科研の申請書類をe-radで初めて作った。去年まではワードで作っていたはずだ。記憶があいまいなのだが,ファイルが残っているので,やはりワードで作ったのだろう。今年からe-rad(http://www.e-rad.go.jp/)の電子申請じゃないと,作れなくなってしまった。
e-radが面倒なことは噂で聞いていたのだけれど,本当におっかなびっくりな気分を味わうことができた。なぜなのか考えてみたのだが,A4で2頁の書類がweb上ではいくつかの「ページ」に分割されていて,空欄を上から(書類の最初から)順に埋めることを強いられるだけでなく,さらに次の「ページ」でどこに連れて行かれるのか書き手に十分に伝えられていないからだと思う。
ボタンを押すとどうなってしまうのかわからない,しかしボタンを押さなければならないみたいだという状況は,なかなか不安なものなのである。楽天で宿を予約する時みたいに,ひとつの「ページ」に必要な情報を全部書き込むことができれば,そんな気持ちも味わわなくてすむと思う。ひとつの「ページ」だったら,上からでなく真ん中あたりから書き込むこともできるし。