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New Wave progressive Gothic Femail Vocal 耽美派音楽 幻想音楽紀行

New Wave Progressive Gothic 耽美派音楽 幻想音楽 10 BARCLAY JAMES HARVEST

2010年10月21日 | 音楽
こんにちは。
今回は趣向をちょっと変えて、バークレー・ジェームス・ハーベストです。



ハーベスト・レーベル時代もいいのですが、ここではポリドール時代に焦点をあててみたいと思います。
Everyone Is Everybody Else というアルバムを最初に発表します。
ジャケが最悪だったこともあり、ジャケは載せません。
内容はいかにもBJHらしい音楽をやっています。このあとのアルバムに比べると、幾分、プログレ色が強い感じです。
次のTime Honoured Ghosts はジャケにパリッシュの絵を採用して巻き返しをはかります。
個人的には、このアルバムがベストかなぁ。なんといってもジャケがいいし。
中でもMoongirl が一番好き。
次は Octoberon 。この中では、Suicid という曲が問題になりました。
きれいな曲なのですが、どうやら、男が自殺するまでを曲にしたらしく、最後は飛び降りて死ぬまでを曲にしています。最後の効果音は好きにはなれないけど、曲は物悲しくてすごくいいです。



そして Gone to Earth と続きます。
このアルバムで目立っているのは Poor Man's Moody Blues でしょう。
そうです。まるで ムーディー・ブルースの曲のようです。
このアルバムではライブの定番、Hymn も入っています。
個人的には、Love Is Like A Violin や、KBのウーリィーが作った、Sea Of Tranquility がお気に入りです。
そしてLive をはさんで Xii に続きます。
このアルバムではなんといっても Berlin が好き。In Search Of England もいいな。
このあと、なんとKBのウーリィーがぬけてしまいます。
直後はさすがによわりますが、次からはよりポップになって復活します。
それがこのアルバムです。

この大ヒットしそうなアルバムですが、さすがにBJH。
知名度もあがりませんでした。
なぜか、ドイツでだけは人気があったようです。
最近、DVDもでたConcert for the People を聴くとその人気がよくわかります。

BJHはポリドール時代のアルバム、KBが在籍している間のアルバムはどれをとっても、素晴らしく、はずれがありません。逆に、1枚聴いてだめだったら、他を買う必要もありません。
まったりとしたいときはピッタリで、ボーと聞いてみてください。
最近の情報では、ドラムはすでに死んでいます。ギター、とベースの2人が残ったのですが、なんとその2人も分裂してしまいます。今は、BJHを名乗るグループが2つあります。
なかよくやればいいのにね。
音楽性と人間性はイコールではないんだな。と思ってしまいます。
前から、リードボーカルが不在で、曲を作った人がリードボーカルもとっていました。よって、G,B,KBの3人がリードボーカルをとる(歌い回し)事になります。
このころから、分裂の前兆があったのかな。とも思ってしまいます。
悲しい現実でした。


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