真剣者 第28話印象

今回はある意味ネタ回、そして新幹部の御披露目回ですね。
ついに三途の川の底から姿を現した…スジなんたらアクマロ…？
そして、前回のトラウマで寿司恐怖症になってしまったために変身できなくなった源太をみんなで励ます回。
この組み合わせがすごいというか何というか（苦笑）。
というわけで、１回の視聴の記憶のみで書いておりますので、小さなミスは大きな心でご容赦下さい。
　※大きなミスが発覚したので、大急ぎで修正入れました（苦笑）。

源太が提灯の「侍」の電子モヂカラを送り続けています。
いつになく元気のない源太、まさかこんな終わりが来るとは…とため息をつくばかり。
そこに殿からナナシ連中出現の報が入ります。
シンケンジャー５人が応戦していますが、駆けつけた源太、どうしても変身できません！
ついにはスシチェンジャーを取り落としてしまう事態に。
ナナシ連中を撃退した５人は、源太の様子がおかしいことに不信感を抱きます。
取り落としたスシチェンジャーを拾って渡した茉子ちゃんに、何と源太はスシチェンジャーをはたき落としてしまいます。
実は源太、前回寿司にされてネコに食べられそうになった恐怖から、寿司が怖くなってしまった！？

いつもの座敷で膝を抱えてうずくまる源太が猛烈にツボでした。
いつも元気で暑苦しいくらいの源太が意気消沈…しかもその辛さを誰にもわかってもらえない！
いや、唯一茉子ちゃんが嬉しそうに慰めてくれるけど、他のメンバーはむしろ呆れているというか何というか（苦笑）。
とはいえ、源太がシンケンゴールドにもなれず寿司も握れないというのは…源太にとってはアイデンティティ崩壊の危機ですよ。
というわけで、千明の音頭取り（としか思えない）で源太と一緒に苦手を克服しようという企画が！！

まずは苦手なものを一緒に食べようと言うことで、シンケン女性陣が参加！
ことはは昔からどうしても食べられないという納豆に挑戦！
茉子ちゃんは、昔喉に詰まらせて以来ダメだという粉ふきいもに挑戦！
結果は…鼻をつまんで何とか口に入れたことは、そして目を閉じて飲み込んだ茉子ちゃん！
２人そろって卒倒…なぜ！？？
どう考えても殿を寝込ませた茉子ちゃんの料理よりは絶対食べられるはずなのに！！（爆笑）
そして、源太は口に入れることさえできず！！

続いて登場したのはサボテン！？
なんと流ノ介は幼少時代にサボテンの上に尻餅をついて以来恐怖にさいなまれていると…？
そ、それは…やはり単なるネタでは！？？
恐怖克服成功を宣言する流ノ介を残して全員が退室する姿に転げました！
この残念さこそが流ノ介ですよ！！

さて、今回の真打ちは殿…！！
ここで源太が「たけちゃん、まだ怖いのか？」とちょっと元気に。
じいまでが殿のお化け屋敷でおもらしした過去を暴露する始末。
で、千明が思いっきり嬉しそうなんですけど！！
「何で外道衆相手に戦ってるのに作り物が怖いんだよ？」
「作り物だからだ！」
という会話に爆笑しました。
ええ、殿、わかりますとも！！
大きなお屋敷に住んでいて、あの屋敷が平気でお化け屋敷がダメなのはなぜかと言われても、ダメなものはダメなんですよ。
意を決してお化け屋敷に入った殿、中からは魂消る悲鳴が…！？
出口に現れた殿…出た途端に気絶！！！
殿ーーーっっ！！（爆笑）

しかし、殿たちの決死のがんばりにもかかわらず、源太の恐怖症は癒える気配なし。
落ち込む源太を慰めるのは千明です。
源太の侍らしくないところにホッとしているし、みんなもそう思っていると源太を励まします。
その様子を物陰から見守るのはじいこと彦馬さん。
ですが、源太は浮上できないまま引退を宣言しますが、形見を残していくことを言い置きます。
千明は形見の意味がわからないまま源太を引き留められず…。

そのころの三途の川では、とうとうスジなんたらアクマロがドウコクの前に姿を現します。
これまで力が足りずに三途の川の底にいたが、夏になってドウコクの力が増したときに、その力を得て復活できた模様。
名前の通りの高貴なしゃべり口調が微妙に勘に障る絶妙のキャラクター。
頭の飾りは烏帽子、長い髪を後ろにたらしてまとめているあたりも公家というか平安貴族を意識してますねえ。
そのアクマロに口先だけじゃ信用ならねえといきなり斬りつけるドウコク！
しかし、アクマロはドウコクの刃を肩で受け、逃げようとしません。
逆らうつもりはないと言いつつ、自分にドウコクの刃は効かないことを見せるところがしたたかですよアクマロ。
外道衆にふさわしい大物ぶりを見せてくれます。

ついにそのアクマロが人間界に現れます。
外道衆もシンケンジャーも一緒くたに攻撃するあたり、敵味方見境なしの外道ぶり。
しかも強い！
アクマロに真っ先に斬りかかるのが殿…！？
主君が切り込み隊長ってのは問題があるんじゃないのかと突っ込みそうになりましたよ。
アクマロ、どうにもこうにも歯が立たない強さでシンケンジャーを圧倒！
ところが、かつてのシンケンジャーはもっと強かったと物足りなさを嘆くかアクマロ。
それともまだ本気を出さないかと、なんと切り紙で巨大な配下を現出させる！
殿はインロウマルを使って巨大切り紙に対し、アクマロを流ノ介たちに任せます。
が、どちらも強い！
まさにシンケンジャー絶体絶命のその時、現れたのはシンケンゴールド！！
手には提灯をぶら下げて…真昼の提灯って役に立たないものの代名詞じゃないのか源太！！

「変身できたのね！」という茉子ちゃんの一言に、きっと視聴者は同じことを思ったことでしょう。
無事ゴールドに変身できた源太が駆けつけ、サカナマルでアクマロと対決！
ゴールドの剣を肩で受けたアクマロ、ドウコクの刃を受けたときにどうやらダメージを受けていたようで、不利と見るや即座に退却。
なかなかアクマロはしたたかなだけでなく機を読むに敏な敵のようですよ。
そして、切り紙相手に苦戦する殿に、提灯もといダイゴヨウを助っ人として差し向けるゴールド！
ダイゴヨウ、どう見ても提灯ロボというすさまじく残念な外観にもかかわらず、ダイカイシンケンオーが苦戦した切り紙を圧倒する！！
口調が思いっきり「親分、てえへんだてえへんだ！」という岡っ引き風なのに、文字は「侍」！？
同心じゃなくて岡っ引きなのに「侍」なのはなぜ？？？
疑問はさておき、重いダイカイシンケンオーではできないような素早い動きで敵を攪乱するあたり、ゴローダーやズバーンを彷彿とします。
が、ディスク詰まりで攻撃できない！？？
「丈ちゃん、腰たたいて腰！」
「腰？」
と、戦闘中とは思えないような会話が…。
ディスク詰まりを解消したダイゴヨウ、ディスクを射出して切り紙を切り刻み、ついにこれを撃破！
これまで最強だったダイカイシンケンオーでも歯の立たない相手に、単体で勝負をつけてしまうって…！！

ツッコミ所満載のダイゴヨウは、元の提灯姿に戻りました。
で、ゴールド寿司の屋台は無事に営業再開。
どうして変身できるようになったの？という質問への答えは、じいこと彦馬さん。
なんとじい、皆のやり方は生ぬるい！と、黒子さんたちに源太を押さえ込ませて、その口に無理矢理寿司をねじ込んで食べさせたと…！！
ショック療法というか、かなり無理矢理な療治が効いて、無事源太は寿司恐怖症を克服できたという次第。
なんて侍らしいんだじい！！
さすがです彦馬さん！！
で、ここで流ノ介が不審を口にします。
ところで、ダイゴヨウは岡っ引きだろう？という流ノ介に、大きく頷く源太。
「岡っ引きは侍ではない」
という流ノ介の一言に、驚愕する源太、黙って頷く殿とじい！！（爆笑）
知ってて黙ってましたね殿もじいも！！
思いっきり侍って書いちゃったよと言う源太に、憤慨しまくりのダイゴヨウ！
そうか…源太は岡っ引きが町人なのを知らなかったのね（苦笑）。
というわけで、待て次回。

新幹部御披露目回が思いっきりネタ回というのもすごいですよシンケンジャー！
前回ネタで勝負だった流ノ介・源太に対して、今回は真打ちが殿！！
やってくれますシンケンジャー！
何がすごいって、全員大まじめに源太のために自分の苦手を暴露して頑張る！
ええ、これぞ仲間命の戦隊の醍醐味ですとも！
源太、みんなからこんなにも大切にされてるんですねえ。
源太のためだからこそ、殿もお化け屋敷に挑戦したというのが良いですよ。
ええ、克服にはほど遠かった気もしますが（苦笑）。
最後の最後、皆のがんばりを見届けた末に一肌脱ぐのがじいなのにぐっときます。
じい、源太を幼い頃から知っているからこそ、どんなに侍になるために努力してきたかを承知しているからこその荒療治！
かっこよすぎて涙が出ます。
じいあってのシンケンジャーなのを改めて思いました。

さて、新幹部の強力さを見せつけると同時に、残念すぎる提灯型ロボット・ダイゴヨウ御披露目回！
シンケンジャー、どうしてみんな真面目に戦ってるのに巨大戦がギャグなんだ！！
いや、ここが大好きですよシンケンジャー！
毎回巨大戦に転げますが、今回もやってくれましたねえ。
先週予告で見たときには見なかったことにしそうでしたが、改めてみても…このセンスが…！！
やっぱりこれって源太のセンスなんですよねえ。
天才だと思うけど、残念さがたまりませんよ源太、ええ、褒めてますとも！

さて、三途の川の上はますます不穏に…。
そして、薄皮太夫の行方は杳として知れず。
気になることもたくさんありますが、次回予告で家出したらしいダイゴヨウを励ますのが茉子ちゃんなのがなにげにツボでした。
茉子ちゃん、人間だけじゃなくロボットもぎゅっとしてあげなきゃ！なのね！！
というわけで、来週も楽しみです。

風水