かはたれのジエン

イタチの最後っ屁 ・・・なので、コメントにも屁を垂れるしかできませぬ

新しい戦前

2024年02月22日 | よしなしごと 

ミス日本

 タモリの言うように、我々は今「新しい戦前」に迷い込んでいるのかもしれない。

2022年の暮れに放送された「徹子の部屋」で、タモリが2023年について問われ、「新しい戦前になるんじゃないですかね」と答えたことが話題になった。

 それはコロナから始まった(というか、気づいた)。ウクライナではひどい戦争が続けられている。もうとっくに終わってるのに。ロシアは東部4州を手に入れ、クリミア半島までつなげるのが目的だから。

結果的にロシアが経済的に打撃を受けず、食料や資源を握っている国が強いことが証明された。ノルドストリームを破壊されたドイツとは対照的。ヨーロッパがロシアの石油を買っていたことが報道されたが、アメリカも買っていると言われている。

 数日前から、タッカー・カールソンのプーチンへのインタビューが話題となっている。動画やテキストを見てみると、アメリカや日本の為政者の発言やマスコミ報道に慣れた者からすると、プーチンの態度や話す内容は落ち着いた理知的なものだった。ネットで確認して下さい。(前半は歴史の部分が長い)

インタビューが世界中で話題となる中、反体制派のナワルヌイ氏が死去。妻がミュンヘン安全保障会議で演説。もう、この手のやり方はヤメなよ。この時期にロシア側が排除する理由はない。「わかりやすい」のはロシアじゃなくアメリカ。決めつけはイカンけど。

 ただ、全てを鵜呑みにはできない。プーチンとトランプの動きがリンクしすぎている。世界を動かしてきた勢力の内部対立と考えるのが一番すっきりする。結局、BRICSという経済的・軍事的大国が主導権を握ることには変わりないのだから。

ウクライナやイスラエルを大局的にみると、BRICS側に都合がよく運び過ぎている気もする。例えば、イスラエルは完全に悪者。だから、ちと疑ってる。

 大きな流れはこんな感じか?BRICSと西側諸国の対立。西側諸国は戦争したがってる。何かをチャラにしたいんだろうね。ロシア、イラン、中国(最近聞かないね)が挑発に乗らない。ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡を握っているのは大きい。

何度か書いてるけど、この大きな変化の中での日本の対応が読めないんだよね。政権がガタガタなのはいいとして、「次」が用意されていない。そうなると、荒唐無稽な予想になってしまう。

 結局は、経済的格差と軍事的格差が解消されない限り、世の中は劇的に変わりはしないだろう。ただ、キリスト教国が支配者ではなくなることはいいことだと思う。

なぜキリスト教がダメなのか。ルサンチマン的な考え方が根底にあり、被支配者の思想であることは前に述べた。もう一つ。好きな人にしてあげたいと思うことを嫌いな人にもしなさいという「隣人愛」はいいのだけれど、その隣人とは、やがてキリスト教徒にされる運命にある人達なのである。キリスト教徒になる気のない人達はその対象ではないのだ。イエスは、そうしろとは言っていないと思うのだが。

 変化は、表に出てくる前から始まっている。だから、気づいた時はすでに遅し。あっという間に動くだろう。

何よりもフェイクニュースが耐えられない。大本営発表。戦前もこんな感じだったのだろうか。だけど決定的に違うのは、国民は冷めているという点。ミス日本の娘も犠牲者だね。

 

 

 

 

 

 


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