一型でも適当に糖質制限。

主婦の平凡な糖質オフの日々

退院と InBody計測。

2018年08月11日 | 日記
主人が退院しました。

盆前に退院予定でしたので、糖質制限教育入院は、本日で終了でした。

たった12日間でしたが、Hba1cは、6.3から5.8に下りました。
中性脂肪も基準値内の高値ではあるも下りました。
これを続ければ脂肪肝も良くなるのでは!と期待大です。
さすが、まだ予備群。
ま、続ければの話です。

入院中、毎朝、患者想いの主治医が、居室に訪れてくれていたようだし、
管理栄養士にも優しくレクチャーして頂き、調理師さんも「こんな低糖質のスイーツもあるんですよ」と、私が以前、ブログでも紹介したパティスリー ル ヴェールのお菓子も試食したらしい。
あと、整形外科があるので理学療法士さんに毎日、午前と午後にリハビリも受けちゃって肩が触れるようになったと喜んでおった。

なっなんて、構われ入院なんだ!
私のケトアシドーシス入院とは、大違いじゃないかーい!と嫉妬まで覚えましたが、今の主人には、とても有り難い入院でした。

帰りの車で「俺は、これからも甘いものは、時々食べるし、ご飯も食べる」「でも、毎日、米は食べんでも良い」
と、云いました。

すんごい変化です。
糖質制限10箇条とか、その他諸々の資料を帰宅後にファイリングしていた。

ファイリングして満足するタイプで、熟読して咀嚼反芻するタイプではないので、過剰な期待はしませんが、あんなに頑なな人間が拒絶してないだけで奇跡です。

『仕事、9月から行けそう?』と、尋ねると、
「行かんとな」と、応えました。
これも、始まっみなきゃ判りませんが、先月よりは、元気な主人を見て、ただただ安堵です。

主人の退院に併せて、私の月一の受診もしてきました。
基礎インスリンを貰ったのみ。以上。
来月に半年振りの血液検査をしてみようかな。

そうそう、主人が入院中InBodyで計測して貰って羨ましかったので、私も計測して貰いました。

5月下旬から働きだし、日常に全く余裕がなくなり、筋トレは皆無(筋肉の大切さを思い知ったくせに)
でも、ろんり~うるふさんのブログ見て、計測して見たかったんだぁ。

うるふ師匠!次の計測時には、筋トレ頑張ったあかつきにしてみます。






主人の最近。

2018年08月05日 | 日記
主人のことを書いてみる。

主人の仕事は福祉職である。
割りと大きな事業所で、児童養護施設。母子生活支援施設。知的や身体障害者施設。老人福祉施設を幾つか抱えてている組織です。

凡そ6年ごとに県内移動があり、

以前は、身体障害者施設、児童養護施設で働いておりましたが、
二年前より知的を抱えながら身体的にも軽度の障害を持つ方の施設に移動で勤務しております。
この職場は、ちょっと遠くて市外です。毎日、車で往復85キロです。

どの施設でもオーバーワークで、いつも寝言で魘されている主人を見てきました。

夜勤で、出勤しても朝に帰宅する筈が、そのまま夜に戻ることもあったり、それも越え休日に戻ったり、

子どもたちと、「また、お父さん、30何時間勤務だねぇ、可哀相だねぇ」と、よく言い合っていました。

全国、何処の会社でも定時で退勤することを推奨しておりますし、主人の会社も漏れなくそうです。

終わらないのは、俺の要領が悪いのもあると、話し。追い付かない憤りを吐露するようになりました。

ここ最近の休日も以前、児童養護施設で担当していた卒園者の子が、問題を起こし、役所の保護科からの依頼で面談に何度も行っていました。

キャパオーバーだったのだと思います。

6月初旬辺りから「行きたくない」「辞めたい」と、云いだしました。
最初は励ますことしか出来なかったですが、抑うつ状態が次第に増すばかり。

うーむ。どうしたもんだろなぁ。と、悩んでおりました。

6月終わりの或る日。
午前診療を終え、義母と昼ごはんを食べようと、大急ぎで家に戻ると、
朝、出勤した筈の主人が家にいるのである。

その日は、午後診療は、別のパートさんが勤務予定だったので、私はオフ。
腰を据えて主人と対話してみました。

元々、日常や職場の愚痴を話さない人です。と云うか無口な人です。
守秘義務もあるので、例え名前が出なくても職場のことは深く聞かないように心がけていました。

でも、真剣にいろいろ尋ねてみました。

職場は割りと福利厚生も整っているし、
休日は多いのです。
でも、終わらないので。休日でも行く状態です。
過去何人も心の病気になり、療休を数ヵ月取った方や辞められた方がおられます。

彼もその穴埋め要員で、突然、移動になったこともあります。

抑うつ気分の主人に酷ではあるが、こう云いました。
『自分は、独身時代40℃の熱があろうが、24時間勤務もしていたし、(迷惑社会人…)あなたのような大変な勤務もした。』

『主婦になってからも、子の病気、自分の病気、お義母さんの圧力、お義父さんの介護、気合いと根性でやってきた。
そして、あなたも充分頑張ってきたのだと思う。
だけども、気合いと根性でやってのける限界が来たのだと思う。』

そして、提案してみました。

『職場は恐らく休ませてくれるだろう。だから直ぐに辞めるという決断は賛成出来ない。
私たちには、小学生の子どもがいる。
その事を第一に考えなければならない。
しっかり、休んだ後に今後のことを考えよう。』

『が、休むには。療休を取るには。
医師の診断がいる。心療内科でも何処でも付き添うつもりだけど、
あなたは風邪薬を4日分処方されても最後まで飲んだ試しがない。
向精神薬を飲みながら、心療内科に通うタイプでもないと思う。』

『私の主治医は鬱にも理解があるし、西洋医学より漢方や食事療法を進める医師だ。』
『どちらかを選びなさい』と、云いました。

主人は後者を選び、主人の了解を得て、主治医に受診伺いをしました。
直ぐに気持ちよく受け入れて下さり、二人で受診してきました。

それから、職場の上司も病院へ出向き、主人と主治医と上司の三者面談を終え。療休の運びとなりました。


心の故郷巡りは念願でしたので、4人で行き。戻ってから主治医の病院へ入院しました。

主人は、今は心も風邪をひいてますが、

保険適応レベルの肥満体。肝機能、コレステロールは基準値を何年も外れております。
Hba1cは、数年6.2から6.4で確定してないだけの長年予備群です。

入院前にファイナルアンサー(笑)しました。

『私自身の治療方針も主治医の治療方針も糖質制限だよ。
入院をあなたが決断する以上、それを受け入れると云うことだよ。』

「解ってる。やる。」と、だけ答えました。

主治医は、「○○さんの心が一番大事です。無理だと、感じたら直ぐに仰って下さい。」と、逃げ場を作って下さり。
そのアドバイスが、かえって主人の意欲を上げ。糖質制限教育入院を自分の意思で受け入れました。

今はよいこに入院中です。

退院後、元の食生活(毎日が糖質祭り)に戻るのか。
少しだけでも、糖質のことを考えてくれるのか。
どちらに転ぶか、判りません。

そして、今後、晴れて職場に復帰するのか、
それも判りません。
ただ、どんな形に転んでも、何とか支えて行こうとは思います。

しかし、長い駄文だなぁ。



心の故郷へ。

2018年07月28日 | 日記
夏休み始まって直ぐに、3才から12才まで9年間過ごした島に親子4人で行って参りました。

今年は義父の初盆が控えているので、旅行なんて行くのは、非常識なのですが。

義父が元気だった時に食卓で義父母に「○○ちゃんが旅行で行ってみたい場所は何処?」って尋ねられたことがあって、
幼少期に過ごした島にもう一度行ってみたい。私の心のふるさとです。
と、答えました。

義父母も来年は是非4人で行きなさい。と、いつも云ってくれていました。

そんな矢先に義父の闘病があって、もう忘れていたのですが、

義母が、「私もいつどうなるか分からないし、いつかあなたを行かせてあげたいと思っていても、どんなことになるか分からないから、今年は絶対に行きなさい。」
と、背中を押され、アドバイスに甘えて行ってきました。

幼い頃、毎日のように泳いだエメラルドグリーンの海。
船から見る深い所は、サファイアブルーで、懐しさに心は躍りまくりました。
船の旅でしたので思い出の島は、2泊4日。それから実父母が現在住んでいる島に1泊して帰ってきました。

最高でした。
幼い頃にお世話になった母の友達の家に挨拶したり。
毎日、茹だる暑さの中、登校した通学路を辿ったり。
母校に行って、当時は大きかったガジュマルの樹がだいぶ弱ってこぶりになった様子にがっかりしたり。
海ガメの海遊にテンションあげたり。
産卵後の浜辺の足跡にウキウキしたり。
鍾乳洞で涼んだり。
火サスばりの崖でプルプルしたり。
グラスボートに乗って幸せになったと思ったら、バナナボートで振り落とされて、むちうち症になったり。
実父母の家の片付けられない病に呆れながら、ブルトーザーのように掃除しまくったり。
まことに濃厚な旅でした。

ホテルの朝はバイキングでしたし、スクランブルエッグやベーコンやサラダや何と塩サバまであるし、
昼は家族と海の家に行き、メニューは麺類のみでしたが、
「アレルギーで私だけ持ち込みですが、良いですか?」〈うそつき
と尋ねると、穏やかな島の人は笑顔で快諾。
私以外の三人はラーメンとかき氷を堪能し、私は島のスーパーで購入していた、鶏の軟骨に大葉を巻いてたべました。
勿論、冷凍で持ってきた、おからパンも。
夜は居酒屋で単品メニューを楽しんだり。
ホテル用意のバーベキューでは、タレが無理なので塩コショウをもらったり。
自分の糖質摂取量をオーバーすることなく楽しい食生活でした。

最後に実父母の島で夕餉を楽しんでいる最中、心のふるさとである島のホテルから電話がありました。

どうやら、客室の冷蔵庫におからパンを忘れていたようで、その連絡でした。

涙目で「捨てて下さい」と答えました。
今回の旅で、唯一ウルウルした瞬間でした。










負け犬の遠吠え。

2018年07月04日 | 日記
耐糖能が、云たらかんたらとの記事をよく目にする。
勿論、私も書いたことあるし、耐糖能がupするのは、勿論憧れではある。

ただ、一型糖尿は耐糖能upは、現時点では不可能である。

耐糖能を上げたい記事を見ると、そうだよねーと、素直に共感も出来る。
同病者(二型でも一型でも)である。

だけども、医師が云うと、違う。

糖尿専門医でありながら、おそらく二型の方だけでなく、一型も臨床で診た経験があるであろう医師が云うと、むかつくのである。

耐糖能が悪いのが、問題であって、糖質が悪いのではない。
だから、糖質を大量に摂取しました。とか、謳っているのである。

いや、大量に摂取するのは個人の自由である。それは、いい。

でも、糖質制限を長期で継続すると、耐糖能がさがるとか。

糖質制限は対症療法でしかない。
糖質選択をして、時にファスティングとかも取り入れちゃって、上手く向き合え的な考え。

うーん。
基礎インスリンを打ってる、一型には、なんてアドバイスするのだろう。

そもそも、私の糖質制限の理由は、インスリンを過剰に打たない為にが先にきているので。

例え私が、二型で自前インスリンが多少でても、運良く耐糖能がupしても、

自前インスリンを多く使わないことに重点を置きたいので、この考えを発信しちゃう糖尿専門医に驚きである。
個人ならムカつかなかったですが、臨床医だからムカついちゃう❤️

対症療法のインスリンで命繋いで。
対症療法の食事療法で高血糖防いで、何の負い目もないんじゃこりゃー。

って、負け犬の遠吠えですん。