GO FOR IT!

何かに向けて走ってます。 旅するランナーです。
NYでエナジーチャージし、HAWAIIでリセットしてます。

二日遅れのただいま

2012-04-24 | Diary

あっという間の5日間のニューヨークのバケーションが終わった。

4月のニューヨークは日が暮れるのが遅い。19時過ぎでも空は青い。気がつけば20時過ぎまで最後の晩も外でうろうろしてた。

荷物もろくに整理しておらず、部屋に戻ったら現実が・・・

焦って片付けるも、意外に早く片付き、びっくり。スーツケースが小さいせいか既にボストンでかなりの重さになっていたので大人しい買い物であったかも(笑)

 

そして、いよいよ帰国。

朝最後の部屋を片付けて帰途につく。いつもお世話になってるわが別宅。また半年後ね。

 

JFKへの移動は、もうすっかり手慣れたもの。全く迷うことない。

地下鉄で移動するのがラクチンになった。

鼻歌を歌う様な感覚で、外へ出て地下鉄に乗る。

 

ここから、少しずつ少しずついろんな小さなアクシデントが降り掛かってくるとは、、そのとき夢にも思わなかった。

 

最寄りの駅に行き、地下鉄に乗る。待ち無しですぐ電車はやってきた。それに乗り、次の駅で快速に乗り換える。

普通なら2~3分も経たずにやってくるのだが・・・・???一向にやってこない。なぜだあーーー。アナウンスはあったのかな?よくわかんない。

しょうがないのでまた各停のホームに移り、慌てて乗り込む。

そして、なんとなく耳を澄ませてると、空港行きに乗り換えるはずの電車が、今日は動かない?間引き運転?なことを放送している。

マジ?よくわからないなあ、確かにそれっぽい掲示が次に止まった電車のホームに見えた。

 

うーん、万が一を考えて手前のグランドセントラル駅で急遽下車。そしてリムジンバスに。

リムジンバスは、まさに出発しようとしていた。向こうから「JFK?すぐ出発するよ~」という声に、息絶え絶えで乗り込む。

ほっと一息。結果予定通り空港には2時間前に到着。途中いろいろあったけど、ここで帳尻があってよかった。

 

しかし、これでは終わらなかった。

いつもはJALで帰るんだけど、今回は帰りのJAL便が取れず、AA便(JAL共同運行)で帰ることになっていたのでいつもと違うターミナル。

チェックインしようとすると、「ここはエグゼクティブだけ。エコノミーはあっち」と指さされたのは自動発券機が並ぶだけのオートチェックイン。

 

なるほどねえ、さすがのコストカットだなあ。としみじみ納得しつつ、自分でチェックインをする。

AA便は普通にアメリカの国内線移動で同じ事をやってるので、そんなに考えることなくなんとか問題なくチェックインし、係員に荷物を渡した。

自分の荷物はターンテーブルに乗って流れていった。

少し疲れていたので、緊張感も若干緩みがちでこの一連の作業に何も疑問を持たずに搭乗ゲートに向かう。

 

ゲートには1時間半前に到着し、ずっとPCを開きいろんなことをさくさく片付けつつ搭乗を待つ。

AAの機内は、よくも悪くも至れリ尽くせりのJAL機内とは違ったが、、、まあチケット代を考えると、こんなものか。と納得させる。

行きで映画2本見ておいて大正解だった。。。パーソナルTVには何も心動かされるものはなく。

今回この本を読んだ。二冊とも秀逸!すばらしかったので13時間半のフライトは意外にあっという間だった。

 

 

途中アラスカ近辺の氷河?は非常に美しかった。

今回は2シートの隣が空席だったので、横になったりとゆっくりさせてもらった。

 

そして、成田へ到着。

ぼーっとしながら久しぶりの日本は寒かった。イミグレを過ぎ、荷物を出てくるのを待ち、連絡をちらほらしながら出てくるのを待つ。

 

一生懸命iphoneを触っていて、ふと頭を上げると、ターンテーブルに「LAST」の看板。

 

ええ???

もう一度見るも、ワタシの赤リモアはどこにもいない。。。なんで??と思ってたら、ターンテーブルの向こうに立っていた係員が乗り越えてやってきた。

「あの、もう全部出ちゃいましたよ」

 

マジですか?

その後ろのAAの受付に行くように言われる。。。あー、これがロストバゲージですか。とほほ。

事情を話し、担当の方から、「クレームタグを見せてください」

ここではっと気づく。

クレームタグもらってない!!!渡してくれなかったと話すもそんな訳ない、との一辺倒。

いや、本当にもらわなかったって。加えてワタシは荷物を預けてないことになってるらしい。そんなはずない!ワタシは自動チェックイン機で荷物の数1という絵をタッチして登録したことは間違いないし、そのまま前で待っていた係員に何も考えずに渡しても何も言われなかった。

 

地上係員は「タグがないと補償もできません」なにーーーー

でも、実際もらう事なかったんだよー、、て暴れても後の祭り。ロストバゲージの手続きをして、伊丹行きへ乗り換え。2時間待ちの間もずっと凹んでた。

乗り換えて伊丹につくも最寄りの駅へのバスは既に出た後でかなり待たなければいけなかったのでタクシーを使う。

何で身軽なのにタクシー使うんだあ、、おまけにいつもより高かったしと自虐的になる。

 

家に帰っても荷物を整理する事もできず、手持ち無沙汰な上に、時差ぼけで眠れず。

待ってても仕方ないので、アメリカのAAのオフィスまで国際電話をしてみた。ワタシの拙い英語で状況を説明するのが非常に苦労する。

あー、戦う英語はまだまだだわあ、、、でも、なんとか成田で届けた荷物の特徴(スーツケースの中にはボストンマラソングッズが入ってる&ランニングシューズ)

はちゃんと情報として伝わっていることはわかり、まだ届いてないとの回答。既に24時間近く経ってるんだけど、、見つからないのかあ

凹みまくり。

会社に行くも土産が無くなったことを説明し、テンションは低いまま。楽しい思いでが吹っ飛んだかのよう。

せめてボストンのメダルだけでも出て来てほしい・・・と半泣きになりながら仕事をこなす。

昼前になって成田のオフィスが空いたと同時に心配になり連絡。

 

すると。

「荷物はJFKで発見されたようです、今移動中ですがまだ確定ではないのでもう一度夕方連絡します」

 

よかったーーー。

とはいえ、本当にワタシの荷物かはわからないし、輸送中どんなアクシデントがあるか分からないのは普段の仕事では日常茶飯事なこと。

夕方に連絡があって、やっとほっとした。到着24時間後。

到着時地上職員にけっこうえらそうに言われてかなりいらっとしてしまっていたが、最後に連絡くれたCSは低姿勢だった。

「すいません、JFKで最近凄い多いんですよ・・・申し訳ありません、よければ改善要望を直接HPから言っていただければ幸いです」だって。

 

ま、ワタシ自身すっかりJALの手厚い対応に慣れきってて気が緩んでいたのも事実。

自分の荷物を手放すときは、必ずクレームタグをもらうことを忘れない様にしないと。向こうが後で貼ってくれるなんて思ったらだめだよねえ。

反省。

 

それにしても、日本人の丁寧すぎる対応に慣れ過ぎていることに20年近く旅しているワタシももう一度気を引き締めねば。

そういえば、アタリマエのことがすごいだなあって思ったこと。

普通に日本に帰ってきたら自販機があって、おつりも細かくでること、何とも思わなかったのに、今日通勤途中の自販機で、おつりがちゃんと出て来たことに改めて感動した。

 

 

そして今日。

無事に荷物は到着。そして、一番大事だったボストングッズを中からごそごそして取り出した。。。

よかったあーーーーーー

  

 

そんなわけで、二日遅れでワタシの最終遠征は、やっとジエンドとなった。

 

会社に行くと、会社の玄関のはなみずきが満開になってた。春もまっさかり。とはいえ、週末には夏日になるそうだ。

 

 

 

さ、ゆっくりするとしますか。今シーズン、おつかれさまでした。

時差ぼけは、少しずつ少しずつ、マシになってきてるが、慌てることなく、走りもしばらくはお腹いっぱいなので放牧生活に入るつもり。

 

いつになったら走りたくなるんかな。シーズンオフに突入。

 


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2 Comments

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お疲れさま (じょうちゃん)
2012-04-24 23:41:04
ひえ~~。色々とありすぎ。
結果オーライなので、
読み終わったほっとしました。
旅はアクシデントがあればあるほど
記憶に残るのよね!!
Unknown (tama)
2012-04-25 00:08:47
じょうちゃん
終わりよければ全てよし、って感じでアクシデントがあるから旅は面白いともいえるよね!
今までも異国の空港でのドキドキやスリリングな体験はもう数知れず!それでも幸いに最後はなんとか丸く収まるのでいい思い出だね。だから止められない、旅です。

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