ウィザード 第８話印象

早くもハルトの過去が…と思ったら、早くも幹部が前線に…しかも！という、けっこう衝撃的な展開でした第８話。
というわけで、ごくごく簡単に印象など。

指輪作りの輪島さんは、魔法石を磨いて指輪は作るけれど、自分では能力もわからないし使えない。
その中にハルトがベルトにかざしても反応のなかった指輪が一つ。
面影堂に白いガルちゃんがやってきて、謎の魔法石を置いてゆきます。
白いガルちゃんは「あの夜」の白い魔法使いを思い出させますが、どこから来たかは不明のまま。
輪島さんは届いた魔法石に、これまで無反応だった指輪が反応しているとわかり、指輪作りに取りかかります。
しかし、コヨミちゃんは件の魔法石に悪いものを感じているようですが…。

今回のゲートは小学生のヒロキ。
メデューサはファントムではなく雑魚兵…グールに襲わせます。
これを助けたハルトたちですが、助けられた小学生はヒトクセあり？
ハルトたちを誘拐犯だと行って騒ぎ、なんと凛子ちゃんが誤認逮捕されてしまう。
さて、お母さんが迎えにきてくれますが、このお母さん、ハルトを知っている人のようで…。

ハルトは小学生のときに両親を交通事故で失っていました。
亡くなる直前、両親はハルトに「お前が生きていることが私たちの希望なのだ」と言い残します。
どうやらハルトにとって「希望」という言葉は、両親からの思いという意味でも大きな意味を持つのでしょう。
ハルトが魔法使いとして、ファントムから人々の希望を守ろうという動機の一つはこのあたり？
問題の交通事故のとき、ご両親とハルトが担ぎ込まれた病院の看護師さんがヒロキのお母さんでした。

さて、事情を説明してヒロキの家に泊まり込んで護衛を…というハルトたちですが…。
ヒロキは家に帰りたくないと言い、面影堂にお泊まりすることに。
ヒロキはシュンペーとゲームを楽しんでいる様子。
グールに襲われてもあまりショックは受けてないようだという凛子ちゃんに、そうかなとつぶやくハルト。
ヒロキを守ると大口を叩いたシュンペーはさっさと寝入ってしまい、眠れないのはヒロキくん。
本当は家に帰りたかったんだろう、と尋ねるハルトに、ヒロキくんは理由を話しはじめます。

お父さんが誕生日に買ってきてくれたプレゼントが、ヒロキの希望のものとは違ったこと。
なのにお母さんはお父さんの味方をしてヒロキの気持ちも聞かずに叱ったこと。
ヒロキはプレゼントが違ったことよりも、お父さんが自分の言うことを聞いてくれていないことに怒ったということ。
本当は両親が自分のことなんてどうでも良いと思っているのではないか、これがヒロキの不安でした。
そう話したヒロキに、ハルトは携帯に届いたお母さんからのメールを見せます。
たくさんのメールには息子を思う母の気持ちが…。
明日、ちゃんと家に帰ってお母さんに本当の気持ちを話すようにと言われたヒロキは素直に頷きます。

そのころ…まどろっこしい作戦に業を煮やしたフェニックスは、ワイズマンに直接交渉することに。
フェニックスではゲートを絶望させる前に殺してしまって、ファントムは増えないと懸念するメデューサ。
しかし…カーテンの向こうのワイズマン、フェニックスの提案を受け入れて、作戦を授けます。
子供がゲートならお前にぴったりの方法があるというワイズマン。
自分が動けることにご機嫌のフェニックスですが…。

翌朝、家に向かうヒロキと護衛のハルト＆シュンペーの前に現れたフェニックス。
なんとその手にはヒロキのお母さんが！！
子供を絶望させるために、その母を手にかけろというのがワイズマンの作戦でした。
ハルトは変身してフェニックスに戦いを挑み、ヒロキは必死で母を呼びますがお母さんは意識不明。
パニック状態のヒロキの隣でシュンペーはとりあえず救急車を呼ぶことに。

変身したウィザードですが、炎を操るフェニックスに対して、ウィザードの火では対抗できず。
つづいてウォーターで対抗しますが、ウィザードの水ではフェニックスの業火は消せません。
つづいてランドで対抗を試みますが、フェニックスの攻撃を防ぐことができず、ついにウィザードは追いつめられます。
フェニックスによって橋の下に落とされたウィザード。
というわけで、待て次回。

さすがは幹部、フェニックス強すぎる…。
というか、これまでフェニックスが手を出せなかったからウィザードは勝てたのか…。
フェニックスを前線に出さないためのワイズマンの作戦だったのかもしれませんが、かなり痛い敗北ですよ。
次回、ハルトがどうやってフェニックスに対抗するのか、そしてヒロキを守れるのか…。
新たな魔法石によって作られる指輪は果たして…。
とりあえずは、来週を待ちたいと思います。

風水