今日は1・2年生は通常授業ですが、3年生は3学期期末テスト(卒業テスト)の最終日でした。
廊下で、帰っていく3年生何人かと会いましたが、その誰もが、気のせいか爽やかな表情をしていました。
青森から戻ったアイスホッケー部の3年生も今日から試験を受けています。
3年生は、来週の月曜日から2日間は特編授業で、テスト返却等があります。
そして、水曜日の前期選抜をはさんで、木曜日から卒業に向けて特別な指導が必要な生徒の補充が始まります。
いよいよ卒業に向けてカウントダウンという感じになってきました。
写真は、正門を入ったところにあるドウダンツツジの冬芽を写したものです。
冬芽は「とうが」もしくは「ふゆめ」と読みます。
ドウダンツツジは、春先の新緑、「鈴なり」になる白色の花、秋の深紅の紅葉と、実に見所の多い植物で、本校にも何本も植えられています。
そのドウダンツツジが、冬場は葉も花もなく、ただ枯れたような、薄茶色の姿を見せているだけかというと、実はそうではないんですね。
花木のつぼみは、春になって暖かくなってから突然できるのではなく、花が落ちた直後の夏から秋にかけてすでに形成されていて、それが寒い冬を越え、春になって開くのですが、冬のその芽を冬芽というのだそうです。
いろいろな植物や花木の冬芽を見るたびに、自然界の摂理といいますか、毎年きれいな花や葉を開くための厳しい準備期間の存在といいますか、そういうものをひしひしと感じるのです。
人間も同じような気がします。
毎年新しい芽が吹き花が咲くためにはそれなりの厳しい準備が要る。
大きな実を結ぶためにはもっと長い期間の、もっと大きな準備が要る。
当たり前のことかもしれませんが、そんなことをいつも感じます。
月曜日は、放課後に本年度第2回目の「軽高会議」が行われます。
もちろん、生徒・保護者・教職員の三者が集まって「よりよい学校づくり」のために話し合うということ自体が、とても意義のあることですが、それに加えて、新しい本部が、昨年秋に誕生してから、いろいろなことに積極的に取り組んでくれているので、この軽高会議の場で生徒たちがいったいどんなことを発言するのだろうかと、とても楽しみにしているのです。