらっしゃるだけで
もうその『雰囲気っ!!』って役者さんが・・・・

でもでも・・・そうじゃなくて舞台上で懸命に・・・って
あの方のお姿が・・・大好きでした・・・。
もう一年なのですね・・・・(涙)
忘れられない・・・(涙)





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