手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

金田式 電流伝送プリ No_218 その後

2012年06月06日 23時40分17秒 | プリ・アンプ

金田式 電流伝送プリ No_218 を使っていて 遭遇したトラブルを書いておこう。

あまり他の人はやっていないと思われる、BTLアダプタを使用してマルチ・アンプを構成しようと

悪戦苦闘していて 遭遇した事象を二つほど。

電流伝送プリの後段に CR型チャネルフィルタ(2way)を入れ、 

高域はそのまま、高域用のアンプへ接続。低域はBTLアダプタを介して2台のアンプを使い

L,Rのウーファへと接続という構成だ。この時点で一応、プリの出力インピーダンスが高いことは

気になっていた。

(正常動作例) 低域アンプに 金田式DCアンプ(ほぼNo.167) と 窪田式(2SK1530+2SJ201)

             高域に 上下対称型アンプ(安井式に近い) 

    ・全体的に何となく パッとしない音。さすがに思想が違うアンプの組み合わせだ。

(問題発生 その1)

    低域アンプに 金田式DCアンプ(ほぼNo.167) と 窪田式(2SK1530+2SJ201)

    高域に、クリスキットパワーアンプ

  ・クリスキットの電源を入れたら 「ブーーン」という音が出た 久しぶりに聴く 発振の音だった。

  どこか接続ミスかと思ったがそうではなかった。FETのアンプだと、入力にVRを入れたりしていると

  こういう症状が出るらしいが。

(問題発生 その2)

  低域アンプに 金田式DCアンプ(ほぼNo.167) と SATRI-ICによるアンプ(2SK1530+2SJ201使用)

             高域に 上下対称型アンプ(安井式に近い) 

   ・SATRI-ICのアンプの電源を入れたら、これまた「盛大なブーーンという音が出た。このアンプは出力が大きいので

   とてもビックリした。 スピーカが飛んだかと思ったが、スピーカのラインに入れてあるFUSEは飛んでいなかった。

このときは、プリの方へは頭がいかず BTLアダプタを介しているからとばかり思っていた。

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が、低域アンプに 金田式DCアンプ と クリスキットパワーアンプ  高域に 窪田式(2SK1530+2SJ201) 

だと問題なく動く。

 低域アンプに 金田式DCアンプ と クリスキットパワーアンプ 高域に SATRI-ICによるアンプ も OKだった。

ようするに クリスキットパワーアンプ と SATRI-ICによるアンプ に不都合が起こるようだ。

クリスキットは 以前から、CR型のチャネルフィルタの下に入れると、電源投入のショック音が大きくなったり

ハム音を拾ったりしていてインピーダンスのミスマッチみたいな感じていた。

で、数日前に 電流伝送プリも これらの不安定な症状の発生に関係があるのに気がついた次第だ。

今使っているBTLアダプタにはバッファがついていないので、これも原因となっているのかも知れない。

ということで、電流伝送プリの送り出しに、バッファを入れた。果たして、これで上記の 不安定な症状の発生が

解決したのかどうかは、試していないのでわからない。あまり 試したくもないし。

ということで、今日は、以前から懸案だった金田式 大電流MOS-FETアンプの終段に 2SK1530を使うことに

挑戦してみた。

実験台は この10年近くもってきた金田式No.167もどき(保護回路は一切なし、電源ラインとSPラインには

FUSEが入っている)だ。

 報告は、近日中にできるだろうか。



 

 

 


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