のだめカンタービレ 第３話 ～上野樹里 痛みを共有するように～

なんとミルヒーはのだめの正拳突きで倒されたのでした

白目をむいて泡を吹いてるミルヒーはちょっと気味悪いわ（笑）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

こんなわけでのだめがＳオケに連れてきた千秋が指揮をすることになります。

ここでわかったんですけど峰がコンマスだったんですよ～～

Ｓオケに「オレ様」が二人もいたら混乱しそうだわ

まずはベート-ベン交響曲第７番・・躍動感溢れる・・はずが・・ゆがむ千秋。

どうも千秋の指揮に従いたくないのか、いい音が出せてないようです。

オレ様、峰が言い出すのも笑えます。。。が、いちいち指摘する千秋も千秋です。

気を取り直して演奏するも嫌がらせまでされてしまいました。怒る千秋・・・

 

そこに「千秋、失格で～す」とミルヒー現れます。

ちょっとまえに泡を吹いていたミルヒをのだめが背負ってきてました。

胸に触ってぶっ飛ばされてましたけど・・（笑）

で、ミルヒーは千秋を女の子を泣かせたからダメだというんです。

　　　千秋、君は大事なことに気付いていない。

ミルヒは一人ひとりをリラックスさせ、楽しい気分を狙っているようです。

そして演奏してみると、幸せそうな顔つきに変わり、音まで違って聞こえます。

　　　あの人は人を音楽を尊敬してそれが自分に返ってくる。

　　　あれが本物のマエストロなんだ。

千秋は転科願いを出してみるけれど即破り捨てられます。もちろんそれを見越して

何枚も書いてきている千秋・・でもそんなことしなくても、弟子にしてやるというの

でした。千秋を逸材だと思ってるのか？とにかくピアノを続けたほうがいいとも。

でもちょっと怪しげなことを言います。「他の時間、私につきっきりです」　　ん？？

今日は妖怪コントラバスならぬ桜の話。

のだめが奪ってきた弁当を落として砂まみれになったのを桜はつい食べてしまう。

バイトをしていて電車賃がないからコントラバスを背負って歩いてきたというので

びっくりします。ここは私立の音大のようですから、年250万程度の授業料だとすると

月20万はじき出さないといけません。アルバイトでこれ作るとしたら、学生バイトです

から仮に時給1200円・月20日のバイトと計算しても一日７Ｈ弱しないといけません。

練習するどころではないですね。大学に来る時間もないのでは？？とりあえず遅刻

してきた桜は演奏もまずくＳオケのメンバーからもじゃけんにされています。

一方千秋は演奏に対してもっと言いたいことがあったようですが、ぐっと堪えて

優しい雰囲気に変えてみました。おかげで学生たちが質問攻めで取り囲むくらい。

さてその夜、のだめは桜とともに千秋にご飯を恵んでとノック。話を聞く桜にバイトを

しないと大学通えないなら大学をやめればと言ってしまいます。大学に行かずに

練習してどうするんでしょう？オケの場もないしただ弾いてるだけになりません？

大学があってこその練習であり、タイトルに向けられるのだと思うんですけどね。

千秋は正論を言ったまでですが桜にはぐさっときました。翌日オケを休みます。

しかし、桜をおいかけていきながら一旦戻り、パスタを持っていくのだめにも爆笑

 

ＡオケにもＳオケにもシュトレーゼマンが来ていないようです。千秋は同伴とわかって

ましたけど桜が来ないのは千秋に言われたことでショックを受けたからだと暴露。

峰は清良の出来の素晴らしさに凹み、千秋の人気に凹み、いつも世界の中心で

いた千秋にはわからないと言ってしまいます。千秋も凹んでしまっています。

その夜同伴の店に行ってみる千秋。ミルヒーは千秋が率いるＳオケのメンバーが

一人来ていないことを察知しています。遊んでいるくせに何か考えがあるようです。

こんな状態で自分に引き渡すつもりかと本気で怒っていました。

 

のだめがおふろを借りに来ましたがじゃけんに追い払う千秋。先輩は貧乏を知らな

過ぎです・・。歴史に残る音楽家は皆、貧乏を知っているからいい音楽を残せた。

詭弁のような（笑）しかし、千秋の想像する貧乏は「マッチ売りの少女」と「フランダー

スの犬」だそうです。確かに貧乏のようだが・・メルヘン・・結局お風呂を貸してるし

桜の忘れていった解説書には赤でびっしりと書き込みがされていました。本気で

音楽をやりたいことがわかった千秋は翌日、桜の家に行ってみます。

そこには峰と真澄までいました。やはりこの4人は考えることが一緒です。

 

ところで桜の家は豪邸。間違ったかと目を疑ってみますが、中に入ると赤札が・・

しかしピアノを鳴らすと奥の入り口が開き隠し部屋が現れるのです。税務署対策？

ここには数億のバイオリンがずらりとコレクションされているのです。

こんなすごいものを持ちながら娘にはバイトさせている？？？さすがに千秋も

怒ります。娘よりも大事ですか？娘が音楽を勉強したいと言ってるのに何でこんな

もののために。音楽好きなら分かるでしょ？娘が音楽を続けたい気持ち。

バイオリンが好きだという父親ですが、コントラバスは地味で音が安定しないから

どうも嫌いなようです。しかし桜がそれを聞いて、「バイオリンより、大きくてかっこい

いからコントラバスをやりたいの」と言ってます・・なんかこの親子・・おかしい

しかし夢は大きく、プロの演奏家になっていつかウィーンフィルで演奏したいと

言い出すものだから・・大きすぎだろと呟く千秋・・何億というバイオリンを持つよりも

娘が音楽を学びたいというほうがよっぽど価値があるんじゃないですか？

 

父は娘の気持ちにやっとこたえてくれたようです・・。バイオリンを売り、ようやく普通

の生活が戻ってきました。呪いのバイオリンがあったようでそれがなくなったら仕事も

軌道にのったとか。桜はまともになり心なしか数段きれいに見え（笑）オケのメンバー

も優しくなってきます。Ｓオケの雰囲気も良くなり、それぞれの事情を抱えているのを

まとめるのが指揮者としての度量だと少しずつわかってきた千秋。

 

そこにミルヒーが現れＳオケを千秋に譲り自分はＡオケに専念すると言い出します。

キャバクラで女の子をとられたことを恨んでるといいましたが、違うでしょう（笑）

とにかく来週の演奏会でＡオケＳオケの対決だと睨むのです！

しかしメンバーたちはＳオケはシュトレーゼマンのＳだから解散とさっさと帰ろうと

しています。そんなところに桜がここのオケでやって行きたいと言うのです。

その言葉に感化されあれよと皆が残ることなりました。

考えてみればオケに選ばれるなんてチャンスのなかったメンバー達です。

いつのまにかスペシャルのＳになり千秋は正規の指揮者となってしまいました。

呆然とする千秋に、Ｓオケバンザイが響きます・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

笑いが少しシリアスになってきました。

今週は千秋の成長物語みたいでしたね。

音楽をやめなければならないことなど一度も考えたことがない。

それがどんなに恵まれたことか分かってない千秋。

こういう機会があって人間的に深くなっていくわけね。

桜ちゃんは極端でしたよね（笑）

擦り切れて汚い格好をしたかと思うと突然お嬢様らしく変身するし。

元々は豪邸に住むお嬢様なわけですから、やはり今回は浮世の垢をちょっと

飲んでみたという程度ですかね（苦笑）

まあ、音楽をするってお金がかかるししかも将来もまずお金は入ってこないし。（笑）

しょせん好きですることだから・・ということになりますか。

ちょっと気になるのですが、一人何度も「指揮科の俺を差し置いて・・」と

出てきては何となく消えている人がいますよね？

白いシャツのツータックパンツの人です。

あれはいったい何でしょうか？？？

今週ののだめもかわいかったですね。

ミルヒーをおぶってなぐったり（笑）

お風呂を借りて気持ちよさそうだったり。

千秋の手料理を当たり前に食べてたり（爆）

一つ一つがコミカルでかわいく見えるのがとーってもいいわ 

そして桜の苦しい生活に寄りそうのだめが優しくてポワーんとして

千秋を人間らしく導くのが良かったと思うんです