世界一小さな戦争博物館

第二次世界大戦中の1/144スケール航空機を中心にしたミリタリー食玩を展示しています

空母 ワスプ(アメリカ)

2006-04-30 20:23:51 | 艦船館
ジパング(エフトイズコンフェクト)
 ワシントン条約の制限から、「レキシントン型」「ヨークタウン型より小型に造られました。同型艦はありません。当初大西洋艦隊に所属し、地中海でマルタ島へスピットファイアを輸送しました。太平洋戦線の空母不足により、南西太平洋戦域に回航され、ガダルカナルの戦いに参加。潜水艦伊19の雷撃により沈められました。

重巡洋艦 最上(日本)

2006-04-30 19:11:37 | 艦船館
機動艦隊(フルタ)
 軽巡洋艦として計画されましたが、主砲を20.5cm砲に換装し、重巡洋艦になりました。もとの砲は戦艦大和の副砲になりました。ミッドウェイ海戦において重巡洋艦「三隈」と衝突し、艦首切断の大損傷を受け、この損傷を機に航空巡洋艦に改装されました。レイテ沖海戦において、スリガオ海で米艦載機の攻撃を受け大破、自沈しました。

桜花(日本)

2006-04-30 18:13:59 | 航空機館(日本)
ビッグバード 一式陸攻付属(カフォレオ:1/144スケール)
 世界で唯一専用に開発され、実用化された航空特攻兵器。機首部に大型の徹甲爆弾を搭載し、ロケットの推進力と滑空で敵艦に体当たりを行います。搭乗した乗員が誘導を行う、有人誘導式ミサイルともいえます。敵に接近する前に、母機の一式陸攻ごと撃墜されることが多く、作戦の成功率は高くありませんでした。

一式陸上攻撃機(日本)

2006-04-29 21:55:44 | 航空機館(日本)
ビッグバード(カフォレオ:1/144スケール)
 三菱社製。マレー沖海戦において九六式陸攻と協同でイギリス戦艦プリンスオブウェールズと巡洋戦艦レパルスを撃沈するなど太平洋戦争初期に大活躍しました。長大な航続距離を実現するため主翼構造の一部を燃料タンクとしており、その弱点を狙われました。山本五十六長官が戦死したときの乗機。大戦終盤は特別攻撃機桜花の母機としても使用されました。模型は24型G4M2E。

空母 鳳翔(日本)

2006-04-28 20:09:44 | 艦船館
機動艦隊(フルタ)
 最初から航空母艦として建造された中で、世界で最初に完成した艦。島型艦橋と3本の起倒式の煙突など、新技術が取り入れられました。日中戦争、ミッドウェー海戦など参加、その後訓練用空母として運用されました。開戦時に日本海軍に在籍していた艦艇の中で、無傷で終戦を迎えた艦は本艦だけでした。戦後は復員船として使われました。

ティーガーⅡ ポルシェ砲塔(ドイツ)

2006-04-25 08:40:28 | 戦車館
ワールドタンクミュージアム(タカラ:1/144スケール)
 ティーガーⅠより強力な砲を搭載した戦車を開発することになったポルシェ社は、プロトティーガーⅠと同じく、エンジンで発電しモーターで駆動する電気重戦車の案を出しましたが、不採用になりました。砲塔のみ50基完成しており、採用されたヘンシェル社のティーガーⅡの車体に載せられることになりました。

ポルシェティーガー プロトタイプ(ドイツ)

2006-04-25 01:07:17 | 戦車館
ワールドタンクミュージアム(タカラ:1/144スケール)
 スポーツカーで有名なポルシェ博士が設計した試作ティーガー。変速機が不要な、電気モーター左右2台により駆動します。ガソリンエンジンで発電し、電気を供給しました。試験走行で多数問題が生じ、このポルシェ型は不採用になり、ティーガーⅠ型にはヘンシェル社型が採用されました。

駆逐戦車 エレファント(ドイツ)

2006-04-23 22:57:20 | 戦車館
ワールドタンクミュージアム(ドイツ:1/144スケール)
 その名のとおり、巨体と強力な防御力を持つ、対戦車専用の重駆逐戦車です。エンジンで発電し駆動装置に電動モーターを使用するハイブリッド駆動システムを採用しています。この車体は不採用になったタイガーⅠ型車体のポルシェ社案でした。強力な71口径88mm自走砲です。クルスクの戦い、イタリア戦線で活躍しました。

ファイアフライ(イギリス)

2006-04-23 11:16:01 | 戦車館
ワールドタンクミュージアム(タカラ:1/144スケール)
 イギリスが、アメリカから大量にもらったM4シャーマンに、自国の強力な17ポンド対戦車砲を搭載し、ドイツ重戦車に対抗したもの。ドイツ戦車とも互角に戦え、戦車エースヴィットマンのティーガーも撃破しました。一方、砲身が長く目立つため、ドイツの最優先目標にされました。

M4 シャーマン(アメリカ)

2006-04-23 09:22:08 | 戦車館
ワールドタンクミュージアム(タカラ:1/144スケール)
連合軍の主力戦車。量産しやすい設計、アメリカの高い自動車工業力で、月1000両のペースで大量生産されました。部品の相互に互換性があり、多くのバリエーションがあります。ドイツの5・6号戦車に戦闘性能こそ劣っていたものの、量で圧倒しました。第2次大戦後も日本の自衛隊など各国で使用されました。模型は冬季迷彩色のM4A3。

零式観測機(日本)

2006-04-22 10:34:43 | 航空機館(日本)
零式観測機(日本)
水上機コレクション(エフトイズコンフェクト:1/144スケール)
 戦艦の主砲の砲撃時、空から弾着の位置を精密に観測し、次の斉射のための修正指示を出す、弾着観測が目的で開発された艦載水上機です。登場時には戦艦の砲撃戦は時代遅れになっており、本来の目的には生かされず、南方の最前線に進出して艦隊護衛などで活躍しました。

零式艦上戦闘機五二型 アメリカ復刻機(日本)

2006-04-22 10:33:49 | 航空機館(日本)
ワールドウイングミュージアム(タカラ:1/144スケール)
 現在飛行可能な、オリジナルの栄エンジンを搭載した唯一の零戦。サイパン島で捕獲された無傷の14機がアメリカ本土に運ばれ、そのうちの1機がエド・マロニー氏のコレクションになり、氏の手により4年の歳月をかけて再び飛行可能となりました。この塗装はアメリカで塗装されたオリジナルのもので、後に元の塗装に塗りなおされ、2度日本を再訪問し、日本の空を飛行しています。