かつて銀昆で…

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夢の中にしか登場しない人物

2023-03-02 13:02:05 | 日記

その人は女性で、年齢はよくわからない。

20代後半から中年域だろうか。

とてもよく動き、背は高くなく、髪もさほど長くはないが短髪でもない。

とにかく動き回るのが得意なのか、あれこれ人の世話をしている。

 

一昨日見た夢の中で、なぜか画材道具を預かってもらった。

おそらくどこかで打合せをすることになり、道具を持て余していたのだ。

それを彼女が「預かってあげるわよ」と引き取り、保管してくれた。

僕はその場から移動して、保育園か小学校の教室みたいなところへいく。

そこには人々が集まっていて、

授業をするのか、講演をするのかよくわからないが、

ともかく彼らの前に立った。

そしてテキストを広げて、みんなでディスカッションを始めた。

内容はわからない。

歴史や文化、あるいは絵画の鑑賞法みたいな話か。

レッスンが終わると、集まっていた人々が三々五々散っていく。

声を掛けられて、茶話会のような催しに参加するようにいわれるが、

僕は預けた画材道具を取りに行かなければという気持ちがあり、

彼女に迷惑を掛けられないと思っている。

だけど、道具を預かってもらった場所に行くと、彼女は不在なのだった。

ちょっと残念な思いをしてその場に突っ立っている。

 

思えば、彼女はいくつもの夢にさまざまな役回りで登場する。

具体的にどんな夢か憶えていないが、しばしば登場する。

その都度、「あゝ、彼女だ」と思うのだ。

恋愛感情はない。パートナーというほど相手はこちらを意識していない。

でも、僕が何か困っていると助けてくれる。

 

僕には姉はいないが、もしかしたら生まれて来なかった姉かもしれない。

姉さん、いつもすみません。ありがとう。


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1 コメント

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Unknown (タンジェリン・ドリーム)
2023-03-07 09:20:57
夢を見るのが怖くて、眠れなくなった時期がありました。夢が楽しくて寝るのが好きな時期もありました。むかしの日本人は、夢は現実の世界との裏表と考えて、夢のお告げは現実になると信じて疑わなかったようですね。夢がもう一つの現実といういい方には、素直にそのまま受け入れ難いところがありますが、人間が持つ想像力という能力が非常識で、非日常的で、シュールな世界像を造り出すのは、愉快といえば愉快。人は寝ないと生きていけませんから、夢から逃れることはできないのですね。まったく夢を見ないという人は潔くて、これはこれで生き方の流儀だと思います。
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