かつて銀昆で…

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文庫本

2024-07-04 14:26:15 | お勉強


たくさんある文庫本はなかなか不憫だ。
長い間、手に取られることがない。
同じサイズの仲間に挟まれてジッとしている。
会社は違うが、たくさんの仲間がいる。
たが、時々目にも見えぬ早業で抜き取られる。
書主の文作の役に立つ資料になることもあるが、
古いからか、用がなくなったからか、
無残にも捨てられる運命をたどる奴もいる。
「わぁ!とうとう出番か……」
抜き取られたのはアメリカの詩人たちの本。
そのままゴミ箱行きかと思いきや、
どうやら書主は読んでくれるらしい。
一冊は今日、神戸まで旅をした。
しばらくイノチが繋がったか。



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