6月議会、18人の質問者の内、10人が市立病院について質問しました。「移転ではなく、現地建て替えを」と求める請願に対し、議会は多数で「継続審査」にしました。整備基本方針が示され、地域住民は署名や住民説明会開催に力を尽くしてきました。3月議会で市長は「新年度の早い段階で結論をだす」と言っていた案件ですから、今議会、議員ははっきり態度を示すべきです。「継続」にするということは、住民に対して無責任だとしかいいようがありません。最大会派は態度が分かれていました。結論を出さないことで収拾を図ったのかもしれません。傍聴した市民は「議会の結論を示してくれず、生殺しのようだ」と、感想を述べていました。