TUBA修理職人

素人金管楽器凹出し職人のブログ

ヒンメル・チューバ再修理1

2016-06-30 23:10:46 | 日記

そもそも、ヒンメルってメーカー全然知らなかった。

チェコのチューバメーカーといえば、「チェルベニー」「リグなトーン」「リチャード」「エース」などは、

知っていましたが、ヒンメルって知りませんでした。ヒンメルってなに?誰かしらべておくんなまし。

さて、このチューバは実はヤフオクで入手。およそチューバの形をしたオブジェでした。じぇじぇじぇ。(古いか)

手始めにベルが死んでましたので、アトリエに「落ちていた」YBB-201のベルを移植。ベルが大きくなると

ピッチが下がるとパイパーズに載っていたのを覚えていたのですが、その通りチョー下がってびっくり。

主管を短縮して対応。ロータリーも直して、マウスパイプも直して吹いてみたら・・・

これが中々よい響きでした。いいね~~。

で調子にのってヤフオクに出品したら売れました!!ですが、1番管と2番管が酷いので手直しいたします。

下のリチャードの1番管と2番管を移植します。

つまり、ヤマハ・リチャード・ヒンメルチューバというハイブリッドなチューバとなります。あはは。

で、早速分解。

左がリチャード、右がヒンメル・オリジナル。

プロテクターをヒンメルから移植します。

2番管。左がヒンメル。右がリチャード。

状態が良いのでそのまま使用します。

仮組するとこんな感じ。

 

1番管のヒンメルのプロテクター外し。

凸凹ですね。

当然、プロテクターがべこべこだ。

修正します。