19日のことでしたが、標津町役場の住民生活課の方と釧路地方気象台の方2名を講師に、防災学習が行われました。六年生の理科の単元に「変わり続ける大地」があります。ここでは火山や地震について取り上げます。ここをピックアップして出前授業を実施しました。
わかりやすいスライドによる説明と、なんと言っても家庭科室を使った大掛かりな津波のメカニズムを理解させるための装置を使った授業、これが今回の目玉でした。6年生にとって、大変有意義な内容でした。三名の講師の皆様、ありがとうございました。
なんだ、なんだ?何が始まるんだ?
大きな水槽に水を貯め、海に見立てています。船などが浮かんでいます。
標津の町の模型です。海岸部を示しています。
特殊な波を起こす装置です。レバーをヨイショと持ち上げると波が発生し、標津の町まで波が到達するようになっています。
何度も波が押し寄せる仕組みなどを理解するのに最高の教材です。
最後は、防災ということで、岩手のある町の学校で迅速に避難を実行し、命を救ったビデオを見ました。最寄の避難場所よりもさらに高い、またさらに高い避難場所を目指して住民が避難したことを自分たちも教訓にし、今後の生活に役立ててほしいです。
体験的な今回の防災学習でした。