校長室の窓の外を通る生徒の「あっ、雪だ!」と言う声が聞こえたので外を見ると、たそがれの中、天気予報のとおり雪が舞い始めていました。
「たそがれ(黄昏)」は、「たそかれ」から転じたもので、「誰(た)そ彼(かれ)は」と、人の見分けがつきにくい夕方・夕暮れの頃を指すようになったと、たしか高校時代の古典の授業で教わった記憶があって、それ以来、「よこはま・たそがれ」(リリースは私の中学時代ですが)だとか「たそがれ清兵衛」だとか、とにかく「たそがれ」と聞くと「たそかれ」を思い浮かべます。
その後、雪はだんだん激しくなって、学校を出るときにはすでに車にも数cm積もっていて、降り方も吹雪に近いような状態になっていました。
こりゃあ、明日も大変そうだなあ、と思いつつ帰途に着きました。
昼休みには、11月30日(火)から12月5日(日)まで北海道常呂町で行われた「JOCジュニアオリンピックカップ 第19回ジュニアカーリング選手権」に出場した2年生の速水君と堀篭君が、賞状を持って校長室を訪ねてくれました。
長野CAというチーム名のもと、高校生は彼ら2人、あとは中学生という、御代田町出身者中心のチーム編成で大会に出場し、予選を見事2位で通過して4チームしか残らない決勝トーナメントへ進出しました。
決勝トーナメントでは、2-3位決定戦と3-4位決定戦で惜敗し、結果は全国4位だったそうです。
新聞に記事が載っていたので試合の結果だけは知っていましたが、チーム編成だとか、練習の様子だとか、チームの中の役割だとか、今回詳細を聞くことができました。
賞状はトップページに掲載されていますが、北海道まで試合に行って、全国大会での4位は、大いにがんばったと思います。
今シーズンまだまだ試合は続くようですので、さらに今後に期待したいと思います。
カーリングの世界では、今回の大会が開かれた場所にある、北海道の「常呂高校」というチームが、高校名を冠したチームとしては有名で、高校選手権だけでなく全日本の大会にも出場しています。
カーリングをする軽高生が増えて、「軽井沢高校」としていろいろな大会に出られたらいいよな、という話をしましたが、そんなに遠くない将来、実現できたらいいなあと思っているトコロです。
先週の日曜日に行われた軽井沢町の社会福祉大会の一企画「手の写真展」で、本校生徒が多数参加して制作し会場に展示したものを、現在持ち帰って生徒昇降口に飾ってありますが、それを写したのが写真です。
学校外の活動に積極的に参加することで、様々なことを体験したり学んだりしながら、学校の中だけでは得られない、他者からの評価や自己有用感を得ることができると思います。
今回に限らず、今後もさらに外部との「つながり」を積極的に推進していけたらいいな、と思っているところです。
放課後は、代替わりをした生徒会の新役員会に呼ばれ、激励をしました。
軽高を「よりよい学校」にしたい、という気持ちを持った生徒たちです。
職員みんなでサポートするのでぜひがんばってほしい、と伝えました。
早速明日は保健委員会が世界エイズデーにちなんだ健康フェスティバルを、本部全体では「三者でつくる軽高会議」のための討論会を、来週は矯風委員会が正門で挨拶運動をするそうです。
今週に入って出版委員会と図書委員会から原稿の依頼がありましたので、年度末の冊子発行に向けてもすでに新しいスタッフが動き始めているようです。