軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

10月19日(火) 冬も春も唐辛子 137

2010-10-19 21:02:15 | 日記

 「冬来たりなば春遠からじ」ということわざがあります。
 イギリスの詩人Shellyの詩の一節 "If Winter comes, can Spring be far behind?" を日本語に訳したと言われているものですが、今日はまず「春遠からじ」という話題から。

 夕方、周囲も薄暗くなり、そろそろブログを書こうかなとパソコンに向かった時、3年生の土屋さんが校長室の窓の向こうで手を振っているのが見えました。
 彼女は、どんな状況でもいつも大きな声で「こーちょーせんせー」と言って挨拶をしてくれます。
 文化祭のクラス展、映画作りでも、中心になって活動していた生徒で、このブログも読んでくれているそうです。
 専門学校の特待生試験を受けに行く前には、私に限らずいろいろな先生に「がんばってきますから応援していてください」と言っていたので、窓を開けて「試験はどうだったの?」と聞くと「おかげさまで金曜日に合格通知が来ました」と言います。
 握手をして、「よかったなあ。卒業まで気を抜かずがんばれよ」と伝えました。
 「これでブログに書いてもらえますね」というので、お祝いに書くことにしました。
 おめでとう!

 以前このブログにも書いた、軽井沢ガイドサービスの永島さんから、国際文化科3年生の吉田さんの就業体験ボランティアが終了したという報告をいただきました。(もう一人お世話になっている、同じクラスの丸山さんは期間が異なるため、現在も継続中です)
 永島さんのご厚意とご指導で、6月から約4か月間の長期にわたって、まったくプロのスタッフと同等の扱いで、英語セミナーのサポートや軽井沢の観光ガイドの翻訳のお手伝いなどを行ってきました。
 永島さんから「なかなかよい訳をつけてくれました」という評価をいただいた内容は、名前や写真掲載に関して本人の承諾を得てホームページに載せたそうで、 http://www7a.biglobe.ne.jp/~kgs/ にアクセスし、メニューから ガイド>フォトアルバム>ガイドツアー3 で62枚の写真と翻訳などをご覧いただけます。
 こういう「本格的」で「実践的」な経験は、社会に出るまではなかなかできないものですが、必ず将来に生きてきますので、今後さらに希望の進路実現に向けてがんばってほしいと思っています。
 
 また今日は、来年3月にグアムへの派遣を希望する1・2年生の生徒に対して、軽井沢ロータリークラブの皆さんの集団面接が行われました。
 次春の派遣に向けて、この面接を含めて、書類や日頃の様子などを総合的に判断し、11月の上旬くらいまでに候補者5名を選抜することになっています。

 写真は、中庭の紅葉の様子を本館2階から撮影したものです。
 かなり色づいてきているのがおわかりいただけると思います。
 軽高では、今日から今週いっぱい、放課後を使ってストーブを設置します。
 来週が試し焚き、状況によってはストーブを焚き、再来週の11月1日からは本格的にストーブを焚き始めます。
 10月中に焚く場合の基準は、生徒昇降口を上がったところにある温度計で、8時15分の気温が8℃以下となっています。
 ちなみに、Yahoo!の天気情報によると、今日の軽井沢の最低気温は8℃、9時の気温は11℃でした。
 室内の温度計の気温は室外の気温や体感温度とはかなり違うので、一概には比較できないものの、こちらは「秋来たりなば冬遠からじ」、この間まで「猛暑」だ「真夏日」だと言っていたと思ったら、軽井沢ではあっという間に冬がもうすぐそこまで来ています。

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