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世界一小さな戦争博物館

第二次世界大戦中の1/144スケール航空機を中心にしたミリタリー食玩を展示しています

P40 ウォーホーク(アメリカ)

2006-07-22 08:09:33 | 航空機館(アメリカ)
カーチス社製。大戦初期のアメリカ空軍主力戦闘機です。性能的には急降下性能以外特にこれといった長所も無く、太平洋戦線では零戦に対抗できませんでした。アメリカ空軍以外にソ連や中国義勇軍などに幅広く使用されました。真珠湾攻撃時に数機が日本軍機の迎撃に飛び立っています。
データ 全長9.5m 全幅11.4m 全高3.2m全備重量3.8t 最大速度590km 航続距離600km、武装は12.7mm機銃×6.

P-51D ムスタング(アメリカ)

2006-06-22 20:05:48 | 航空機館(アメリカ)
ウイングクラブコレクションL2(バンダイ:1/144スケール)
 ノースアメリカン社製。第二次世界大戦中半ばに運用が開始され、大きな戦績を残しました。性能のバランスが最も取れている最高のレシプロ戦闘機の一つです。本機に対抗できるドイツ機は、ジェット機のみだったともいわれています。ヨーロッパ戦線ではノルマンディー上陸作戦で活躍し、太平洋戦線ではアメリカ軍が硫黄島を占領すると、B29の護衛を行ない、日本機を圧倒しています。現在でもエアレースで活躍しています。
全長10.5m 全幅11.3m 全高4.2m 自重3.5t 全備重量4.6t 最大速度710km 航続距離3600km 武装は12.7mm×6 爆弾900kg

P-38L ライトニング(アメリカ)

2006-06-17 05:42:20 | 航空機館(アメリカ)
ウイングクラブコレクションL(バンダイ:1/144スケール)
 ロッキード社が開発した双発双胴の斬新な形態の戦闘機。双胴にはターボ過給機、冷却機などがぎっしりと詰め込まれてます。戦闘時はP-38の持ち味である高速、重武装を生かした一撃離脱戦法に徹しました、しかし、格闘戦に持ち込まれると、Me109や零戦などの運動性のよい単発・単座戦闘機には勝ち目はありませんでした。「星の王子様」の作者のサン・テグジュペリの乗機。山本連合艦隊司令長官機を撃墜した機体です。
データ 全長15.8m 全幅11.5m 全高3.9m 自重5.8t 全備重量9.8t 最高速度666km/h 航続距離3637km 武装 機銃20mm×1 12.7mm×4 爆弾1.5tを搭載可

F6F ヘルキャット(アメリカ)

2006-06-11 04:10:48 | 航空機館(アメリカ)
ウイングクラブコレクション2(バンダイ:1/144スケール)
グラマン社製、米海軍の主力艦戦であるF4Fの後継機として開発されました。未熟なパイロットでも扱いやすい操縦性と生存性を高める堅牢な装甲に加え、米国機としては低速ですが大方の日本機を凌ぐ速力を持ち、挌闘戦を得意とする日本の戦闘機を退治するには最適な性能でした。大戦中盤以降、機動部隊の主力戦闘機として活躍し、日本の航空機殲滅に最も貢献した機体となりました
データ 全長10.2m 全幅13.1m 全高4.0m、自重4.1t 最大速度605km/h 航続距離1745km 武装12.7mm機銃×6

F4U コルセア(アメリカ)

2006-06-10 22:17:35 | 航空機館(アメリカ)
ウイングクラブコレクション2(バンダイ:1/144スケール)
 大きく後退した操縦席と逆ガルウイングを持つ特徴的な戦闘機。2000馬力ものエンジン出力を無駄なく引き出すため、直径4mもの巨大プロペラを装備し、機体を小さくして着陸脚を短くするために逆ガル翼を採用しています。その特徴的な設計が災いし、空母への離着陸が難しく、当初は海兵隊でのみ運用されました。その後操縦席をかさ上げするなどして視界を確保するなどの改良を施し、艦上機としての運用も始まりました。大戦後の冷戦期にも活躍。
データ 全長10.2m 全幅15.5m 全高 4.9m 自重4.1t 最大速度650km/h 航続距離1,630km 武装 機関銃12.7mm×6

TBF アヴェンジャー(アメリカ)

2006-06-07 18:51:56 | 航空機館(アメリカ)
ウイングクラブコレクションL(バンダイ:1/144スケール)
 グラマン社製、第二次世界大戦後半におけるアメリカ海軍主力雷撃機。内部燃料タンクの大型化、魚雷の格納化のため、艦載機としてはかなりの大型機体になりました。操縦席後方の背面機銃は全周囲旋回式、機体両側に腹部機銃用の監視窓が付いているという、大型陸上爆撃機に似た異色な構造を持っていました。戦艦大和、武蔵を撃沈するなど日本軍艦艇・船舶に甚大な損害を与え、終戦まで主力雷撃機として活躍しました。
データ 全長12.5m 全幅16.5m 全高 4.7m 全備重量7.9t 最大速度436km/h 航続距離1,780km 武装 機関銃12.7mm×3 7.6mm×1 魚雷0.9t

P-47D サンダーボルト(アメリカ)

2006-06-04 05:47:39 | 航空機館(アメリカ)
ウイングクラブコレクションL3(バンダイ:1/144スケール)
 リパブリック社製。P51と並び陸軍の主力戦闘機として主にヨーロッパ戦線で活躍しました。2000馬力級のターボチャージャーエンジンを搭載し、大きなプロペラで強大なパワーを発揮した重武装の戦闘機です。高速と優れた急降下性能で一撃離脱を得意としました。排気タービンを機体下面に配置したため、大型の機体となりました。
データ 全長11.0m 全幅12.4m 全高 4.5m 全備重量7.9t 最大速度697km/h 航続距離1,657km 武装 機関銃12.7mm×8 爆弾0.9t ロケット弾127mm×10

B―29(アメリカ)

2006-05-30 23:15:05 | 航空機館(アメリカ)
(ドラゴン ダイキャストモデル:1/144スケール)
 ボーイング社が対ドイツに開発した戦略爆撃機です。完成したときはヨーロッパ戦線は趨勢が決しており、対日本に用いられることになりました。米軍がサイパン島およびグアム島を日本から奪取すると、日本本土のほぼ全域に対する戦略爆撃を行い、日本の都市を焦土と化しました。排気タービンや与圧室の採用によって高高度飛行が可能になっており、日本の迎撃機では高空を飛ぶB-29への接近、追撃が困難でした。広島市には「エノラ・ゲイ」が長崎市には「ボックス・カー」が原子爆弾を投下しました。写真の模型は広島に原爆を投下したエノラ・ゲイ。
データ 全長30.2m 全幅43.1m 全備重量61.2t 最大速度576km/h 航続距離 爆弾4.5t搭載時 5,200km 最大爆弾搭載量 9t 乗員11名

B24 リベレイター(アメリカ)

2006-05-30 21:45:51 | 航空機館(アメリカ)
ビッグバード(カフェレオ:1/144スケール)
 第2次大戦のアメリカ機中、B17やB29を上回って最も多く生産された4発爆撃機。長大な航続距離と優速を生かして、太平洋を飛び回り、日本軍との激戦を戦い抜きました。縦に太い胴体は、格好のキャンバスとなり、派手なノーズアートを書き込む機体が多くありました。模型はB24J。
データ 全長20.5m、全幅33.5m、全高5.5m、全備重量29.5t、最大速度467km、航続距離5955km 武装12.7mm機銃×10 爆弾 5.8トン 乗員10名

B17 フライングフォートレス(アメリカ)

2006-05-28 21:03:48 | 航空機館(アメリカ)
 ダイキャストモデル(CORGI:1/144スケール)
 当初沿岸哨戒任務についていたため、湾岸要塞の射程外を守る「空飛ぶ要塞」とよばれました。実用爆撃機としては世界で最初に排気タービンを装備し、すばらしい高高度性能を誇り、その上操縦が容易で安定性が高く、2基のエンジンが停止しても飛行可能でした。主にドイツ空爆で活躍しましたが、太平洋戦線でもラバウルへの空襲を繰り返し、撃墜が非常に困難で日本軍兵士に忌み嫌われた難敵でした。模型はメンフィスベル
 データ B17G型 全長22.6m全幅 31.6m 総重量 25t~29t 最大速度426km/時 武装12.7mm機銃13丁 爆弾2720kg~4900kg 乗員9名 


F4F ワイルドキャット(アメリカ)

2006-03-29 22:17:09 | 航空機館(アメリカ)
ウイングクラブコレクション2(バンダイ:1/144スケール)
グラマン社製、大戦初期のアメリカ海軍艦載機。太平洋における日本軍の侵攻を真っ先に受け止めました。日本の零戦と比べると、エンジン出力は勝っていますが、挌闘性能など他の性能は劣っていて、苦戦を強いられました。零戦がアメリカ軍に捕獲され、その弱点が発見されると、その立場は逆転し始めます。F6Fが採用された後も、護衛空母に搭載されて大戦終結まで使用されました。
全長8.8m、全幅11.6m、全高3.6m、自重2.6トン 全備重量3.4トン 最大速度515km/h 航続距離1400km 武装12.7mm機銃×4