軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 9月29日(水) ポカホンタス 123

2010-09-29 19:47:38 | 日記

 今日の軽井沢の最高気温は18℃台でしたが、風もなく、陽当たりもよかったため、校長室や事務室など、南側の窓からしっかり陽が入る部屋では、戸と窓を締めていると、部屋の中の温度がどんどん上がって、まさに「ぽかぽか陽気」、体感では25℃以上の感じでした。
 ところが、午後になって日が陰ると、徐々に気温が下がりました。
 明日の予報では、天気は雨、最高気温も10℃ちょっとだそうで、また「初冬」に戻ってしまいそうです。

 テスト後には、予定どおり、原付自転車講習会と「すのこ」の製作が行われました。
 どちらも詳細がトップページに掲載されています。
 原付自転車講習会は、浅間自動車学校のご厚意により、生徒指導の山極先生と吉澤(健)先生が会場まで生徒を引率して実施しました。
 「すのこ」は今後もあといくつか作るようですが、今日の時点で、写真のように、渡り廊下の「すのこ」が2列になりました。
 左側の列が、校用技師さん二人と担当係の吉澤(晴)先生の指導の下、生徒たちが作ってくれた新しい「すのこ」です。
 夕方撮影したので少し暗い感じですが、昨日の写真と同じ位置で撮りましたので、2つを比べていただくと、その「進化」ぶりがわかると思います。

 同じく、テスト後に、華道部の生徒たちが、假屋崎省吾さんのイベントに出す作品の「活け込み」に、旧三笠ホテルに出かけました。
 これもトップページからその様子をご覧いただけます。
 せっかくの機会、軽井沢ならではの機会ですので、私も時間を見つけて、生徒の作品や假屋崎さんの作品などを見て来られたらいいなと思っています。
 その時には、例の「軽井沢検定合格証」が使えるのか、試してみたいと思います。

 生徒会係の秋山先生が、昨日FM軽井沢で流れた軽高会議の特集を録音したテープを借りていきました。
 生徒会の役員会でみんなで聴きたいからとのことで、なるほどそうやって活用する方法もあるんだな、と思いました。

 話は変わりますが、NHKの朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』が先週で終わりました。
 NHKの朝のドラマは、かつては平均視聴率が30~40%台、1983年の『おしん』に至っては、平均で52.6%、最高の回はなんと62.9%という、今では考えられない数字を出していた、NHKの超看板番組でしたが、1990年代に入って平均が20%台に下がり始め、2000年に入ってからはさらに下がって10%台になっていました。

 インターネットや携帯電話の発達とともに国民の嗜好も多様化し、「テレビ」という媒体自体の注目度や占有度が、かつての「唯一絶対」の存在から相対的に下がっているという事実があると思いますし、それ以外にもなんやかや色々な影響で、『ゲゲゲの女房』も初回の放送は歴代最低の14.8%だったそうです。
 ところが、次第に「ええ話やなあ」という評判が広がり、私の周囲にも観ている人が増えていったように思います。
 ここの所、何週か続けて「週間視聴率ランキング」で1位をキープしていたので、そんなにおもしろいのかなあ、と思っていましたが、どう考えても観られる時間の放送ではないので、観るのはあきらめていました。

 最後の週は脚本家が自分で泣きながら書いたくらいで、相当いい結末に仕上がっている、という話を聞き、最後の2回だけ、娘に予約録画を頼み、この間の休みに観ることができました。
 2回合わせて30分という短いものですので、あっという間に観終わりました。
 夫婦愛や人間同士のふれあいの素晴らしさといったものが描き出されていて、やっぱり感動モンでしたし、朝観る15分間のドラマとしては、重すぎず軽すぎず、爽やかで癒し感のある、こういう感じがいいんだろうな、とも思いました。

 『ゲゲゲ・・・』の好影響もあってか、今回作『てっぱん』は初回18.2%と5年ぶりの高い数値を記録したそうです。
 テレビの世界も、視聴率にこだわるあまり、番組の質が落ちているように思いますが、反面、矛盾するようですが、いいものはやはり多くの人が観るということもあるのだろうな、という気もしています。

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