軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

12月 2日(木) ドアが開きまーす 169

2010-12-02 23:59:14 | 日記
 
 今日は学校では1学年の就業体験報告会が開かれました。
 1年生は先月3日間にわたって貴重な体験をしたのですが、それを「やりっぱなし」にせず、これまで、クラス担任の指導の下、全員が報告書を作成し、さらに写真などを加えて模造紙にまとめ、ズラーッと廊下に掲示してきました。
 今日の報告会では、代表生徒が自身の体験を発表し、企業の方から講評やアドバイスをいただいたようです。
 ただ単に「体験しました」とか「経験しました」というのは、それ自体が意味のあることではなく、こうして「何を体験したのか」「そこから何を学んだのか」ということを自分の言葉できちんと表現し、しっかり自分のものにしておくことがとても重要なことなのだと思います。
 この辺の詳細は、トップページからご覧ください。

 「・・・ようです」と書いたのには訳があって、今日東信地区高校長会が終日岩村田高校であり、残念ながら私は報告会を見ることができなかったのです。

 朝、事情があって、小諸駅からJR小海線に乗るのがギリギリになってしまい、小海線のプラットホームに走って行ったのですが、乗務員の人が私が焦っているのを見て、乗車するのにちょうどいいタイミングで、ドアを開けるボタン(写真)を押してくれました。
 小海線は、寒さ対策と、人力でドアを開けるのが重いといった理由から、押しボタン式の半自動ドアを採用しているようです。
 あまり早く開けると中に乗っている人が寒いし、タイミングが遅れると自分でボタンを押した方が早いくらいになってしまうのですが、乗務員の人は、まさに「ちょうどええ」というタイミングでドアを開けてくれました。
 岩村田駅で、今度は車両の中にあるボタンを押してドアを開け列車を降りたのですが、降りた後、なかなか改札口の方に行かないばかりか、携帯電話を取り出して入り口のドア付近を写している私を見て、その乗務員さんは怪訝な顔をしていました。
 私が乗務員でも「この人は一体何をしているのだろう?」と思うでしょうから、まあ、当然の反応だと思います。

 朝早くから、とても長く、かつ、盛りだくさんの一日でした。
 校長会では、研修のために、毎回、講師をお呼びしたり、テーマを決めて各校順番に発表したりしているのですが、今日は今年になって初めて軽高の様子を報告しました。
 また、小諸商業高校の花岡校長、北佐久農業高校の丸野校長、岩村田高校の吉岡校長、野沢南高校の土屋校長、小海高校の宮坂校長さんなどは、このブログのことを話題にしてくれていました。
 本日の全日程を終え、少し前に家に戻って来たのですが、体調が芳しくなかったので一風呂浴びたところ、以前ブログに書いた「嫌な汗」が出たので、少し体調が回復してこうして今日のブログを書いていると、こういうわけです。

 今日はまた、全国高等学校PTA連合会の公式ホームページのトップページ全面に軽井沢高校の紹介が掲載されました。
 全国の全都道府県から1校ずつ高校を選び、リレー形式で順番に紹介するという企画だそうで、長野県からは、県高等学校PTA連合会の会長校である本校が選ばれ、12月が長野県の番ということで、今日アップされました。
 原稿は、教頭さんが休みの日などを使って作り上げたのですが、その後、容量やページ数の関係があって、全国の事務局と連絡を取りながら何度も作り直して完成させたものです。
 手前味噌ですが、写真をたくさん使ってあって、学校やPTA活動の様子がよく伝わる、かなり充実した内容になっているのではないかと思っています。
 1か月間掲載されるそうですので、興味のある方は、ぜひこちらからご覧ください。→ http://www.zenkoupren.org/