最初に断っておきますが、大多数の一般のキリスト教徒は善き人々です。
キリスト教は、ユダヤ教を母体として出来上がった。
ここでいう「キリスト教」は、西側の「カトリック教会」を指しています。宗教改革後は、カトリックとプロテスタント両方を指します。
キリスト教は、男の作った宗教である。
男のコンプレックスがありありと滲み出ている。
神の姿は男、最初に作ったのは男、悪いことしたのは女、処女懐胎・・・。
男が女に嫉妬して作った人工の匂いがプンプン。(宗教の始まりはだいたい女神。だから、後にマリアも信仰対象に)
ユダヤ教の特徴は次の3つ。
一神教、選民思想、メシアの待望。
翻訳すると、ボク達だけが本当の唯一の神を信仰してるんだモン。
いっくらイジメられても棄てないから、最後は正義の味方が助けに来てくれるんだモンね。
悪く言うと、独善的ないじけた宗教。
だから、ルサンチマンが生じる。
キリスト教は、救いの対象を全人類に拡大したもの(=ユダヤ教-選民思想)。
「隣人愛」が本質(なんだったら、改宗しない人達をせっせと救ってほしい)。
世の中を善悪二神の対立としたゾロアスター教の影響を受けている。悪神は悪魔(堕天使)に。最後は善神(MAZDA)が勝つんだけど、映画、マンガ、ドラマはほとんどこのパターン。人間の脳が受け入れやすい。自分の中の「善悪の葛藤」と考えてもいいかも。ニーチェの「ツァラトゥストラ」はドイツ語読み。R.シュトラウスのは「2001年宇宙の旅」で有名。
キリスト教はローマ帝国と共に始まり、ローマ帝国と共に広まる。
今から2000年前のことだ。(たかだか2000年なんだよね)
新興宗教だったキリスト教が、なぜローマ帝国で広まったのか。
平等、殉教などいろいろ考えてみた。
パンデミックの発生が絡んでいるらしい。
しかし、納得できる理由には辿りつけていない。
「自省録」に見られるように、あれだけふくよかな、ある意味東洋的な思想を持っていた国が、いとも簡単に、あんな単純な宗教に染まってしまう。
何か他の原因があったのではないか。
ユダヤ教徒の握っていたお金が絡んでると思っている。そして、教会組織の成長。キリスト教以前の何かが絡んでいたとするのは、考えすぎか。バチカンは、永遠に続く「システム」である。
キリスト教は、ルサンチマンの二重構造を内包している。
他に対する劣等感(ぶりっ子)と、ユダヤ教に対する優越感と言い換えてもいいかもしれない。
それは、ユダヤ教徒に対しては差別という形で現れた。
ある意味、ユダヤ教を上手に利用しているとも言える。
ユダヤ教がキリスト教を利用しているのか、それともキリスト教がユダヤ教を利用しているのか。はたまた、他の勢力なのか。それはわからない。
ローマ帝国分裂後、しばらく大人しくしていた彼等は、十字軍により目覚めた。
そしてコロンブス以降、アジア、アフリカ、アメリカが次なる標的となった。
キリスト教を前面に出したヨーロッパの侵略は、凄まじいものだった。
その支配構造が、現在まで続いている。(今の中国なんてかわいいもんよ)
宗教改革後の宗教戦争はひどい。(わざと?)
同じキリスト教徒同士の殺し合い。(魔女狩りの強化)
一神教の性質上、少しでも自分達と異なるものを「異端」として弾圧する。「イジメの構造」と一緒である。突き詰めれば、最後は自分一人になってしまうだろう。厳しい禁教期間も必死に教えを守った人達に対し、ちと変わっちまったから、「潜伏キリシタン」ではなく「隠れキリシタン」だと言ったバチカンを見て、なんてセコイ宗教なんだと思った。
連合赤軍の「総括」を思い出させる。
一神教という原理主義の怖さである。
何でもいいけど、強制しないでくれ。
これ以上、広めようとしないでくれ。
キリスト教までもが捏造だとすると、いろいろなことがスッキリする。
ロンダニーニのピエタ。未完成らしいが、キリスト教もこれくらい素朴なものだったらいいのにね。一般の信徒みたいに。
日本が「日本」でいられる条件は、英語とキリスト教の不受容だと思う。
現代のローマ帝国たるアメリカとキリスト教の関係も、当時とそっくり。彼等は、このコロナ騒動で何をしたいんだろうね。