TUBA修理職人

素人金管楽器凹出し職人のブログ

チューバ・ホーン製作2

2015-11-29 17:08:58 | 日記

先ずはあらすじを。

このチューバは数年前の北海道チューバキャンプに端を発するのです。

不生私、初心者のチューバプレーヤーとして歴史のあるチューバキャンプに参加した折の事。とある好青年に出会います。

かれは社会人一年生として働き始めたばかりでEs管のチューバを駆りキャンプに参加していたところを「悪いことに」自分と出会ってしまい、

こんな楽器をつくれませんかねえ?との話題で盛り上がった。

見ればどうやらベッソンのEs管チューバを改造したような楽器だった。

この動画は面白いですぞ!!↓

 https://www.youtube.com/watch?v=r2VG_sOfA4Q

「おもしろそうだねえ」と興味津々でいると是非作ってください!!と強い希望をいただき今に至るわけなのだ。

その後遠い町からわざわざ当アトリエブラスまで訪問してきてスーザホンとチューバを素材として提供して頂いた。

スーザはリチャードTUBAのベルを移植して「ヘリコン・バス」を制作し遠い町まで届けたのです。(そのヘリコンはパレードの本番に使用したらしい)

で今度はこのスーザホンのベルを使いEs調に作った本体とくっつけて「チューバ・ホーン」という(本人命名)楽器をつくるというもの。

長いあらすじでしたが、本日の作業はここからが本編

支柱製作。イメージが湧かないのでとにかく現物合わせあるのみ。

こうなります~。たぶん。まあ自由ですけどね。

そして主管を取り付けてみたらこんな具合。

どうでしょうかねえ。とりあえず、おとは息漏れしながらEs管のサウンド!!

つづく~~~。

 

 


チューバ・ホーン再開!

2015-11-28 00:09:12 | 日記

随分お待たせしていますが、いよいよ「チューバ・ホーン」の再開です。

この、スーザホンのベルもいよいよ出番ですよね~。

磨きなおさないとね。これはニッカンのスーザホンのベル。あの特徴的なオーナメントが見て取れます。

以前はここまで出来ていましたが、レイアウトも含め再構築する必要がある・・かも。

3ピストンで行くか、4ピストンにするか、Es管でいくか、F管でいくか。

まあとりあえず音出してみるか!!


ローターハウジング清掃!

2015-11-24 21:07:00 | 日記

リチャード5/4B♭TUBAですが、現在ロータリーバルブの動きが鬼門になっているわけです。

ラッピングごの最初は上手く動いているのですが大体ワンフレーズ位演奏するとバルブがロックします。

何度もやるのですがダメ。

機械部品のピロエンドの抵抗も原因の一つかと思い様々検証しましたが、そういえばハウジングの内側は手つかずでした!!

その後昨日のローターのチャーターマーク。

というわけで昨日までのあらすじはここまで。つぎが本題です。

 通販の工具店でこれを購入↓

本来は自動車のブレーキのホイールシリンダー内の研摩を行う工具。

ただし、手持ちのは砥石の番数が荒く#220であるため、ローターハウジング内部が荒れてしまうんですね。これが・・

でここのメーカーの補修部品の砥石(ストーン)が#320というのがあるので早速入手!!

拡大しているので荒く感じますが、まあやるだけやつて見ますかねえ。(続く)


TUBA職人ブログ復活?

2015-11-23 21:58:52 | 日記

過去に「TUBA職人」というブログがあったそうな。

本日そのブログが復活いたします。


どうぞ宜しくお願いいたします。

 

ロータリーのチャーターマークがお分かりですか?

この時点でローターハウジング内側に凸凹があると判断できる。

となると、それを解消するために使う工具はこれしかないね!!

次回紹介いたしいます~~。お楽しみに!!