世界一小さな戦争博物館

第二次世界大戦中の1/144スケール航空機を中心にしたミリタリー食玩を展示しています

一式戦闘機 隼(日本)

2007-05-12 14:00:47 | 航空機館(日本)
 ウイングクラブコレクション(バンダイ:1/144スケール)
 日本陸軍で最初に引き込み足を装備した戦闘機。当初原型機の性能が用兵側の要求を下回ったため、一時は開発中止も懸念されましたが、対米開戦に伴う東南アジア侵攻作戦が急浮上し、航続能力の優れた戦闘機が緊急に必要となったため、急遽量産されました。陸軍の主力戦闘機として太平洋戦争を戦い抜きました。戦争初期に南方戦線で活躍した、加藤隼戦闘隊が有名です。模型は1型。
データ 全長 10.9m 全幅 8.9m 全高 8.1m 重量 2.59t 最高速度 536m/h 最大航続距離 3,000km 武装 12.7mm機関砲×2 30~250k爆弾2発

キ45改 屠龍(日本)

2007-01-12 20:10:38 | 航空機館(日本)
双発機コレクション2(エフトイズコンフェクト:1/144スケール)
「キ-45」という試作双発戦をベースに「キ-48」(99双襲)をアレンジして作られた機体です。太平洋戦争の勃発により、急ぎ制式化が決められ、南方へと続々と送り込まれていきます。 重爆邀撃ということに宿命付けられており、南方でのB-17邀撃戦や油田地帯の防空戦隊、ニューギニア・フィリピンでの苦闘、そして、最後の本土防空戦と、戦争全期に渡って死闘を繰り広げた機種です。
全長11m 全幅15m 全高3.7m 自重3.9トン 全備重量5.5トン 最大速度540km 航続距離2000km 乗員2名 武装13mm機銃×3 8mm機銃×1 20mm機関砲×1

零式艦上戦闘機(日本)

2006-06-25 20:08:24 | 航空機館(日本)
ウイングクラブコレクション2(バンダイ:1/144スケール)
 三菱社設計。太平洋戦争の開戦から終戦まで戦い続けた日本海軍の主力戦闘機。皇紀2600年(昭和15年)に制式採用されたため、下2桁の「00」をとって零式。徹底した軽量化による卓越した挌闘戦能力と強力な武装、落下増槽の使用による長大な航続距離で開戦当初の勝利に貢献しました。しかしアメリカ軍が零戦の貧弱な防御力などの弱点を研究し、新型機を投入してくると、徐々に苦戦を強いられるようになり、制空権を失いました。戦争末期には爆弾を積んで搭乗員ごと敵艦に体当たりする神風攻撃に使われました。模型は最も量産された52型。
全長9.1m 全幅11m 全高3.5m 自重1.9t 全備重量2.7t 最大速度541km 航続距離2222km 最大航続距離3350km 武装13mm機銃×3 20mm機関砲×1

紫電改21型(日本)

2006-06-25 07:39:23 | 航空機館(日本)
 ウイングクラブコレクションL(バンダイ:1/144スケール) 
 川西航空機が水上戦闘機「強風」を陸上化した「紫電」を再設計した戦闘機です。紫電の欠点であった中翼で折れやすい脚を低翼で丈夫な脚にしています。太平洋戦争中盤以降、米英軍の新鋭戦闘機と互角に戦える戦闘機として登場しました。水銀を使ったセンサーにより、機体にかかるGや速度に応じて、フラップ角度を自動的に変化させる、自動空戦フラップを装備していました。大戦末期、源田実大佐の元、松山基地で編成された第343航空隊に腕の立つパイロットと共に集中配備され、大きな戦果をあげたとされています。
全長9.3m 全幅12m 全高4m 自重2.7t 全備重量4t 最大速度594km 航続距離1700km 武装は20mm機関砲×4 250kg爆弾×2

九九式艦上爆撃機(日本)

2006-06-24 16:35:19 | 航空機館(日本)
ウイングクラブコレクション2(バンダイ:1/144スケール)
 愛知航空機製急降下爆撃機。真珠湾攻撃で勇名を馳せ、零戦などとともに太平洋戦争初期の日本軍の快進撃を支えました。搭乗員の錬度とあいまって爆撃精度は80%以上といわれました。しかし、戦争中期からは性能不足が目立ち始め、優秀なパイロットを失うと、一転して「空飛ぶ棺桶」とも呼ばれました。
全長10.2m 全幅14.4m 全高3.9m 自重2.6t 全備重量3.8t 最大速度381km 航続距離1427km 7.7mm機銃×3 250kg爆弾1発 60kg爆弾2発

百式司令部偵察機(日本)

2006-06-14 20:09:54 | 航空機館(日本)
双発機コレクション(エフトイズコンフェクト:1/144スケール)
 三菱社製。陸軍の主要な戦略偵察機。皇紀2600年(1940年)に制式採用されたため、100式。日本の軍用機でも屈指の高速を誇り、海軍も本機を借用して偵察任務に使用しました。連合軍は本機を写真屋の「ジョー」とも呼び、「ジョー」がやってた数日後には必ず日本軍の攻撃があるとして、その飛来を恐れたといいます。改良が重ねられ、戦争末期には斜め銃を施して対B29迎撃戦闘機としての役割も担いました。
データ 全長11.0m 全幅14.7m 全高3.9m 自重3.2 全備重量5.1t 最高速度604km/h 航続距離2474km 武装 機銃7.7mm×1 乗員2名

二式水上戦闘機(日本)

2006-06-10 07:57:26 | 航空機館(日本)
ジパング(エフトイズコンフェクト:1/144スケール)
 零戦の水上機版。水上機としては高い運動性能を零戦から受け継ぎました。飛行場や基地が未開設の島などからも出撃可能なこの機は日本海軍に重用されました。連合軍機が高性能化してくると、活躍の場を失い、大戦末期にはフロート部に250kg爆弾を装備して、特攻にも使用されました。
データ 全長10.1m 全幅12.0m 全高14.3m 自重1.9t 最高速度436km/h 航続距離1750km 武装 機関砲20mm×2 機銃7.7mm×2

雷電(日本)

2006-06-10 07:43:03 | 航空機館(日本)
ウイングクラブコレクションL3(バンダイ:1/144スケール)
 堀越二郎を主任とした設計陣で、零戦に引き続き開発された迎撃戦闘機です。高速力と上昇力を確保するため、爆撃機にも使用されている大型の「火星」エンジンが採用され、そのためずんぐりとした外見になりました。視界が狭い、着陸速度が速いなど非常にくせのある機体だったためベテランでなければ乗りこなせませんでしたが、本土防空戦では、B29に対抗できる数少ない機体として活躍しました。模型は雷電21型。

データ 全長9.7m 全幅10.8m 全高3.9m 自重2.6t 最高速度590km/h 航続距離1800km 武装 機関砲20mm×4

四式戦闘機 疾風(日本)

2006-06-09 22:12:30 | 航空機館(日本)
ウイングクラブコレクションL2(バンダイ:1/144スケール)
 「大東亜決戦機」と期待された日本の傑作機。戦後アメリカ軍から最もバランスが取れた日本機として評価され、完全な状態なら大戦末期の連合軍機に劣りませんでした。日本軍は量産体制に入りましたが、高オクタン燃料の不足、量産時の品質管理、配備後の整備、パイロットの練度などの問題があり、完全な戦力化にはいたりませんでした。
データ 全長9.7m 全幅11.2m 全高3.4m 最高速度624km/h 航続距離1000km 武装 機関砲20mm×2 機銃12.7mm×2 250kg×2爆弾

月光(日本)

2006-06-05 23:32:00 | 航空機館(日本)
ウイングクラブコレクションL4(バンダイ:1/144スケール)
 中島航空機製。爆撃機援護用の長距離戦闘機として、軍部の無理な要求により開発されましたが、戦闘機としても偵察機としても不十分な結果でした。しかし機体後方に斜め前上方を向いた固定機銃を装備することにより、夜間迎撃戦闘機として、B-17、B-29の迎撃に一定の成果をあげました。
データ 全長12.1m 全幅17.0m 全高 4.6m 全備重量7.5t 最大速度507km/h 航続距離2,778km 武装 機関銃20.0mm×4 乗員2名

三式戦闘機 飛燕(日本)

2006-06-01 22:04:40 | 航空機館(日本)
ウイングクラブコレクション2(バンダイ:1/144スケール)
 川崎社製。日本軍戦闘機としては珍しく液冷エンジンを搭載した戦闘機。ドイツのBf109と同じダイムラーベンツの液冷エンジンをライセンス生産して搭載していましたが、構造が複雑で当時の日本の技術では、製造も運用も難しいものでした。体当たりでB29に挑んだ飛行第244戦隊の活躍などが知られています。
データ 全長8.9m 全幅10.0m 全高3.7m 自重2.6t 全備受領3,5t 最高速度580km/h 航続距離1,100km 武装12.7mm機銃×2、20mm機関砲×2

九七式艦上攻撃機(日本)

2006-05-31 20:37:50 | 航空機館(日本)
ウイングクラブコレクション(バンダイ:1/144スケール)
 日本海軍初の低翼単葉全金属製攻撃機、当時としては珍しい引込み脚を採用、訓練されたパイロットと優れた魚雷を得て、当時世界最高の雷撃機でした。真珠湾攻撃では米戦艦を撃沈し、その後も正規空母を葬るなど大きな戦果を挙げました。しかし開戦1年もすると米軍の防備が整い、当初のような活躍は出来なくなりました。模型は12型。
データ 全長10.3m 全幅15.52m 全高3.7m 自重2.2t 全備重量3.8t 最高速度378km/h 航続距離1993km 武装7.7mm機銃×1、800kgまたは250kg爆弾1発および800kg魚雷1本

彩雲(日本)

2006-05-29 22:18:17 | 航空機館(日本)
ウイングクラブコレクションL2(バンダイ:1/144スケール)
中島社製。世界で唯一の艦上偵察機として開発されましたが、完成時には空母がなく、陸上基地で活躍しました。高速化のため、胴体は発動機の直径ぎりぎりにまで細くして抵抗を減らすなど、独特の形状になりました。アメリカ戦闘機の追撃をゆるさない高速で、各地に強行に偵察を行ない、「我に追いつくグラマンなし」という電文も生まれました。戦後米軍によって行なわれたテストでは、大戦中日本軍が実用化した航空機のなかでも最速記録である639km/hを記録しました。
データ 全長11.2m 全幅12.5m 重量2.9t 最大速度609Km/h 最大航続距離5,308㎞
武装=7.92mm機銃×1

艦上爆撃機 彗星(日本)

2006-05-29 22:01:44 | 航空機館(日本)
ウォーバードコレクション(エフトイズ:1/144スケール)
九九式艦爆の後継として開発されました。真水を冷却液として使用できる、世界的にも珍しい「高圧水冷エンジン」を採用しています。しかし、当時の技術力では管理できず、本来の性能を発揮することはできませんでした。マリアナ沖海戦以降、陸上基地から運用されるようになり、神風特別攻撃隊の主力機としても数多くの機体が投入されました。 模型は一一型。
データ 全長13.5m 全幅16.3m 最大重量 3.7t 最高速度 552km/h 最大航続距離 2389km武装7.7mm機銃×2 爆弾800kg

桜花(日本)

2006-04-30 18:13:59 | 航空機館(日本)
ビッグバード 一式陸攻付属(カフォレオ:1/144スケール)
 世界で唯一専用に開発され、実用化された航空特攻兵器。機首部に大型の徹甲爆弾を搭載し、ロケットの推進力と滑空で敵艦に体当たりを行います。搭乗した乗員が誘導を行う、有人誘導式ミサイルともいえます。敵に接近する前に、母機の一式陸攻ごと撃墜されることが多く、作戦の成功率は高くありませんでした。