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ウィザード 第5話印象

2012-09-30 13:24:43 | 特撮雑感:魔法使い
放送当日にちゃんと録画チェックできるとほっとします(苦笑)。
というわけで、ごくごく簡単に印象のみにて参ります。

化け猫ちゃん(仮)の名前はケットシーでした、が、もう化け猫ちゃんで参ります。
いや、何が残念って…化け猫ちゃんの出番が今回で終わってしまったのが何より残念でしたわ。
あのキュートなファントムにはぜひ長生きしていただきたかったと心から思います。

魔力切れ→変身解除→昏倒という、化け猫ちゃんが戦う気満々だったらけっこう危なかったハルト。
意識を失ったハルトに凛子ちゃんとシュンペーが駆け寄るのに、自責の念で膝をついてしまうコヨミちゃん。
コヨミちゃんは、どうやらファントムを生み出した後のゲートが何らかの理由で消滅しなかった…という状態らしく、魔力で疑似生命を与えられているとは輪島さんのお話。
面影堂のおじさん、輪島さんだったんですね、今回初めてテロップで確認しました。
リングを作るから「輪」島さんなんでしょうか。

昏倒前のハルトに魔法使いも大したことないと不遜な態度を取ったピアニスト君。
ハルトは彼が本当はファントムに襲われたかった…実はコンクールに出たくなかったのではないかと喝破。
「他人に自分の運命をゆだねるなんて、天才ピアニストのすることじゃない」と言われて動揺するピアニスト君。
ハルト昏倒後、思いつめた様子だったコヨミちゃんは、一人ピアニスト君の元に向かいます。
その後を追う凛子ちゃんとシュンペー。

ピアニスト君の家に入れてもらった3人は、室内のトロフィーの数に驚きます。
そして、コヨミちゃんは彼が「過去」の中に生きている…「今」を生きていないと言い切ります。
今の自分を認めなければ、今を生きることはできないと。
コヨミちゃんは自分に失望して自暴自棄になっていたとき、ハルトにすべてを受け入れられ、「お前の最後の希望になる」と言われた…。
今の自分を受け入れることで、コヨミちゃんは「今」を「生きて」いる。

夜が更けて、ガルーダの魔力が切れても見張りを続けるコヨミちゃん。
その隣には凛子ちゃんとシュンペー。
自分たちもコヨミちゃんと同じだという凛子ちゃんに、初めてコヨミちゃんは「好きにすれば」と答えます。
拒絶以外の言葉はコヨミちゃんの「イエス」なんですね。

そのころ…われらが愛する化け猫ちゃんはと言えば…メデューサに脅されてまたしても嫌々ながらワイズマンの意志に従うしかない事態に…。
今度はフェニックスが下っ端兵の元を貸し与えてくれました。
が、手を貸してくれるというわけでもないあたり…幹部二人は直接は動かないってこと?
ワイズマンはファントムをもっと生み出せとは言っているようですが、メデューサたちにはファントムの監督しかさせないのは何か意図があるのでしょうか?

面影堂で翌朝目を覚ましたハルトは、コヨミちゃん・凛子ちゃん・シュンペーがピアニスト君の護衛についていることを輪島さんから聞かされます。
どうやらハルトはコヨミちゃんと二人の距離が縮まったことを理解した様子。
ピアニスト君、ちゃんとコンクールにやってきました。
そして、その演奏する姿を見守るのはコヨミちゃんたち3人。
音楽堂の外に化け猫ちゃん登場、さらにはドーナツ片手に待っていたハルトも登場、役者がそろいます。

今回は足の速い化け猫ちゃんにハリケーンモードで挑むハルト=ウィザード。
化け猫ちゃんが繰り出した下っ端兵は一人残らずちゃっちゃと片付けられるし、どうやら魔力は一晩ぐっすり眠れば回復するようですねえ。
そして、コヨミちゃんに提供する魔力は、察するに戦闘まるまる1回分くらいに達するのではないかと…。
2回魔力を与えると、実質戦闘できないってことは、日頃ハルトが使える魔力は戦闘2回半分程度くらい?
考えようによっては、幹部であるメデューサとフェニックスにもう一人ファントムがいればウィザードは倒せるんじゃな以下とも思いましたよ。

何はともあれ、哀れ化け猫ちゃんはウィザードに倒され、ピアニスト君は入賞も逃したけど清々しい顔で海外で一から勉強し直すと宣言。
お腹がすいたからドーナツが食べたくなったというハルトに、コヨミちゃんが今日は私がごちそうすると。
それを聞いたシュンペー、ご一緒していいですかとおそるおそる訪ねると、「好きにすれば」とコヨミちゃん。
どうやらコヨミちゃんは凛子ちゃんとシュンペーを「仲間」と認めた模様。
ごちそうしてはくれないでしょうけれど。

さて、いろいろわかったこともある今回。
コヨミちゃんは元ゲートで体だけが残って記憶もなく、「生きて」いるというにもいろいろ問題ありありの模様。
ハルトの足手まといになるのが何よりも許せないようです。
そのかわり、素っ気ない態度でもハルトはそれなりに特別な存在であると。
ピアニスト君にはハルトが命を賭けて守る価値がないと言い切るあたり、ハルトを心から大切に思っているのでしょう。
まあ、凛子ちゃんとシュンペーを「仲間」とまで思ったかどうかは微妙ですが、存在を認める気になったのは間違いないようです。
というわけで、待て次回。

風水


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