”かざみどり”の気まぐれ日記

我が家の癒し系、青色セキセイインコのピーちゃんの成長記録とボートのお話

春の大潮

2009年03月10日 | 漕艇 Rowing

今日もよい天気でした。
8時45分に艇庫到着。

9時過ぎに蹴りだし。
艇の準備をしていた頃、風が出てきたので、ちょっと怪しいな、と思っていたのですが、土入川河口付近から見る限り、紀ノ川は思ったほど影響はなさそうだ。
と思ったのも束の間、実際漕ぎだすと、風はたいしたことないんだけど、河口から、30㌢~50㌢の波長の短い波があるじゃないですか。

そういえば、昨年も2月の終わりごろに、こういう波を経験した記憶が・・・
でも、あの時ほど荒れていないからマシだ。
SR20~21のUTでは、艇速が波のスピードより速かった。
しかし、波の谷間に入り込むと、トップが波に沈んでしまったり、ロウイング中のブレードが1ストロークごとに軽くなったり重くなったり、はたまた岸にぶつかって跳ね返ってきた波なんかも混じりだし艇の進む方向が定まらなかったりと、波乗りしているようで、楽しいような気持ち悪いような・・・・
紀ノ川大橋をくぐってからもしばらく波の影響を受け続ける始末。
しかし、ポジティブにとらえていたので、失速感がなかったのが救いだ。

やがて風は真横から(北風)となり、艇が風に押されて思うようなライン取りができず、紀の国大橋から上は、かなり左岸(上流から下流をみて左側)に流されたなあ。
上りは堰まで28分12秒

2分半後に下りスタート。
動き出して5本目付近は、流れが複雑になっていて、艇がよじられるような感覚でグイッとトップが左に振られたり、横風を受けたりと結構揺られまくりの出だしとなり、やはり高圧までの間に左岸よりのルートになってしまった。
北島橋から下は向かい風となり、波立ってきてはいたが、下げ潮だったので、重くて進まないという感じがなかったので、思い切って大きく動くことに集中。
今日も花粉が大量に飛散しているようで、左目からは涙が止まらず、鼻水もダラダラ状態。困ったもんです。

紀ノ川大橋から下は上り同様に波長の短いうねりがあったが、上りほど気持ち悪い感覚がなかったのが救い。
だからといって気を抜くと一瞬で崩れるコンディションであることに違いない。

ということで、振り返るとバランスを崩して、ガタガタと崩れる心配があったので、大橋をくぐって20本ほど漕いだ付近で一度だけ振り返って後方の安全を確認してからは黙々とロウイングに集中。
激しいピッチングに逢い、ミスオールもあったものの、高い強度をキープしたままゴール。
24分10秒くらい。

今日も52分程度のワークタイムだったが、ここで打ち切り。
艇庫に戻る土入川はずいぶん潮が引いていました。
おかげで、艇庫前では艇を着岸させるのにひと苦労。
トビが10mくらいの低いところを旋回していました。
ひょっとして、岸に打ち揚げられていたイナ(ボラの子)が気になるのかな?
と思い、手袋をつけて空に投げ上げてみた。
投げ上げた魚をキャッチしてはくれなかったけど、水に落ちた魚をなんとかゲットしようと何度もトライしていた。
しばらくしていちどどこかへ行ってしまったが、再び帰ってきて見事に脚でキャッチ

艇を洗っている頃、土入川は流れが速くなり、艇庫前も揚艇した時よりいちだんと浅瀬になっていった。
春の大潮ですね。
干潟が出てきて、鳥たちはせっせと餌をついばんでいました。