TUBA修理職人

素人金管楽器凹出し職人のブログ

NikkanマーチングTuba9

2019-09-24 00:18:36 | 日記

マウスパイプの取り回しは基本変えないで90度のエルボ部分を改造します。

アールを緩やかな管に変えます。

この途切れた管同士をつなぎます。

ここね!

径のあうストレートパイプを曲げるため低温融解金属を流し込みます。

で、曲げながら様子を見ながら調整していきます。

現物あわせだね。

こんなかんじ?

2番管の外側をマウスパイプが迂回する感じで製作しました。

次にチューニング管を作ります。音程は最終的に吹いてみないとわかりませんのでまあつなげてから。

曲げるより既存の管をつなげて作りこみます。パズルですよね。

ぐにゃぐにゃ曲がっていますが直線的な部分と曲げの部分のコントラストが絶妙です。

自画自賛!!ははは。だれか褒めてよね~。


NikkanマーチングTUBA8

2019-09-16 00:28:39 | 日記

まずは製作していたマウスパイプが完成しました。

磨くのは後程・・・。

続いてはバルブケーシングとマウスパイプのレイアウトを決めます。これは以前行った作業を踏襲します。

新たな方法はこんな感じです。

裏側はこうです。

バルブケーシングを極限まで前方へ配置させるため配管の取り回しに工夫が必要です。

メーカー製ののマーチングチューバのレイアウトは考え抜かれているのでしょうね。

 


宮の森アルテ-ムジクス

2019-09-13 11:54:02 | 日記

オフクレイドやセルパンなどを身近に感じたり触れた事はありますか?

自分はありませんが、この程札幌コンサートホールkithara小ホールにて

バロックや古典を得意とするアマオケ 宮の森アルテムジクスの第24回

定期が行われます。

演目はご覧の通りですが、注目はベルリオーズの幻想です。

これは、期待大ですね。H先生!Y先生!

 


NikkanマーチングTUBA7

2019-09-11 23:42:22 | 日記

マウスパイプ・・前回失敗したので、本日はリベンジ!

まずはレシーバーの部分の差し込みをテーパーを作りこむ。そして焼鈍し鉛を流し込みます。

今回はボールペン画のようにせず、フリーハンド(?)で曲げてみる。

少しずつ曲げてはしわを散らしまた曲げてはしわを散らすの繰り返し。

こんな感じのきれいなS字になりました。まあこれで作りこんでみようかな。

ただし問題はこのパイプの太さとバルブケーシングとの太さが違いすぎること。どうしようかな。

で、本日のおまけ。

マーチングチューバが終わると次はカワイのチューバです。中国製チューバと並べるとこんなに違うのね~~。

大人と子供ですね。


NikkanマーチングTUBA6

2019-09-07 00:26:39 | 日記

さてさて、ニッカン製のマーチングTUBAを自作するプロジェクトの続きです。6回目!!

こんなチューバでした。要するにYBB-201です。

以前は3バルブユニットをつけていましたがなんか響きがおかしいのです。下のB♭はまあまあですが

うえのB♭が極端に当たらない感じ。検証するためにバルブユニットを外してストレートパイプを装着。

おなじ・・どうやらマウスパイプのレシーバーのマッピとマウスパイプの始まりの部分の段差かもしれないですね。

バルブユニットはこれかな。

インプットの内径は18,2ぐらいかな。

レイアウトはこんな感じ?

何はともあれ、マウスパイプを作りたい~。

紙に描かれたボールペン画のイメージで制作する予定。

安売りの道具で曲げてたら・・・

曲げてたら。。。。

あら~~~!!

で、やり直し・・・

道は遠い。

関係ないけど、遠すぎた橋の主題曲のマーチがすき。(道は遠いだけに・・)