軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 7月29日(木) グレイト!草津 085

2010-07-29 21:41:36 | 日記
 
 朝から雨が降るのはいつ以来でしょうか。
 でも、ものは考えようで、その分涼しくなって、暑い盛りには「恵みの雨」だとも言えるのではないでしょうか。

 今日は、中学生体験入学。
 トップページの「学校からのお知らせ」の「事業報告」に相当詳しい特集を組んでいますので、そちらもご覧いただきたいのですが、一言でいえば「極めてすばらしかった」「Great!」ということに尽きます。

 まず、昨日も書きましたが、教務係の先生、授業を担当する先生、発表を担当する先生が、「かゆい所に手が届く」周到な準備をしてくれました。

 最初の全体会では、生徒発表が秀逸でした。
 生徒会副会長千葉さんの生徒会の説明、英語クラブ長滝沢さんのクラブ説明、2年古越君の普通科の説明、1年管さんの国際文化科の説明、そのどれもが堂々としていて、かつ自分が思っていることを自分の言葉で語っていました。
 それぞれが充実した高校生活を送っていることが伝わってきて、ちょっとジーンとするくらいでした。
 中学生の全体会に対する評価は、参加88名中「とてもよい」が59名、「よい」が29名で、「悪い」「とても悪い」は0名と、とても高いものでしたが、特に生徒発表と学校紹介の映像に対する評価がきわめて高かったようです。

 その後の体験授業は、全体会よりもさらに高い評価で、「とてもよい」が69名、「よい」が19名、「悪い」「とても悪い」は0名でした。
 それはそうだと思います。
 今年は、国語、地歴公民(社会)、数学、理科、英語、美術、家庭と昨年度より教科数を増やした上で、事前に希望調査を行いました。
 人数の偏りがあれば第2希望や第3希望に回ってもらうことも考えましたが、人数がばらけたので、全員に第1希望の教科を受けてもらうことにしました。
 しかも、授業担当者は事前にしっかり準備し、高校レベルの内容を中学生にもわかるように授業を組み立てていました。
 私も、全部の授業にちょっとずつ顔を出して、中学生の様子を見るつもりで回り始めたのですが、どの授業もクオリティーが高い上にわかりやすくて面白いので、ついつい引き込まれ、その場を立ち去り難くなってしまうくらいでした。
 そして、驚いたのは、授業者と中学生との関係が、まるで普段から授業をしているような感じで和気あいあいとしていて、笑いすら起きていたことでした。
 ここに軽高の先生の特長が出ているんですね。
 つまり、子どもに対して温かいんです。
 授業を見ていたある先生は「私もこういう授業なら受けてみたいと思いました」と語っていて、参加者の評価が極めて高いのももっともだと思います。
 参加した中学生も態度がよく、食い入るように話を聞き、積極的に授業に参加していました。
 保護者の皆さん、引率の先生も含めて、本校にかける期待の大きさや真剣味がビシビシと伝わって来ました。

 とにかく、すばらしい体験入学だったので、特集もご覧いただき、その雰囲気を少しでも知っていただければと思います。

 7月27日(火)のブログで3年1組の映画づくりの様子を書きました。
 昨日の暑気払いの折に、クラス担任の堀内先生から、その日のブログを印刷してショートホームルームでクラスの生徒全員に配って読んだという話を聞きました。
 もちろん「校長先生がこんなふうに見ていてくれる。さらにがんばろう」という意味なのですが、ビックリしたのが半分、恥ずかしいような申し訳ないようなちょっと嬉しいような気持ちが半分でした。
 5月末だったか、ブログで教育実習について書いたことがあり、ある先生から、実習生に実習期間中毎日このブログをプリントアウトして渡し、読ませて感想を書かせている、という話を聞いたことがあります。
 以前書いたように、時々見直して書き直しているので、基本的には読み流してくれるのが一番いいのですが、一旦アップされたものは、上のようないい意味でも、あるいはそうでない意味でも、印刷され、様々に扱われる(扱ってもらえる、というニュアンスを含めて)ことを想定しておかないといけません。
 ブログを書くと決めたのは、自分なりにいろいろ考えてのことでしたが、ますます気を引き締め、気合を入れて書かないといけない、とあらためて肝に銘じたのでした。

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