かつて銀昆で…

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ヤマハのFG-240

2024-08-05 13:11:02 | 日常の素描
FG-240のゲージをはずす。
これから西天満一座の音合わせがある。
そこにこのギターを持っていくのだけど、
やはり、ニューゲージの方がいいだろう。
外してあちこちを念入りに磨いて拭いた。
サウンドホールを覗くとラベルが見えた。
何年の付き合いだろう……。


あさってまでゆっくり休ませて弦を張る。
安モノのゲージだけど張りたてはいい音。
いろいろな歌の伴奏をするのが楽しみだ。

モーニング・ギター

2024-05-02 10:33:33 | 日常の素描
朝早く起きて原稿を書く。9時に仕上がって、
家人がいないのをいいことに、
ギターを弾く。
YAMAHAのFG240
スーパーライトゲージを張ってみた。
指先が弱いし、指力も落ちてきている。
柔らかな弦からは穏やかな音が出る。
今の自分に合っていると感じる。
あれこれ弾いてみる。
だが、朝にふさわしいのは、
ゆっくりめのスリーフィンガーだな。
親指用のピックを買いに行こう。


Early Morning Rain

2024-04-23 08:02:41 | 日常の素描

"Early Morning Rain"朝の雨という歌がある。
ピーター・ポール&マリーで有名な楽曲だ。
朝起きて雨が降っているとこの旋律がふと浮かんでくる。
歌詞はたしか、どこかの空港に佇んている男の話で、
所持金は1ドルしかなくて、雨が降っている。
ボーイング707が登場するから1960年代から70年代だろうか。


この歌の作者はゴードン・ライトフットだ。
カナダ人で、昨年84歳で亡くなっている。
ライトフットには季節労働者を歌った唄が多いから、
もしかしたらこの唄もそうかもしれない。
ジェット旅客機を眺めながら、
雨の降っていないところへ行ってしまうんだ…
そんなことを思っているようだ。


このところ雨が多い。よく降る。
だけど、先日大阪城の外堀沿いを歩いたとき、
水位が下がっていて石垣の下部が露出しているのを見た。
ここ二日ほど降り続く雨で少しは戻るだろうか。
水田地帯では、養分が育つ雨になるのだろうか。
黄砂という名の塵が入り混じった雨には害があるのかもしれない。


ピーター・ポール&マリーのこの唄は美しい。
PPMは、歌えばたいがい美しいハーモニーにしてしまう。
男の唄なのでマリーさんの声は抑えられている。
いつか歌ってみたい唄の一曲だ。
大介さんはPPMが好きだから喜ぶだろう。
「Cruel War 悲惨な戦争」や
「Leaving on a Jet Plane 悲しみのジェットプレーン」かな。



おこもりさん

2024-04-17 18:38:00 | 日常の素描
日曜日に番組収録があり、
30分番組を5本録音して遅くに帰宅。
結局、京都のテンゴLIVEには間に合わず残念。
5月のワンマンには絶対行こ!

そして、月曜日火曜日と連チャンでお籠りだ。
佐々木氏の初著作『神戸はみだし近代歴史めぐり』
書き物の間にぱらぱらと読むが、実に面白い。

家で仕事をしているから家事はおれの仕事だ。
といっても洗濯は自動だし、掃除もルンバ。
食器洗いはもともと好きな作業だ。
ガラス窓拭きは運動不足にはうってつけだし、
トイレや風呂掃除も好きだからよくやる。

お籠り生活は2日間で何とか終了できそうだ。
ラジオ台本12本を仕上げた。
簡単だと思われがちだがなかなかしんどいのだ。
裏取り=エビデンス?をしっかり書き込む。
いい加減なことは言えないです。

明日は歩きに行こう。
吉田正男のところへも行きたいのだが。
木曜日はエフエム宝塚で収録。
元タカラジェンヌがゲストの番組で、
彼女たちの話は結構面白い。

週末はこの4月からスタートした新番組、
その台本作成で、またお籠りさんに戻る。
そして日曜日はまた録音、24日も録音、27日もだ。

大型連休は、やはりお籠り生活になりそう。
書くのが好きだからいいとしよう。
愉しいのは収録である。

寝ごと

2024-03-26 21:08:12 | 日常の素描
昼間の電車の中、シートに座る人たちはそこそこ。
風通しのいい車内風景である。
おれの近くに座る男性、
40歳前後であろうか、
昼間なので会社員ではないと思う。
ダウンジャケットのラフないで立ち。
最近、40前後のこの手の男たちがたまにいる。
仕事は何をしているんだろう?
よくわからない。
阪急宝塚線の普通電車、
雲雀丘花屋敷ゆきだ。
もうこの駅名だけで詩になりそうだね。
おれは岡町まで行く。
十三を過ぎてからのこと、
そのダウン男がなにか言ったのだ。
「はい、そこのところがなんとかかんとか」
聞き取れなかった。
だが、男は眠っているのだ。
つまり寝言か。
また言った。
「もうそろそろやらないと……云々」
最初は滑舌がいいのだが最後の方はわからない。
電車の中で寝る人の寝言は初めての体験だ。


2021年8月から9月までのひと月入院したとき、
4人部屋だった。
となりのベッドの男が寝言の人だった。
真夜中、
「アパラチア!」
「どんづるぼう!」
という言葉を結構な声を張り上げた。
おれは目が覚めた。
カーテン1枚を隔てただけでその声はよく聴こえるから。
アパラチアは山脈という言葉が組になっているような言葉だ。
学校で習った。
どんづるぼうは、屯鶴峯と書く奈良県二上山の景勝地で、
香芝市にある県指定の天然記念物。
遠くから眺めると鶴が屯(たむろ)しているように見える。
この2つの寝言は実に印象的だった。
「どういうおっさんなのだろう?」
と興味を持って翌朝、看護師に聞いてみた。
元野球選手だという話だった。
プロかどうか知らない。
社会人かもしれない。
すこし前、この男が落とした硬球が、
おれのベッドの下まで転がってきたことがあった。
話しかけようと思っていたが機会を逃した。
おれより先に退院、もしくは転院されていった。
この人の寝言は強烈だったな。