この映画を楽しみにしていました。
大評判になったのに映画館に行く機会も逃してしまって・・
本当TVに来てくれるってありがたいですね^^
昭和33年の日本橋がモデル背景なんでしょうか?
上のHPは次回作の「続・ALWAYS三丁目の夕日(昭和34年)」です。
この時代に、生まれてなかったのになぜか懐かしいと思った人は多いでしょう。
本レビューは昭和33年東京タワーが途中までできていたと時代です。
「この時代、空は広かった」のでしょうね。
今はこの日本橋の上にさらに高速道路が通っていて確かに空が狭く感じるわ。
コトーじゃなくて茶川@吉岡のこういう、きつさを出す演技を初めて見たかも。
この人のもつ曖昧さ茫洋としたはっきりしない雰囲気はどこまでもあるのですが
ダメダメな貧乏小説家という設定はほんと地でいってる最高のものでしたね。
「スカ」ばっかり!子供たちにさんざんはやされていますがこの「スカ」って駄菓子屋
のくじなんですよ。子供たちこういうの大好きよね。なぜ当たらないかって、それは
茶川が自分で「スカ」しか書かないからです(爆)
この「スカ」にはもう一つ意味があって、応募する小説が全部「スカ」なのね^^
食べるために少年誌に子供向けの小説を書いているのですが、
竜之介@須賀という突然預かった子が書いたものを盗作してしまいます。
茶川が開き直り金をやるとか言うのに本に載ったことが単純に嬉しいという竜之介。
この子をうっとうしいと思っていた茶川は一緒に生活しながらお互いがお互いを
求め寂しい生活から不思議な情がわいてくることを感じ始めるのね。
ある日、竜之介は産みの母が高円寺にいることを聞き、一平と行ってみるが会えない。
「大人がいないといったらいないんだ」という屁理屈に負かされて帰ろうとするが
電車賃がないの。ふと思い出すのは薬師丸ママ@オート鈴木の奥さんが一平の肘
当ての中に「困ったときに使いなさい」とお金を縫い付けてくれていたこと。。
このセーターがごそごそしなかったのが不思議なくらいですが、こんな仕掛けをして
くれるというのがなんとも温かくて見ているこっちまでぬくぬくしてきました。
おかげで無事家に帰れてほっとしました・・・が・・・心配し待ち続けた両家族たち・・
一平を叱ろうと振り上げた堤真一パパ@オート鈴木社長ですが、もっと大声に固まっ
てしまうのもなかなか良かったです。それは・・茶川の平手打ちでした!
「お前は、縁もゆかりもない赤の他人なんだから!」そしてぎゅっと抱きしめた・・
本当、わけわからないうちに押し付けられた子だったのにこの瞬間に親子になった
みたいでした・・ほろりとしました。
クリスマスがくるころには何とかしたかったのに茶川は金策のメドがつかず鈴木に金
を借りてやっと二つの買い物。ひとつは竜之介のための万年筆と小雪@ヒロミにあ
げる指輪のはずが箱だけ。まあこんなとこだったのが茶川らしいです。
サンタに頼んだのは鉛筆と消しゴムだったのに貰ったプレゼントは万年筆。
大喜びする竜之介がかわいいですね。
そして圧巻はヒロミへのプロポーズ。箱だけを見て、いつかもらえるはずの指輪を
つけてと指を差し出す。このときの小雪の指の長くて美しいことと言ったらやっぱり
モデルなんだと思ったわ。見えない指輪をそうっと薬指にはめてあげる茶川。
涙を流すヒロミが印象的でした。そして翌日にはヒロミは親の借金のために身売り
されてしまい、そこには店舗貸し出しの貼紙だけ。愕然とする茶川が気の毒でした。
さらに茶川にとって辛かったのは竜之介の身元がわかり、どっかの社長が引き取り
にきたこと。正妻の子と同じように生活させると言うのです。寂しさをこらえながらも
心を鬼にして竜之介を送り出す茶川でした。竜之介がいなくなった部屋で暴れる茶
川が見つけたのは竜之介の手紙。万年筆がサンタからではなく茶川からであること
をちゃんと見抜いていた。子供なりに感謝をしたためてあるこれには参った!
茶川が感情をあらわにして道路に走り出すのも見ものです。遠くには見送ったはず
の竜之介が戻ってきています。どういう経緯で戻ったのか。嬉しいくせにやっぱり戻
れと突き放す茶川。大きくかぶりを振って抱きつく竜之介。全く泣かせやがるぜ・・
さてもう一つの家族。一平の家には堀北@六子が集団就職で青森からやってきます
青森弁丸出しで面白いです^^初対面の挨拶から一平にまねされてましたし。
堀北さんのオデコ全開には不思議さがありますね。かわいかったわ~~。
本当は秘書だと思っていたから駅前で見た豪華な車がそれだと思ったのに鈴木@
社長の車は三輪車みたいな面白い形でした。(ミュゼットというみたい)がっかりしな
がらも社長宅で仕事を覚えていきかわいがられていきます。もう一人の家族ができ
たみたいな鈴木家がまたまたほんわりと温かいのですね。この子のエピにシュークリ
ーム事件がありましたね。腐ってるから捨てておいてと言われたのに初めて見たの
で食べてしまったという。いやきっと食べると思ったけどね^^食中毒で熱まで出たの
で相当ひどいものだったでしょう。注射する宅間医師@三浦友和を「アグマ」と叫ぶ
のが爆笑でした。これを機会に冷蔵庫を入れた鈴木家。この頃の三種の神器の冷
蔵庫TV洗濯機(だっけ?)をそろえて鈴木とうちゃんは満足そう。でもTVは茶川が分
解して壊してしまったしね(苦笑)
クリスマスにサンタなんてきたことがないという六子に青森への帰省切符をプレゼン
トする鈴木両親。みるみる暗い顔になる六子。自分は口減らしのために就職してき
たという六子は家に帰っても誰も喜ばないというのでした。でも実は里心を起こして
はならないという親心の演出だったのです。何通も薬師丸ママのところに届けられた
手紙を読んで誤解が解けます。「子供の顔を見たくない親なんていないのよ」
ほろほろと全く泣かされっぱなしです・・・
そして帰省する六子の列車とミゼットが並行して走るのがまたいいですね。
こんなのどかなシーンなんぞ今どきの東京を探しても見つからないでしょうし。
ここでタイトルにもなった「夕日」の美しさがようやく出てきます。
一平が夕日は明日も明後日も50年先だって綺麗だというのですが。
そう、ALWAYS夕日はキレイだってことね。
本当に夕日は一日を静かに祝福してくれるようにこころを温めてゆっくりと沈んで
いきます。こんなぬくもりを感じさせてくれてアカデミー賞やら大評判になっただけの
ことはありました。東京タワーが遠くに高らかにひっそりと完成していました。
続編は2007年11月だそうです。ほぼ一年後ですね。
映画館で見てきたいな~~って楽しみになる作品です。
私、昨日塾があってそれに明日
試験だから、勉強してたんです。
そしたら、三丁目の夕日が、見れなくて。
途中で、始まってるってきずいたんですけど、
試験に合格しないと、親が、今月の仕送りは、なしよ
っていってきたから、見るのを諦めてしまいました。
でも、終わってからきずいたんです。
ビデオに撮っとけばよかった。と
なので、とても、ショックです。
まぁ、その分試験で、頑張りたいと思います。
何故なら、そのことを、友達に話したら、
「私、ビデオに撮ってあるから、試験に合格したら
ビデオをみしてあげる。」
って、言われたんです。
だから、がんばります。
私は、寝てしまってみれませんでした。(オイオイ
こんにちは。愛と申します。
三丁目の夕日感動されたんですか?
私は、見れなくて、っていっても、
昨日は、風邪をひいてしまったんです。
よろしかったら、もっとお話し聞かせてもらえませんか?
よろしく。
そういえば舞台はどこなんだ
^(・・ )( ・・)^ドコドコ? 書いてない(爆)
ダイハツ・ミゼット知りませんかぁ?
今でもありますよぉ。もっと最新式だけどw
舞台は本当どこなんでしょう?
しかも列車から東京タワーが見えてたし(笑)
次回は日本橋がHPに入ってるからそのあたりなんでしょうが・・夕日町三丁目っていったい^^
ミゼットという名もあの三輪車(爆)も知ってるようで知らないようで実際に見たのか何かの映画や古いドラマなどで見たのか曖昧です。
でもかわいいですよね♪
舞台は東京の下町という設定です。
しかし、東京の下町というのも
東京の人にとっては微妙なところなのですね。
深川周辺の人々にとってはそのあたり。
対応する言葉に山の手があるわけですが、
山手線の外側はみんな下町気分を持っています。
しかし、新宿とか品川はもう、
次の宿場町なので新橋から銀座をはさんで日本橋に
いたるあたりが下町だという人もいる。
そうするとやねせん、(谷中、根岸、千駄木)や
浅草の人々が黙っていませんし、
どうみても場末の町の寅さんのふるさとあたりも
じゃ、なにかい、うちは下町じゃないってーのかい。
・・・とこわいのです。
昭和33年にタヌキが生息している場所は
本当は下町じゃないような気もしますが、
ま、原っぱ(基本的に空襲跡)はまだ残っていましたから。
たぬきのいる下町もあったかもです。
上野駅の大看板なつかしかったなぁ。
キッドにとってはそれだけでも
見る価値のあった映画でした。
たぬきが現れるというのはなかなか良かったです。
あのアクマ医師にとっては仄かにぬくまったひと時だったのですね。しかし焼き鳥はたぬきが食べたのか?酔っ払った自分で食べたのか定かじゃないですね(笑
上野からでているSLはCGなんですか?
本当に走らせたのかと思っちゃいました。
上手いものですよね。
しかしあんな遠くからはっきり見える東京タワーってすごくないでしょうか?上野から北へ向かうというのに東京タワーははるか南にあるはずだし・・その辺を突っ込んだらいけなかったね・てへっ・・
でも本当いい映画でした。