26日(日) はれ。
昨日購入した「宋 文洲」さんの本を、朝読む。
日本人と違う感覚で、ズバッと切っている。
=====================================
・・・社員の中には、上司にモチベーションを上げてもらいたい、と思っている人がいます。「自分のモチベーションが低いのは、上司のせいだ」と言うのです。このような社員は、例に漏れず、甘い社員だと私は言い切れます。・・・・・・・・
所詮、やる気があるかどうかは、どうでもいいことです。やる人がやるだけ報われるのが世界の真実であり、やる気のない人を、いくらめんどうをみてやったところで、やる気が出たためしがありません。
・・・やる気のない人を放っておこう。やる気のない部下を許そう。これが本書の「本質」です。のどが渇いたら、馬は自ら水を探します。その時は、馬が真剣に水の匂いを嗅ぎ分け、道を探すのです。水がいらない馬を、川に引っ張っていくことは、無駄なことであり、自己満足に過ぎません。渇きこそモチベーションの源泉です。他人に与えられるのではなく、自分で感じ取るものです。
・・・やる気の無い社員に「おまえ、なんでやる気がないんだ!」と叱っても、意味がありません。蛇やねずみを怖がっている子供に「なんで怖いんだ?」と言っているようなものです。怖いものは怖いんです。それを責めてもしかたがありません。叱ったからといって怖くなくなるわけではありません。同じように、やる気のない社員に「やる気を持て!」と叱ったところで、やる気は出てきません。叱れば叱るほど、萎縮してしまい、逆効果になるだけです。
ただし、「料給分は働けよ」と付け加えることを忘れてはいけません。
「せめて、人間としてのモラルは守ろうよ。給料泥棒と言われたくはないだろう?」と言うのです。それに対して文句を言う人はいません。
「やる気はなくても、給料をもらっている以上、その分は働く」そういう社員が増えれば、会社はそこそこの業績を上げることができます。それが最低限のモラルです。
・・・以前、私がコンサルタントをしていた会社で、どうしても営業部門の業績が上がらないことがありました。私がいろいろ提案しても「できない」「やれない」という反応ばかりで、真剣に取り組もうとしないのです。そこで、試しに営業担当の派遣社員を雇いました。すると、2か月もしないうちに、売上が2倍になったのです。・・・理由は契約更新というプレッシャーがあるので、どんな仕事を与えても前向きに仕事をし、私が「こうした方がいい」と言えば、必ず素直に実行します。正社員の場合、変化に対して、強い抵抗感を持っています。会社がつぶれないために何かをしようとしてるのに、まったく理解しようとしません。そして、実際に危機的状況に陥ると、「ちゃんと仕事をしているのに、どうして?」と頭を抱えるのです。
・・・会社に変革が必要な時、新しいことにチャレンジしない社員は、足を引っ張る存在になります。では、こういう頭の固い社員はどうしたらいいのでしょうか?それは、転職をしてもらうしかありません。つまり、クビにするということです。これは、日本の企業が苦手とするところですが、社員の意識を変えるのは並大抵のことではありません。はっきり言って不可能に近い。・・・経営者や上司には、モチベーションの低い社員の背中を押して「ほかの会社に行きなさい」と言う勇気が必要なのです。・・・また、中小企業のマネジメントをしていると、よく「うちの社長はワガママだ」「社長がワンマンすぎて、部下が育たない」という声が聞こえてきます。そう言われると、たいていの社長はシュンとなります。反省モードに入ります。実際、私も社員にそんなことを言われたら、一瞬元気をなくしますが、あえて言います。「中小企業の社長はワガママでいい!」。社長がすこしくらいワガママでも、そのワガママが会社を引っ張っているとも言えるのです。それなのに、社長が社員に気を遣って、暗い顔をしていたら、会社のムードが沈滞してしまいます。
・・・世界同時不況で社会全体が沈滞ムードに覆われ、人々の気持ちも暗くなりがちです。けれどもそんな時こそ、気持ちを強く持つことが大切です。強い精神力があれば、多少の逆境ははね返せます。「そうは言っても、簡単に精神力を鍛えることなどできない」・・・日ごろ実践している方法をお教えしましょう。地下鉄の駅などに読み終わった週刊誌や新聞を捨てるゴミ箱があったら、中をのぞみ込み、読みたい週刊誌を探して拾うのです。・・・あえて屈辱的なことを経験すると、精神的に強くなります。根性が座ってくるんですね。誤解を恐れていたら、何も出来ません。「イヤだ」「恥ずかしい」と思うようなことを意識的にやることで、人間は鍛えられ、成長するのです。
=====================================
ズバッと、来た!!
ゴミ箱、できるか?
まだまだ、甘えが・・・・・。
明日も、笑顔で!前向きに!!
昨日購入した「宋 文洲」さんの本を、朝読む。
日本人と違う感覚で、ズバッと切っている。
=====================================
・・・社員の中には、上司にモチベーションを上げてもらいたい、と思っている人がいます。「自分のモチベーションが低いのは、上司のせいだ」と言うのです。このような社員は、例に漏れず、甘い社員だと私は言い切れます。・・・・・・・・
所詮、やる気があるかどうかは、どうでもいいことです。やる人がやるだけ報われるのが世界の真実であり、やる気のない人を、いくらめんどうをみてやったところで、やる気が出たためしがありません。
・・・やる気のない人を放っておこう。やる気のない部下を許そう。これが本書の「本質」です。のどが渇いたら、馬は自ら水を探します。その時は、馬が真剣に水の匂いを嗅ぎ分け、道を探すのです。水がいらない馬を、川に引っ張っていくことは、無駄なことであり、自己満足に過ぎません。渇きこそモチベーションの源泉です。他人に与えられるのではなく、自分で感じ取るものです。
・・・やる気の無い社員に「おまえ、なんでやる気がないんだ!」と叱っても、意味がありません。蛇やねずみを怖がっている子供に「なんで怖いんだ?」と言っているようなものです。怖いものは怖いんです。それを責めてもしかたがありません。叱ったからといって怖くなくなるわけではありません。同じように、やる気のない社員に「やる気を持て!」と叱ったところで、やる気は出てきません。叱れば叱るほど、萎縮してしまい、逆効果になるだけです。
ただし、「料給分は働けよ」と付け加えることを忘れてはいけません。
「せめて、人間としてのモラルは守ろうよ。給料泥棒と言われたくはないだろう?」と言うのです。それに対して文句を言う人はいません。
「やる気はなくても、給料をもらっている以上、その分は働く」そういう社員が増えれば、会社はそこそこの業績を上げることができます。それが最低限のモラルです。
・・・以前、私がコンサルタントをしていた会社で、どうしても営業部門の業績が上がらないことがありました。私がいろいろ提案しても「できない」「やれない」という反応ばかりで、真剣に取り組もうとしないのです。そこで、試しに営業担当の派遣社員を雇いました。すると、2か月もしないうちに、売上が2倍になったのです。・・・理由は契約更新というプレッシャーがあるので、どんな仕事を与えても前向きに仕事をし、私が「こうした方がいい」と言えば、必ず素直に実行します。正社員の場合、変化に対して、強い抵抗感を持っています。会社がつぶれないために何かをしようとしてるのに、まったく理解しようとしません。そして、実際に危機的状況に陥ると、「ちゃんと仕事をしているのに、どうして?」と頭を抱えるのです。
・・・会社に変革が必要な時、新しいことにチャレンジしない社員は、足を引っ張る存在になります。では、こういう頭の固い社員はどうしたらいいのでしょうか?それは、転職をしてもらうしかありません。つまり、クビにするということです。これは、日本の企業が苦手とするところですが、社員の意識を変えるのは並大抵のことではありません。はっきり言って不可能に近い。・・・経営者や上司には、モチベーションの低い社員の背中を押して「ほかの会社に行きなさい」と言う勇気が必要なのです。・・・また、中小企業のマネジメントをしていると、よく「うちの社長はワガママだ」「社長がワンマンすぎて、部下が育たない」という声が聞こえてきます。そう言われると、たいていの社長はシュンとなります。反省モードに入ります。実際、私も社員にそんなことを言われたら、一瞬元気をなくしますが、あえて言います。「中小企業の社長はワガママでいい!」。社長がすこしくらいワガママでも、そのワガママが会社を引っ張っているとも言えるのです。それなのに、社長が社員に気を遣って、暗い顔をしていたら、会社のムードが沈滞してしまいます。
・・・世界同時不況で社会全体が沈滞ムードに覆われ、人々の気持ちも暗くなりがちです。けれどもそんな時こそ、気持ちを強く持つことが大切です。強い精神力があれば、多少の逆境ははね返せます。「そうは言っても、簡単に精神力を鍛えることなどできない」・・・日ごろ実践している方法をお教えしましょう。地下鉄の駅などに読み終わった週刊誌や新聞を捨てるゴミ箱があったら、中をのぞみ込み、読みたい週刊誌を探して拾うのです。・・・あえて屈辱的なことを経験すると、精神的に強くなります。根性が座ってくるんですね。誤解を恐れていたら、何も出来ません。「イヤだ」「恥ずかしい」と思うようなことを意識的にやることで、人間は鍛えられ、成長するのです。
=====================================
ズバッと、来た!!
ゴミ箱、できるか?
まだまだ、甘えが・・・・・。
明日も、笑顔で!前向きに!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます