たゆとう小舟の・・・☆

近所の美しい場所、日本の美しい場所をいっぱい見て歩きたい♪

友人・・・

2014年09月18日 | この本!この一行!この歌詞!
茨木のり子さんの詩集を友人にお貸しした♪
めっちゃ喜んでくれた♪

『友人』

友人に
多くを期待しなかったら
裏切られた! と叫ぶこともない
なくて もともと
一人か二人いたらば秀

十人もいたらたっぷりすぎるくらいである
たまに会って うっふっふっと笑いあえたら
それで法外の喜び
遠く住み 会ったこともないのに
ちかちか瞬きあう心の通い路なども在ったりする
ひんぴんと会って
くだらなさを曝けだせるのも悪くない
縛られるのは厭だが
縛るのは尚 厭だ
去らば 去れ

ランボウとヴェルレーヌの友情など
忌避すべき悪例だ
ゴッホとゴーギャンのもうとましい
明朝 意あらば 琴を抱いてきたれ
でゆきたいが
老若男女おしなべて女学生なみの友情で
へんな幻影にとりつかれている

昔の友も遠く去れば知らぬ昔と異ならず
四月すかんぽの花 人ちりぢりの眺め
とは
誰のうたであったか




「縛られるのは厭だが
縛るのは尚 厭だ
去らば 去れ」
・・・茨木さんの凄いとこは、これを詩にしちゃうとこよねえ・・・。
ふふふ・・・と、笑いだしたくなる一行である。

『花子とアン』の蓮子さんと花子は・・・
仲直りするんだろうか・・・。
それにしても、『赤毛のアン』が戦争をくぐりぬけて
お届けされた物語であったとは・・・・改めて感動!!

『世界名作劇場』の『赤毛のアン』
オープニングテーマ曲♪

白くないけど薄紅色・・・・
『林檎の花』



 

映画『舞妓はレディ』

2014年09月18日 | 映画鑑賞記録♪
9月15日(月)映画『舞妓はレディ』観てきました♪

こちら公式HP♪

映画のミュージカルって好きじゃない・・・(『レ・ミゼラブル』は別・・・)
全然好きじゃない。
突然、歌って踊りだすのが好きじゃない・・・・

・・・だったのですが、
どうでもいいことを(・・つまりくだらない話)を
ノリノリで楽しく歌って踊ってくれちゃうと
くだらないことを、激しく一生懸命やってくれてる
画面内の皆様に、感動!!激しく楽しい気分になっちゃう♪
・・・そんな映画でございました♪

いや~~~~♪面白かった!!

『Shall we ダンス?』が
いい大人が一生懸命になる姿に感動できる映画だとすると
『舞妓はレディ』は、右も左もわからないかわゆい少女の奮闘の物語。

右も左もわからないかわゆい少女・・・は、なんじゃかんじゃいうても
「すんまへん・・」言うてたらある程度許してもらえるし
「おおきに!」ってニコッと微笑めばある程度許してもらえるし
「おたのもうします・・・」いうたら、よし♪じゃ・・やってあげちゃおうかな~
・・・って気にもなる。
厳しい場面もあるにはあるが
かわいい少女が、みんなに可愛がられて可愛い舞妓になっていくお話である。
『Shall we ダンス?』で、主人公の中年男性がみんなからいぶかしげな目で
見られていたのに比べると天国のような映画である。
・・・でも、ミュージカルだからいいのね♪

・・・この年になると・・・
いい大人が頑張る姿と
かわゆい青少年が頑張る姿・・・
どちらが大変か?!・・・と問われると
いい年した大人・・・が、頑張る方が・・・大変なのよねええ・・・と
言いたい。

・・・がっ!!

そこは置いといても(・・・っていうか、そんなこと誰も思ってないか・・)
やっぱりやっぱりやっぱり・・・
かわいい少女の頑張ってる姿は・・・素敵です♪感動です♪
しかも、歌がついてて踊ってます!!
・・・くだらない~~~!!・・が、おおきな笑いにつながります!!

おおむね『くだらない!!』場面にご出演の
長谷川 博己さんが、白板の前で歌うシーン(・・くだらない!!(喜!!))
もう最高でした♪

これまで、長谷川さんを『素敵!』と思ったことなかったけど
ひゃああ~~~!!・・・・・・・素敵です・・。

素敵に笑える映画でした・・・♪

※・・・・「私も・・・先生が好きどす♪♪」と心の中・・・
 ラストのシーンで一緒につぶやいちゃった・・・(笑)♪